1万円以下でそろえる!イカ釣りの基本と仕掛けなどのおすすめギア | 海・川・カヌー・釣り 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • 海・川・カヌー・釣り

    2024.05.16

    1万円以下でそろえる!イカ釣りの基本と仕掛けなどのおすすめギア

    みなさんは釣具店に行ったことがありますか? たくさんのルアーやエギ(※)、竿などが並んでいてどれもかっこよく、欲しくなってしまいますよね!しかし、初心者が道具を一式揃えようと思った時、ひとつ1000円位するエギや、数万円する竿などはなかなか手が出ないと思います。

    そこで、おすすめなのがダイソーです。本当にダイソーの釣具で釣りができるの?と思う方もいるかもしれませんが、実は「結構釣れる」ということで有名です。私も、実際にダイソーの道具で沢山のイカや魚を釣ってきました。

    今回は、ダイソーの商品などを入れた「1万円で始められるイカ釣りギア」を紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

    ※ルアーを餌木(えぎ)状に変えたもの。これを使ってアオリイカを釣ることをエギングと呼ぶ。

    イカ釣りの基本

    ダイソーのエギで釣れたイカ。

    ダイソーのエギで釣れたイカ。

    イカ釣りは、初心者が始めやすい釣りのひとつではありますが、プロでハマっている人も大勢います。

    それほど、奥が深い釣りだと言えるでしょう。

    イカ釣りの種類

    イカは、たくさんの釣り方があります。今回はエギングに絞って解説をします。

    特に船からの釣りは、船長が釣れるポイントまで連れて行ってくれるため、釣れる確率が格段に高くなり面白いです。漁船によってばらつきがありますが、5,000円~20,000円くらいで行うことができます。

    ターゲットとなるイカの種類

    実はイカは、100を超える種類があります。アオリイカ、コウイカ、ダイオウイカ、スルメイカ……などなど。堤防や磯からよく釣れるのは、アオリイカやコウイカになります。

    イカが釣れる季節

    ダイソーの釣具で釣れた魚

    ダイソーの釣具で釣れた魚。

    イカは年中釣れますが、難易度やイカの大きさが季節によって変化します。

    • 春:大きいサイズが堤防からでも狙いやすく、初心者向けの季節です。
    • 夏:サイズが小さくなるため、釣れてもリリースすることが多いです。
    • 秋:大きめのイカが多くなり、最も釣りやすい季節です。
    • 冬:サイズはかなり大きなりますが、イカが深いところにいて非常に難易度が高いです。

    1万円で始めるイカ釣りギア

    イカ釣りに必須の装備は、以下です。

    • 竿
    • リール
    • エギ
    • スナップ
    • ライフジャケット←必ず用意しましょう
    • フリーザーバッグ

    今回紹介するのは、これらをそろえて合計5,750円。残りはエギの種類を増やしたり、自分が欲しいアイテムに投資しましょう!

    竿

    筆者私物:ダイソーの竿。

    ダイソーの竿(執筆者私物)。

    竿は、ダイソーの「ルアーロッド(180cm)」です。価格は、1,100円。

    こちらは2つに分離しているタイプで、持ち運びが楽なのが特徴。持ち運びの際の長さが短くなるとどこかにぶつける心配が減るので、初心者の方に特におすすめです。

    そして実はこの竿、色んな釣りに使えるのも嬉しいポイント。強度、使用感についても文句なしです。

    この竿で満足できなくなったら、釣具屋でいいものを買う、という流れがいいでしょう。

    リール

    筆者私物:ダイソーのリール。

    ダイソーのリール(同上)。

    リールは、ダイソーの「リール(2000)」です。価格は550円です。

    正直、釣りにおいてリールは本当に大事なので、少しでも余裕がある方は釣具屋で良いリールを購入する方がいいと思います。

    しかし、たまに遊ぶ程度なら、ダイソーのリールでも十分でしょう。

    ダイソーのリールサイズは、1000、2000、3000の三種類がありますが、いろんな釣りに対応できる2000にしておくのがおすすめです。

    エギ

    筆者私物:ダイソーのエギ

    ダイソーのエギ(同上)。

    エギとは、ルアーのような擬似餌のアイテムで、イカに捕らえさせます。そんなエギは、ダイソーの「エギ(2.5号、オレンジ)」です。価格は110円です。

    昔の人はエギを手作りしてイカを釣っていたくらいですから、ダイソーのエギでも十分釣れるのです。

    ただし、エギと同じ見た目で針が魚用のものがあるので、イカ用の針がついたものを買うよう注意しましょう。

    エギの選び方

    エギは、時間帯や天気、季節などで使うものが変わってきます。

    最初からそこまで意識すると釣りを楽しめないと思いますので、まずは外側が明るい色(オレンジやピンク)で、中の下地がマーブルチョコのような柄になっているものがおすすめです。

    明るい色にする理由は、自分が上からエギを見やすく、イカが追ってきた場合格段に釣りやすくなるからです。

    下地の柄は、どんなシーンでもバランスよくアピールしてくれるものが良いと判断して、マーブル柄をおすすめしています。

    スナップ

    筆者私物:スナップ

    スナップ(同上)。

    スナップとは、投げ釣りやルアー釣りで使われる接続金具のことです。SASAMEの「エギスナップM」がいいでしょう。こちらは440円で、エギやルアーを簡単に付け替えることができるアイテムです。

    このスナップが弱いと、イカが掛かった時や根がかりした時に壊れてエギを無くしやすくなります。SASAMEの「エギスナップM」であれば問題なく釣りをすることができるでしょう。

    ライフジャケット

    筆者私物:ライフジャケット

    ライフジャケット(同上)。

    筆者私物:ライフジャケットを腰に巻いています。

    ライフジャケットを腰に巻いています。

    ライフジャケットは、釣りをする上で絶対に買わなければいけないアイテムです。BASAROの「ライフジャケット手動膨張式腰巻タイプ」がおすすめです。価格は、3,480円です。

    今回紹介する中ではいちばん高いものになりますが、命には代えられません。

    なおライフジャケットには、大きく分けて3種類あります。

    • 手動膨張式(手動でエアバッグを膨張させる)
    • 自動膨張式(水濡れを感知して自動でエアバッグが膨張する)
    • ベストタイプ

    今回は手動膨張式を紹介していますが、子供や泳ぎに慣れていない方はベストタイプがいいでしょう。

    手動膨張式の利点は、手入れがしやすく釣りの邪魔にならないという点です。

    また、海の中に入って釣りをしたり、誤って水にぬれてしまったりしても膨張する心配がないので、お財布にやさしくおすすめです。

    フリーザーバッグ

    フリーザーバッグ

    釣ったらすぐこの袋へ!

    フリーザーバッグは、釣ったイカを入れる袋です。

    今回は、「Wチャックマチ付きフリーザーバッグL 11枚入り」を紹介します。価格は、110円です。

    イカの墨が漏れると大惨事になりテンションが下がるので、大きいサイズのダブルチャックでしっかり密封しましょう。

    なお、イカは釣ったら袋にすぐ入れるか、墨を水で流すなどして、釣り場を汚さないように注意しましょう。

    釣り場の選び方

    まずはネットでイカが釣れるポイントを調べて、良さそうな漁港や堤防に行きましょう。

    場所については、小魚が沢山いるところや、墨の跡が沢山あるところで釣りをするといいと思います。

    なお、風が強い日や、波が高い日は危険なので釣りは控えましょう。

    安全に楽しむための基本的なマナー

    最近では釣り人口が増え、良いポイントは人で溢れかえっています。釣りは針や鉛などを投げるので、周囲に十分注意して行います。

    特に慣れないうちは隣の人との間隔を十分にとって、皆が気持ちよく楽しめるように努めましょう。

    まとめ

    少しの時間で手軽に楽しめるイカ釣りは、釣り初心者の方に最適です。皆さんもこの記事を参考に、イカ釣りに挑戦してみてはいかがでしょうか?

    最後に、今回の注意点をまとめます。

    • イカ釣り用の針がついたエギを買いましょう。
    • イカ墨で釣り場を汚さないようにしましょう。
    • 風が強い日や、波が高い日は危険なので釣りは控えましょう。
    • 釣りをする際は周囲に注意しましょう。
    • ライフジャケットは必ず着用しましょう。

    最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

    私が書きました!
    島人ライター
    くきの
    島生まれ島育ち、生粋の島人ライターです。漁師の父を持ち、幼い頃から釣りやキャンプなどのアウトドアに触れてきました。現在自分でキャンプ場を作るために、勉強も執筆も一生懸命頑張っています!

    NEW ARTICLES

    『 海・川・カヌー・釣り 』新着編集部記事

    夏場の釣りにも!セリア・シマノほか手を塞がず携行できるペットボトルホルダーBEST3

    2024.07.25

    カヌーをかついでカナダの森をポルタージュ! 限界を超えた経験とは

    2024.07.24

    大自然の中の発酵サウナと憧れのサーフポイント【徳島県海陽町編】

    2024.07.21

    簡単に渓流魚を誘い出す渓流ルアー「D‐インサイト」の魅力を解説!

    2024.07.15

    ウェーダーでの釣りはメリットがいっぱい!その魅力を解説

    2024.07.12

    どハマリ間違いなし!キス釣りの「ちょい投げ」に必要な道具、仕掛け、適した場所を紹介

    2024.07.07

    渓流釣り初心者におすすめ!新潟・魚野川の支流・登川でキャッチ&リリースしてみた

    2024.06.28

    カナダのアウトドアの醍醐味・カヌーキャンプを愛艇のカナディアンカヌーで!写真と共にご紹介

    2024.06.27