モンベルの定番「ダウンハガー」シリーズのおすすめシュラフ!軽くて暖かい世界初の構造 | 寝袋・枕 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    寝袋・枕

    2024.02.16

    モンベルの定番「ダウンハガー」シリーズのおすすめシュラフ!軽くて暖かい世界初の構造

    日本を代表するアウトドアブランド・モンベル。そんなモンベルの定番人気シュラフ「ダウンハガー」シリーズのラインナップから、世界初の構造を持つ「シームレスダウンハガー」のおすすめモデルと、その魅力を紹介。シュラフの選び方も解説する。

    モンベルの人気シュラフ「シームレスダウンハガー」とは

    1975年の設立以来、“Function is Beauty(機能美)”と“Light & Fast(軽量と迅速)”をコンセプトに数々の商品を生み出している、日本を代表するアウトドアブランド、モンベル。モンベルの代表的なギアのひとつとして挙げられるのが、寝袋だ。初めて買ったシュラフはモンベルという方も少なくないのではないだろうか。

    モンベルの技術が詰まった「シームレスダウンハガー」シリーズは、寝袋の内部を仕切る隔壁をすべて取り払い、ダウンのロフト(かさ高さ)を最大限に生かすという、世界初の構造を持つスリーピングバッグ。ストレッチ性や軽量コンパクト性が高く、高品質ダウンの保温力を引き出している。

    ▼参考記事
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    「ダウンハガー」シリーズは対応温度別に7種類

    「ダウンハガー」シリーズは、対応温度によって全部で以下の7種類に分けられる。

    • EXP.
    • #0
    • #1
    • #2
    • #3
    • #5
    • #7

    数字が小さくなるほど、低い気温に対応していることを表す。EXP.や#0、#1は氷点下の厳しい環境でも使えるモデルだ。

    #3は比較的温暖な環境、3シーズンでの使用に向いている。一方で#7は夏の低山や、自転車ツーリング、バイクツーリングでの使用に適しており、自分が使用する環境によって選べるのが特徴。

    ▼参考記事
    バロウバッグ#3の魅力は?2つのモデルとおすすめの寝袋を紹介

    シュラフの基本的な選び方

    対応シーズン・温度をチェック

    夏には肌掛け、冬には羽毛布団と寝具を使い分けるように、寝袋にも適応するシーズンや気温がある。メーカーのHPやカタログでは夏用・冬用・3シーズン用(春夏秋用)という分類がされているが、選ぶときにより役立つ目安となるのが、「快適使用温度」と「限界使用温度」だ。

    快適使用温度:快適に使用できる目安の温度
    限界使用温度:どうにか使用できる目安の温度

    「どうにか使用できる」とは、何らかの工夫をすれば使用可能ということで、決して推奨されている温度ではない。標高の高い山や冬登山のような寒さの厳しい夜だと、限界使用温度を下回るリスクも考えられる。

    夏でも標高が高ければ5~10度程度、冬は-5度以下に対応するものが望ましい。最も汎用性の高い3シーズン用は、だいたい-5度~5度が目安となる。

    FP(フィルパワー)が暖かさの基準

    対応温度を決める主な要因となるのが、寝袋に使われる中綿の素材と封入量。冬用には軽量で暖かなダウンが多く、夏用には安価で手入れがしやすい化繊が多く使用されている。

    保温性を高めなければいけない冬用は中綿量が増えるため、厚みがあるものが多く、反対に夏用は薄くコンパクトにまとまる傾向にある。3シーズン用は冬用と夏用の中間の厚みだが、対応温度によって素材の厚みが増減するため、自身のキャンプスタイルとのすりあわせが肝心だ。

    なお、ダウンの量は、羽毛のかさ高性を示す「FP(フィルパワー)」で表される。FP値が大きいほど軽量かつ保温性に優れる高品質なダウンであることを意味する。冬用を選ぶときはこの値に注目しよう。

    ▼参考記事
    寝心地の良い寝袋でキャンプをより楽しく!おすすめ13選と選び方も紹介

    900フィルパワーで防水性もある「ドライ シームレス ダウンハガー900」シリーズ

    ドライ シームレス ダウンハガー900 #1

    防水透湿性素材を使った900フィルパワーダウンのスリーピングバッグ。快適温度マイナス3度Cで冬季に活躍する。ダウンを水分から守り、安心して使えるモデルだ。

    ▼参考記事
    【第1弾】モンベルの2021年春夏新作は、大型2ルームテントなどキャンプ用品が目白押し

    ドライ シームレス ダウンハガー900 #3

    内部隔壁を廃し、代わりに特殊な撚り糸を使ってダウンの片寄りを防ぐ「スパイダーバッフルシステム」を採用した防水シュラフ。縫い目の少ない構造を生かし、表地に防水透湿素材を使用することでダウンを水濡れから守り保温力を最大限に引き出している。

    ●収納サイズ:直径14×28cm
    ●重量:541g
    ●快適使用温度:4℃
    ●下限温度:-1℃
    ●極限温度:-16℃

    教えてくれたのは…
    アウトドアライター
    ホーボージュン さん

    大海原から6000m峰まで世界中の大自然を旅する全天候型アウトドアライター。Twitterアカウントは「@hobojun」。

     

    バッフルチューブのない画期的なワンピース構造

    モンベルの、世界に類を見ないユニークな寝袋。見てのとおりバッフルチューブがなく、寝袋全体がひとつの袋でできているのだ。

    これまでの寝袋は、内包する羽毛の移動や偏りを防ぐために、バッフルと呼ばれるチューブの中に羽毛を封入していた。しかし今回開発した「スパイダーバッフルシステム」は、特殊な枝を持つ糸を、頭の頂点からつま先まで簾のように縦に配置し、この糸にダウンボールを絡ませることで均一に分布させる。これによって羽毛の偏りやコールドスポットができにくくなるうえ、羽毛本来の豊かな膨らみが得られる。またバッフルを作るための隔壁や縫い目がなくなり、大幅に軽量化できた。

    さらに表地に縫い目が出ないのでメンブレン入りの防水透湿生地を採用でき、高い保温力と水濡れや雨に対するプロテクションが発揮できるのである。

    最初はあまりの薄さに不安を感じたが、実際に寝てみると暖かい空気がフワリと体を包み込み、とても快適だった。ショートジッパーなので使いこなしが難しいが、この軽さとコンパクトさは登山などで活躍してくれると思う。

    ここがスゴい!体に密着して暖かさを逃さない

    内外を裏返した状態。

    裏地はゴム糸でスパイラル状に縫ってある。深いギャザーを作ってあり、体にぴったり密着して暖かい。

    防水メンブレン入りで水濡れにも強い


    表地には防水透湿素材(ゴアテックスインフィニウム・ウインドストッパー)を採用し、高い防水性を誇る。縫い目もシーリング済み。

    特殊な撚糸に羽毛が絡まって保持される


    「スパイダーヤーン」という特殊な撚糸から枝状の触手が無数に出ていて、この触手にダウンボールが絡みついて保持される仕組みだ。

    ▼参考記事
    キャンプでも快適に寝たい人必見!最新の寝袋2モデルを紹介!

    暖かさと軽さを両立する「シームレス ダウンハガー800」シリーズ

    シームレス ダウンハガー800 #1

    ダウンが偏りにくい独自のスパイダーバッフルシステムを採用。保温性、伸縮性、軽さ、コンパクトさなど、欲しい機能を凝縮。

    ▼参考記事
    2024年は化繊仕様の寝袋がアツい!アウトドアの達人が注目した5アイテム

    シームレス ダウンハガー800 #3

    隔壁がなくてもダウンの偏りを防げる独自構造「スパイダーバッフルシステム」を採用。快適温度は4度C、-1度Cまで使用可能。夏の高山から冬の低山キャンプまで一年を通して使える、トータルバランスに優れたモデルだ。

    ●サイズ:R/ZIP(右ジッパー)、L/ZIP(左ジッパー)
    ●収納サイズ:直径13×26cm(3.0L)
    ●重量:531g(スタッフバッグを含む総重量:555g)
    ●快適温度:4度C
    ●使用可能温度:-1度C
    ●適応身長:183cmまで
    ●素材:生地/10デニール・バリスティック エアライトRナイロン・タフタ(はっ水加工)、中綿/800FP EXダウン

     

    まさに羽毛が羽を伸ばした隔壁のない寝袋

    暖かさと軽さを両立する800FP EXダウンと、はっ水加工を施した超軽量シェル素材を組み合わせた軽量スリーピングバッグ。独自の「スパイダーバッフルシステム」は、内部に特殊な糸「スパイダーヤーン」を張りめぐらせ、一定量のダウンを保持。隔壁がなくてもコールドスポットができにくくなっている。隔壁がないので縫い目が少なく、表面に針穴がほとんどないため高い気密性を実現している。

    モンベルが特許を持つ「スーパースパイラルストレッチシステム」は、生地の繊維方向を斜めに配置し、ゴム糸でステッチすることで体にぴったりフィットしながらも、大きく伸びるので、リラックスした体勢でくつろぐことができる。

    長期保管用のストリージバッグが付属

    洗濯用ネットとしても使用できる、長期保管用のストリージバッグが付属する。

    長期間使用しない際は、付属のストリージバッグにゆったりと入れておくことで、ダウンのロフト(かさ高さ)低下を最小限に抑えることができる。さらに、ストリージバッグは寝袋の洗濯用ネットとしても使用することができ、自宅でケアができるのもうれしいポイント。

    ▼関連記事
    mont-bell (モンベル) / シームレス ダウンハガー800 #3

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