日本は寒い冬ですが、常夏のフィリピンは今もホット!
世界最大級の旅行口コミサイトである『トリップアドバイザー』が選ぶ『アジアのベストビーチ』で3年連続ナンバー1(2013~2015年)に輝いたビーチがフィリピンにあります。
「有名なセブ島にあるのかな…?」
いえ、実はマニラから南へ約140キロのパナイ島沖のボラカイ島にあるんです。その名前は、ホワイトビーチ。聞き覚えがないですよね?でも、フィリピン人の旅行仲間たちから「絶対にオススメだよ!」と言われて行ってみました。
水の青さが半端ではない!
まず、マニラからパナイ島にあるゴドフレド・P・ラモス空港へ到着。ボラカイ島に向かう観光客向けに、この空港にはセブパシフィックなど多くの航空会社が乗り入れています。そこから桟橋へ移動し、ボラカイ島の港にフェリーで向かいます。
到着した途端、驚きました。
「フェ、フェリーが浮いとる!」
そんな風に勘違いするほど、水が透明だったのです。
そこから簡易タクシーに乗ってホワイトビーチ地区へ到着。とりあえずホテルに荷物を置いて、ビーチへと小走りで向かいました。
思わず駆け出したくなる砂浜!
ホワイトビーチ、当たり前ですが白い!名前の通り白い砂浜が4キロに渡って続いています。右を向いても左も向いても、砂浜がず~っと続いています。その背後にはヤシの木。あまりに南国らしい光景に思わず笑ってしまいました。
そこで無心に砂を掘っているオジサンたちを発見。
「子供に砂のベッドを作ってるんだよ」
なるほど、なるほど。こんな綺麗な砂浜ですから、童心に帰りたくなりますよね!
海にはレンタルヨットがたくさん。ビーチ周辺を回ることができるのです。底の透明なカヤックを漕ぐ体験もできます。
このようにマリンスポーツを何でも楽しめるのも、ホワイトビーチの魅力。パラセイリングを楽しむ人影も沖合に見えます。ボラカイ島の西側に位置するホワイトビーチは波が穏やかでサーフィン向きではないのですが、東側にあるブラボッグビーチは波が高く、そちらはサーファーのメッカになっているそうです。
そして、ホワイトビーチ横の歩道には、レストランやカフェがずら~っと並んでいます。フィリピン料理だけでなく、各国料理が食べられるのが魅力だと、先述のフィリピンの旅仲間は語っていました。
「ハロー、特製カクテルはどうだい?」
高さ60センチはありそうなマンゴーカクテルを用意していたバーのスタッフが声をかけてきました。いやあ~、そんなの飲みきれませ~ん!
フィリピンというと治安が不安という人もいるかもしれませんが、ホワイトビーチは夜でも安心して出歩けます。実際、店の多くが夜遅くまで営業しています。
青の洞窟に美しさに感動!
翌日は、アイランド・ホッピングのツアーに参加。ボラカイ島周囲の小島を巡るのです。フィリピンの伝統的な船である、両脇に支えがついたバンカ船に乗っていきます。砂浜で泳いだり、魚が集まるスポットでシュノーケリングを楽しんだり、自然の作り上げた奇妙な岩を眺めたりと楽しさ満載。
そして、最大の目玉がラウレル島、別名クリスタル・コーブ・アイランド。断崖近くにある狭い階段を降りていくと、そこは鍾乳洞になっていて海とつながっています。形容のできない美しさの青さ!
アイランド・ホッピングの料金はツアー会社や内容によりますが、600~800フィリピンペソ(約1600~2100円)くらいです。
ツアーを終えてホワイトビーチに戻って来ると、今度はそこに美しいサンセットが待っていました。最高の2日間を過ごすことができました!
日本人にはあまり馴染みがないですが、実は、このボラカイ島、フィリピン内外の観光客から注目を集めているんです。オーバーツーリズムによる環境汚染の対策のため、2018年に半年閉鎖されたこともあるほどの人気ぶりだそう。
穴場的ビーチ、今度の旅行の候補にいかがでしょうか?
フィリピン観光局ホームページ
https://philippinetravel.jp/areainfo/boracay-island/
https://philippinetravel.jp/white-beach/