じつは、さまざまなメディアに取り上げられて、SNSでも「謎に美味しい」と人気を集めているドレッシングなんです。
今回は、そんな謎ドレッシングを使ってキャンプでも簡単に作れるインドの炊き込みごはん「ビリヤニ」風のレシピをご紹介します。
そもそも「インドカレー屋さんの謎ドレッシング」とは?
謎ドレッシングの正式な商品名は「インドカレー屋さんの謎ドレッシング」。
ラベルの写真にもあるように、インドカレー屋さんで出てくるサラダにかけられているオレンジ色のドレッシングを再現したという一品です。
じつは、カルディで先行販売されると瞬く間に完売し、2023年8月からは全国で販売されるようになったという人気商品。
「完全に再現されている!」「インドカレー屋に行ったことはないけど美味しい」と幅広いユーザーから評価を集めているんです。
原材料には玉ねぎやにんじん、赤ピーマンなどすりおろした野菜がたっぷり。
テクスチャはとろりとしていて、マイルドな酸味と甘みが感じられます。
そのため、具材にしっかり絡んで野菜サラダやフルーツサラダ、パスタサラダなどのサラダレシピはもちろん、ローストビーフやカルパッチョにも合いそうです。
謎ドレッシングのビリヤニ風のレシピ
材料(3〜4人分)
- 無洗米 2合
- 鶏もも肉 1枚(約280g)
- 玉ねぎ 1/2個(約150g)
- パクチー 20g
- カレー屋さんの謎ドレッシング 70ml
- 塩コショウ(下味用) 少々
- オリーブオイル 大さじ1
- 水 320ml
- 塩コショウ(仕上げ用) 少々
- パクチー(飾り用) 適量
ご紹介するのは、謎ドレッシングの独特の風味ととろりとしたテクスチャを鶏もも肉の下味に利用するというレシピ。
ちなみに、本来ビリヤニはインドの香り米である「バスマティライス」が使用されることが多いそう。
しかし、こちらのレシピでは謎ドレッシングの風味を生かすため、また実際に調理しやすいように無洗米を使用。
また、調理には3合炊きのラージメスティンを使い、豪快に炊き上げます。
謎ドレッシングのビリヤニ風の作り方
まずは、無洗米を30分ほど吸水させましょう。
普通の白米を使う場合は、研いでから給水させてくださいね。
続いて、鶏もも肉は余計な皮と筋を切り取り、浅く切り込みを入れて食べやすい大きさに切りましょう。
切り込みを入れておくとドレッシングが絡みやすくなるのはもちろん、加熱時に肉が縮んでしまうのを防ぐことができます。
切った鶏もも肉は保存袋に入れ、塩コショウ、謎ドレッシングで味付けしましょう。
今回は味付けの調味料が謎ドレッシングのみなので、炊いても味がボヤけないように塩コショウをしっかり効かせておきます。
鶏もも肉に謎ドレッシングを揉み込んだら、こちらも30分ほど置いておきます。
キャンプで作る場合は、あらかじめ一口サイズに切られた鶏もも肉を利用するか、自宅で下ごしらえしておけばスムーズですね。
包丁とまな板を洗剤で洗ったら玉ねぎの茎部分を切り取って、8等分のくし切りにします。
謎ドレッシングにはすりおろしの玉ねぎが入っているので、こちらは具材として大きめに切って食感を楽しみます。
パクチーは根元を切り落としたら3cm幅に切り、少量を飾り用に取っておきましょう。
メスティンにオリーブオイルを引いて中火で熱し、鶏もも肉を皮から加えて炒めます。
謎ドレッシングを揉み込んだ鶏もも肉は油はねしやすくなっているので、火加減に注意してくださいね。
鶏もも肉が色付いたら、玉ねぎを加えてしんなりするまで炒めましょう。
炒めた具材は一度メスティンのフタに取り出しておきます。
水を切った無洗米、具材、パクチー、保存袋に残ったドレッシング、水の順に入れて軽く混ぜたら火にかけましょう。
ちなみに、今回はドレッシングや玉ねぎの水分も考慮して、水は320mlとやや少なめに設定してみました。
沸騰したら弱火にし、15分ほど炊いていきます。
さらに、火から下ろしたらタオルでくるんで10分ほど蒸らしましょう。
フタを取ったら塩コショウで味を調えてざっくり混ぜ、飾り用のパクチーを乗せて完成!
ランチョンマットの柄のおかげで、謎のインド感が演出できているように見えます。
一口頬張ってみると、米に鶏もも肉のジューシーなうま味、玉ねぎの甘みとパクチーのさわやかな風味がしっかり絡んで絶品。
スパイシー感は控えめなのにちゃんとインド料理っぽい仕上がりで、小さなお子様でも食べやすそうな味わい。
大きめの鶏もも肉と玉ねぎのおかげで食べごたえも十分で、謎の満足感が得られるビリヤニに仕上がりました。
謎ドレッシングがあればキャンプ飯も謎の美味しさに!
紹介したように、謎ドレッシングは具材にしっかり絡む上にマイルドな甘みと酸味が楽しめるので、サラダだけでなくいろいろなアレンジレシピに利用できそうです。
そのさっぱりとした風味は、夏場のキャンプやバーベキューなどにもピッタリ。
ぜひ、いろいろな料理に利用して、謎の美味しさを味わってみてください!