ホーボージュンのSUVフィールド試乗レポート!三菱「アウトランダーPHEV」×マツダ「CX-5」 | 試乗記 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル - Part 2
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    2017.08.14

    ホーボージュンのSUVフィールド試乗レポート!三菱「アウトランダーPHEV」×マツダ「CX-5」

    Text

     実際に走ってみた感想は?
     CX-5のディーゼルエンジンは始動直後から静かで、ゼロスタートから2000回転で湧き出るようなトルクが味わえる。常用域のスピードでの加速も力強いし、アクセルを緩めて流しても軽快だったよ。
     力強さではアウトランダーPHEVも負けていません。
     ゼロ発進から滑らかにずんずんと進むモーターは最高! EVモードにして、ラジオもエアコンも切って、窓を開けながら鳥の声を聞きながら走ると、ホント気持ちいい〜。

     ハイブリッドならではの給電機能も見逃せませんよね。
     大きなバッテリーを床に積んでいるぶん、乗っていて重ったるい感じが気になったけど、クルマの走行システムがモーター主体になっていくのは当然だと思うし、慣れてしまうと普通のクルマがうるさく感じる。
     2台はキャラクターこそ違えど、経済性はいうことなし。日本の技術はすごいですね。

     経済的であることは資源の枯渇を防ぐためにも重要だし、技術の追求はクルマ大国である日本の責務。この前、モンゴルに行ってきたんだけど、国道を走っているのは古いクロカン4WDかトヨタの古いプリウス。中国製のバッテリーに乗せ換えて、元気に走ってるんだ。
     日本の技術がモンゴルの環境保全に貢献してるんですね。
     結果的にね。だから、これら最新技術の結晶を僕らが乗らないでどうする! と思うんだ。

    今回のテスター
    ホーボージュン
    ユーラシア大陸横断や南米縦断、パリ~ダカールラリーへの参戦を通してクルマの性能を実体験してきたアウトドア・ライター。トルクの出具合やブレーキの感触、ルーフキャリアを設置したときの間隔までチェックするところはさすが!

    ◎構成/櫻井 香 ◎撮影/見城 了、小倉雄一郎

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