インド・混沌の首都デリー。超定番安宿街&チベット人居住エリア探訪 - 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • 海外の旅

    2017.10.04

    インド・混沌の首都デリー。超定番安宿街&チベット人居住エリア探訪

    翌日、デリーの中心部から少し北に離れた場所にある、マジュヌカティラという場所を訪れました。メトロ(地下鉄)のイエローライン、Vidhan Sabha駅から、オートリクシャーで10分ほど(乗り合いで10ルピー、普通に乗ると40ルピー)。ここはチベット本土から亡命したチベット人やその子孫が多く集まって暮らしている地区です。

    マジュヌカティラもまた、大勢の旅行者が集まるエリアです。手頃な料金の宿のほか、レストランやカフェも揃っていて、パハールガンジではなく、ここを定宿にしている外国人旅行者もたくさんいます。

    チベット仏教のタンカ(仏画)を扱っているお店。職人さんが真剣な目つきで作業に取り組んでいました。

    マジュヌカティラはけっして広いエリアではありませんが、通り沿いにはこんな風に露店が軒を連ねていて、のどかな中にもにぎわいを見せています。

    ふらりと入ったチベットレストランで、おひるごはん。トゥクパ(チベット風煮込み料理の総称で、通常は主に麺料理を指します)をいただきました。具は野菜のみで、あっさりスープのやさしい味でした。

    パハールガンジとマジュヌカティラ。デリーの安宿街の中でも対照的なエリアを訪ねてみましたが、混沌と喧噪のパハールガンジでさまよってみるのも面白いですし、穏やかな雰囲気のマジュヌカティラでほっとひと息つくのもいい選択肢だと思います。デリーに宿泊する予定のある方で、予算的に高級ホテルにはちょっと泊まれない……という場合は、これらのエリアも検討してみるといいのではと思います。

    ◎文/写真=山本高樹 Takaki Yamamoto
    著述家・編集者・写真家。インド北部のラダック地方の取材がライフワーク。著書『ラダックの風息 空の果てで暮らした日々[新装版]』(雷鳥社)ほか多数。
    http://ymtk.jp/ladakh/

    NEW ARTICLES

    『 海外の旅 』新着編集部記事

    トレイルを進みながら先々の計画に悩む日々【プロハイカー斉藤のナショナルシーニックトレイル踏破レポ vol.22】

    2025.05.01

    人気の山岳リゾート地にして高地トレーニングの名所!「ビッグベアー」ってどんなところ?

    2025.04.30

    トレイルを歩かない日「ゼロデイ」の過ごし方【プロハイカー斉藤のナショナルシーニックトレイル踏破レポ vol.21】

    2025.04.28

    ただ歩くだけで旅になる!メキシコの港町「エンセナダ」で潮風ウォーキング

    2025.04.27

    鉄道と仲良く並走する(?)珍しいトレイル【プロハイカー斉藤のナショナルシーニックトレイル踏破レポ vol.20】

    2025.04.25

    春~夏にくるツバメはどこに巣作りする?日米での生態の違いは?【動物ドッキリクイズ・その26】

    2025.04.24

    ひとつのトレイルを終え、ひと息つく間もなくさらに前へ【プロハイカー斉藤のナショナルシーニックトレイル踏破レポ vol.19】

    2025.04.23

    いよいよ終盤!C&O運河トレイルで出会った心優しいバイカー【プロハイカー斉藤のナショナルシーニックトレイル踏破レポ vol.18】

    2025.04.21

    カナダ・オンタリオに黄金に輝く水の島があった!

    2025.04.20