提供/タイガー魔法瓶
キャンプのごはん炊きをエンタテインメントに変えるアウトドア炊飯ギアが誕生。その使い勝手はどうなのか。フードコーディネーターの三宅香菜子さん一家がテストしてみました。
タイガー魔法瓶/魔法のかまどごはん KMD-A100
電気・ガスが使えない災害時にも役立つ新聞紙燃料の炊飯器。なべの上半分がかまどから露出し、上下の温度差によりお米の対流が生まれる仕組みだ。オンライン限定で好評発売中! ¥19,800
- サイズ=約25×25×高さ23.3(収納時18)㎝
- 重量=約3.1㎏
- 炊飯容量(白米)=1〜5合
「CAMMOC」(キャンモック)代表社員 三宅香菜子さん一家

キャンプのある暮らしを発信するクリエイターズユニット「CAMMOC」の食担当。キャンプコーデもお任せあれ。今回は夫で写真家の濵田さんと愛娘2人と一緒に炊飯に挑戦!
えっ、新聞紙でごはんが炊けるの!?
話題のアウトドア炊飯器をフィールドテスト
野外での炊飯は、火加減が難しい。焦がしたり、芯が残ってしまったりと失敗がつきものだが、外で食べればなんでもおいしいし…と思っていたところに「キャンプだからって、おいしいごはんをあきらめないで!」と、本格派のアウトドア炊飯器が登場した。
燃料は新聞紙。3合なら約34分でごはんが炊けるから、停電時や災害時にも心強い。
「まずは新聞紙で薪を作るぞ!」
「わたしもやりたーい!」
家族そろって新聞紙をクシャクシャ丸める。これが意外に楽しい♪
新聞紙の薪を左右の投入口に交互にくべていく。かまどの蓄熱に加え、薪のペースを速めることで「はじめチョロチョロなかパッパ」の火加減で炊き上がるのだ。
せっせと新聞紙薪をくべているうちに、ほのかにごはんの香りがただよってきた。
15分の蒸らしの後、恐る恐るふたを開けると、ふっくら白ごはんが!
「焚き火感覚で炊飯を楽しめるし、ごはんがこんなにおいしいと、他の料理も一段とおいしく感じられますね」と三宅さん。
「おいしい~! おかわり~ !!」
かまどで炊いたごはんっておいしいよ!

炊き上がりの香りが食欲をそそる。一粒一粒がふっくら立ち、甘みもしっかり感じられ、おかず不要!
アウトドア炊飯器「魔法のかまどごはん」でおいしいキャンプごはんを炊き上げよう!

白米は40分~3時間(冬)浸水。

新聞紙1部、軍手、ノズルの長い着火用ライターを用意。

新聞紙を半分に裂き、対角線で折る。端からクシャクシャと丸めて細長くし、二つ折りにして軽くねじる。お米3合なら18本用意。

新聞紙薪をかまどに投入し火をつける。1分半間隔で左右の投入口へ交互に6回繰り返す。

「はじめチョロチョロ」の段階。米の糖度が上がり甘みが増す60℃をゆっくり通過させる。

7本目の薪から「なかパッパ」の段階。1分間隔で新聞紙を投入し(計11本)、火力をアップ。

10分間蒸らしてから最後の薪を投入し、余分な水分を飛ばす。さらに5分蒸らして完成!
旨いごはんを炊き上げる秘密は
煙突効果+かまどの遠赤外線!

かまど後方の煙の出口が煙突効果を生み出し、少ない薪で効率良く加熱。かまどが放つ遠赤外線熱でムラなく均一に炊き上げる。
かまどとふたは三重県四日市の「萬古焼」(ばんこやき)!

ふた

なべ

五徳

すのこ網

かまど
重石代わりにもなる重さ600gの陶器製のふた、金属製のなべ(フッ素加工済み)、なべを保持する五徳、新聞紙薪をのせるすのこ網、萬古焼のかまどで構成。
お手入れも簡単!

なべのススは濡らしたスポンジタワシの研磨粒子側で拭くだけで落ちる。
「BE-PAL FOREST CAMP 2023」でも話題沸騰!
秋に開催されたBE-PALのキャンプイベントには、開発者の村田勝則さんも登場。炊飯実演を披露するとともに開発エピソードを語ってくれた。ずらっと並ぶのは試作品で初号機は植木鉢を利用。セメントで型を作り試行錯誤を繰り返し2023年10月に満を持して発売に至った。

ごはんの炊ける仕組みを子供たちも実感。「防災用にもピッタリ!」と、その場で即買いする人も。

次のキャンプは白ごはん!
『魔法のかまどごはん KMD-A100』製品紹介・販売ページ
詳しい商品情報はこちら⇒ https://www.tiger-corporation.com/ja/jpn/product/rice-cooker/kmd-a/
提供/タイガー魔法瓶 https://www.tiger-corporation.com/