
CONTENTS
オールウェザーブランケットとは?
オールウェザーブランケットは様々な用途に使用できる万能シート。表面は厚手のポリエチレン素材、裏面にはアルミニウムのシートが圧着されている。

裏側は銀色のアルミニウム素材。
裏面のアルミニウムは高い保温効果がある素材。身体に巻けば体温を逃さないため、ビバークをしなければならないような、緊急時にも大活躍する。
4隅にはハトメがあるので、紐を通して引っ張ることで、タープの様に使用することも可能。ハイキングの休憩時にはレジャーシートとしても重宝する。
▼参考記事
使い方は様々!オールウェザーブランケットの使用例
オールウェザーブランケットの使用例
タープ泊にも◎!グランドシートとして使用

DDハンモックス「DDタープ」でタープ泊。
トレッキングポールでタープを設営し、「オールウェザーブランケット」を敷く。

ヘルメットとザックも並べられる。
片側をあけた状態で一夜を過ごすと、朝、目の前に森の景色が飛び込んでくる。この開放感がたまらない。
▼参考記事
冬キャンプでも活躍!インナーシートとして使用

今回の冬キャンプの装備。
「オールウェザーブランケット」をインナーシートとして使用。筆者は「オールウェザーブランケット」を山岳テントでいつも使っている。
外気温が一番低くなったのは、明け方の6時過ぎで、マイナス0.4℃。「オールウェザーブランケット」にマット、寝袋を重ねて、問題なく就寝できた。
▼参考記事
アウトドアプロデューサーはこう使う!オールウェザーブランケットの活用法
キャンプで寒くて寝られないとき、どうしたら?そんな悩みに、アウトドアプロデューサーの長谷部雅一さんがお答えする。
キャンプで寒くて寝られないときどうする?
寒さの原因とは?
「どうして寒いのかというと、もちろん外気温が低いからなんですが、キャンプにおいて、いちばんの天敵は、下からの冷気になります。これを防げれば、快適に寝られるようになります」(長谷部)
「オールウェザーブランケット」を使って下からの冷気を防ぐ
「僕はテントのグラウンドシートの上にタイベックシルバーという建材を敷いています。けっこう熱を守ってくれて、冷気を遮断してくれるので、おすすめ。
さらにその上に、オールウェザーブランケットというのを重ねます。こちらも熱を逃さないエマージェンシーブランケットとして使えるものです。体感ではわからないのですが、2枚を重ねたところの温度を測ってみると、4度違いました。
さらにこの上にスポンジマットを。それでもまだ冷気が伝わってくるので、エアーがあってしっかり冷気を遮断してくれる厚手のものを敷きます。それでも寒くて心配という方は、封筒型で中綿が化繊のタイプを敷くといいでしょう。ダウンだと、人間の重さでどうしてもぺちゃこになってしまって冷気が伝わりやすくなってしまいます。それが化繊だと、潰れにくくなるんですね。これは夏用でも安いものでも大丈夫です。
その上に自分が寝る寝袋を置きます。寝袋は断然、山岳用のマミー型でダウンがおすすめです。さらに冬用タイプだとよりいいですね。マミー型は、顔の部分を絞れるので体内の熱を外に逃しません。5枚仕立てでさらに冬用の寝袋を使う。これで下からの冷気をしっかりと遮断することができますよ」
▼参考記事
オールウェザーブランケットをチェック
PAX(パックス) オールウェザーブランケット2
オールウェザーブランケットの性能を引き継いだリニューアル商品。オールシーズン・全天候対応の多機能ブランケット。