キャンピングカーで北ノルウェーなど北極圏の旅へ!雪山を見ながらサーフィンも楽しめちゃうんです - 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • 海外の旅

    2024.03.09

    キャンピングカーで北ノルウェーなど北極圏の旅へ!雪山を見ながらサーフィンも楽しめちゃうんです

    キャンピングカーで北ノルウェーなど北極圏の旅へ!雪山を見ながらサーフィンも楽しめちゃうんです
    北欧のアウトドアガール、ヤンニ・オルソンがアウトドアの魅力を紹介。
    かの地では、サーフィンを楽しむこともあるのだとか!
    実際に彼女が行った、キャンピングカーを使ったサーフトリップの模様をレポート。

    キャンピングカーなら疲れた体をベッドで癒せる

    キャンピングカーとヤンニ

    北極圏のサーフトリップに挑むなら、キャンピングカーでの移動がおすすめ。

    北ノルウェーの周辺はキャンパーにとっての楽園。スウェーデンとフィンランドと同じように、ほぼどこでもキャンプをすることができます。リュックを背負って、自分の足でゆっくり進んで、大自然の中でキャンプをするのももちろんいいのですが、変わっていく景色を楽しみながらさまざまなアウトドアアクティビティーに挑戦してみたい方には、キャンピングカーもおすすめです

    キャンピングカーなら移動がスムーズだし、ギアもたくさん持っていくことができます。さらに、遊び疲れた体を回復させるうえでも、キャンピングカーは魅力。筋肉痛になった体は、テントで使用するマットレスとは段違いの柔らかいベッドで休んだほうが、絶対いいに決まっていますから。

    サーフボードを積む

    サーフィンのような、荷物が多くて持って行きづらい時にはキャンピングカーがベスト。

    北極圏でキャンプするときの決まりごと

    ノルウェーではほとんどの場所でキャンピングカーを停められますが、人が住んでいる家などから150m以上距離を取らなければいけないというルールがあります。  また、最近はキャンプしてはいけない場所が出てきました。

    例えば、人気の観光地であるロフォーテン諸島では、観光客が消防署の入り口のすぐ前や、墓地や人の庭などでキャンプをしたせいで、禁止の場所が出てきました。人に迷惑をかけない場所を選ぶことはもちろん、人気の観光地などであればオンラインで事前に必要な情報を確認しましょう。

    眼前の絶景

    どこでキャンプをしても、美しい景色が目の前にある。

    このように、北欧では周囲に迷惑をかけない場所でキャンプをするのが普通ですが、心配しないでください。キャンプ場は一応あります(笑)。

    何もない場所に泊まるのが不安な方は、ぜひそちらへいらしてください。最低限の設備しかないキャンプ場が多いですが、シャワーや食事ができる場所も付いているところもあります。設備が充実しているキャンプ場で泊まりたいのであれば、有名な観光地の周辺で探してみてください。例えばロフォーテン諸島には「Lofoten Beach Camp」 というキャンプ場があります。そこはとても広く、施設がきれいです。

    キャンピングカーサーフトリップ

     今まで私が一番印象に残ったキャンピングカーでの旅は、極夜のサーフトリップです。

    「北極圏でサーフィン?」と驚く方も多いでしょう。実は、北極圏周辺にはヨーロッパの中でもトップレベルのサーフポイントがあるのです。もちろん、初心者向けの場所もあります。私が向かったのは、そんな誰もいない波が優しいところでした。

    極夜の様子

    極夜はほぼ真っ黒。数時間はこのような、朝日のような景色が続く。

    極夜の時期だったので、移動している間は周りが真っ暗でしたが、目的地に着いたら夢のような景色が広がっていました。きれいなピンクに染まった空の下に北極海が広がっていて、周りは雪山。パドルアウトをしても誰もこなくて貸し切り状態でした。このような景色に囲まれて、たった1人でボードの上に座るととても神秘的な気持ちになりました。このときのキャンピングカーの旅は、一生の思い出です。

    サーフィンをするヤンニ

    北極海でたったひとりのサーフィン。少し怖く感じることもありましたが、神秘的な体験でした。

    ノルウェーの北部の景色は息を吞むほど綺麗な上に、狭い範囲でさまざまなアクティビティーが楽しめます。トロムソ周辺やロフォーテン諸島ではバンやキャンピングカーなどを借りれる場所があるので、こうした旅に興味があればぜひ行ってみてください。一生忘れられない体験になると思います!

    サーフボードを抱えるヤンニ

    一生の思い出になるキャンピングカーの旅へ、あなたもぜひ!

    写真:Christian Olsson

     

    私が書きました!
    スウェーデンのアウトドアガール
    ヤンニ・オルソン
    スウェーデン出身のアウトドアガール。女優、タレント、モデル、レポーター、コラムニストの顔を持つトリリンガル。自然やアウトドアをこよなく愛し、北欧式キャンプや、フィーカを通じて日本でのアウトドアアクティビティの魅力を広めようと日々奔走中。現在は温泉ソムリエ、焚き火検定(焚き火スト)、サウナ・スパ健康アドバイザーの資格を持つ。ヤンニの冒険はAmazon Prime Video「Getting Dirty in Japan]で配信中。

    NEW ARTICLES

    『 海外の旅 』新着編集部記事

    実在するシャーロック・ホームズ“終焉の地”!?スイスの名瀑「ライヒェンバッハ滝」を巡る

    2025.07.11

    オーストラリアのハイキングは歩行以外も面白い!【「海外書き人クラブ」お世話係・柳沢有紀夫の世界は愉快!】

    2025.07.10

    南カリフォルニアの高地にある癒し空間。リハビリ中の動物たちが暮らす動物園とは?

    2025.07.09

    ヨーロッパの山々に囲まれた小国・アンドラの最高峰へ!残雪期の「コマ・ペドローザ」挑戦で夫婦が得たもの

    2025.07.08

    オーストラリア大陸の中央でご来光登山!【「海外書き人クラブ」お世話係・柳沢有紀夫の世界は愉快!】

    2025.07.06

    “大地を歩く感”が半端ない!オーストラリアのララピンタトレイル【「海外書き人クラブ」お世話係・柳沢有紀夫の世界は愉快!】

    2025.07.02

    「え、ここ通れるの!?」スペイン南部の“石の迷宮”「エル・トルカル・デル・アンテケラ」を歩く

    2025.06.30

    ボルネオ島は海鮮料理天国!海や川の豊かで新鮮な食材と華人たちの出会いが生んだ奇跡

    2025.06.29

    家族で31日間の海上生活!ヨットで南太平洋横断、アイランドホッピングの旅

    2025.06.29