旅先で出会った世界各地の早朝絶景ポイント5選!朝ランには三文以上の徳がある!? | 海外の旅 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2023.11.09

    旅先で出会った世界各地の早朝絶景ポイント5選!朝ランには三文以上の徳がある!?

    イギリス最南西部の絶景リゾート地、コーンウォールのフィストラル・ビーチ付近に広がる半島部分。

    イギリス最南西部の絶景リゾート地、コーンウォールのフィストラル・ビーチ付近に広がる半島部分。

    「早起きは三文の徳」

    夜型人間の私にこそ、言い聞かせたい言葉です。一方「3度の飯と同じくらい走ることが好き」という夫の朝は、対照的に早過ぎます…。

    たいてい4時過ぎには起き、近所を走ることを日課としていますが、旅先でもその習慣は変わりません。そんな朝型ランナーの夫が、朝ランだからこそ楽しめる世界各地の風景を紹介します。

    マルタ共和国で眺める地中海の日の出

    早起きした人の特権、それは日の出を見られること!部屋の窓やテラスなどから見える場合もありますが、見晴らしのよい場所まで走ってから眺める朝日は、自然に一体化した気がして格別です。

    地中海に浮かぶマルタ共和国では、本島のセント・ジュリアン地区から走って行けるマノエル島に行き、日の出を拝みました。

    動いているのは太陽と船だけ。18世紀に建てられた要塞がある、マルタ共和国、マノエル島からの眺め。

    動いているのは太陽と船だけ。18世紀に建てられた要塞がある、マルタ共和国、マノエル島からの眺め。

    島といってもグジラという町から橋続きなので、船も使わず簡単に渡れます!周りを濃いオレンジ色に染め上げながら、地平線からゆっくり顔を出す太陽を心ゆくまで堪能したという夫。

    マルタの町の目覚めは早い。テラス席もすでに埋まっているバレッタの「Cafe Teatro」。

    マルタの町の目覚めは早い。テラス席もすでに埋まっているバレッタの「Cafe Teatro」。

    対岸にある首都バレッタは、行政機関の中枢で6時半という早朝にもかかわらず、通りは忙しそうにオフィスに向かう人々であふれています。そんな勤め人たちを目当てに早くも店を開けているカフェが多いので、途中休憩して一服するのにもちょうどよい町です。

    趣のあるポルトガルの旧市街で感じる「サウダージ」

    ポルトガル語で、郷愁や哀愁を意味する「サウダージ(saudade)」。ヨーロッパ最西端に位置することから、ユーラシア大陸“最果ての地”とも呼ばれるポルトガルには、この言葉がとりわけ似合うエリアがあります。

    ヨーロッパ一古い地区のひとつである、首都リスボンのアルファマ——強固な地盤が幸いし、1755年の大地震でも一帯では唯一難を逃れ、当時の町並みが随所に残る旧市街です。

    ところが現代では、観光地化して昼間も夜も人混みだらけ!町の過去に思いを馳せる暇も隙もありません。これはなんとしてでも、朝ランでチャンスを狙わねば…。新市街のホテルを早朝抜け出し、走り出す夫!

    通りにはゴミ清掃する人しかまだいない、早朝のアルファマ地区。

    通りにはゴミ清掃をする人しかまだいない、早朝のアルファマ地区。

    「サウダージ〜〜!!!」

    ライトアップされて、おしゃれ過ぎる気がしないこともありませんが、昼間の喧騒が嘘かのような静寂に包まれた風景はまさにサウダージ、過去にタイムスリップしたかのようです。

    〈cap〉リスボン市内を縦横無尽に走る路面電車、トラムもレトロな景観を作り出しているアイテムのひとつです。特に28番は、アルファマ地区を含む主要な観光名所を通る、絶対に外せない路線!

    リスボン市内を縦横無尽に走る路面電車、トラムもレトロな景観を作り出しているアイテムのひとつです。特に28番は、アルファマ地区を含む主要な観光名所を通る、絶対に外せない路線!

    「霧のイギリス」ならではの幻想的な日の出に出合える?

    イギリスのイングランド東部にあるケンブリッジに滞在中、夫はホテルから6キロメートル先の友人宅へ走って向かいました。

    時刻は6時半、出迎えてくれたラン仲間の友人に、彼が毎日走っているという近所のフットパス(イギリスの散歩道)を案内してもらいます。

    イギリスではおなじみの、霧に包まれた光景。「一寸先は闇」ならぬ、真っ白。

    イギリスではおなじみの、霧に包まれた光景。「一寸先は闇」ならぬ、真っ白。

    非日常的な景色が続く観光地もよいですが、地域の人々に親しまれている公共道や住宅街を走って周るのもまた、地元の息吹を感じて乙なものです。イギリスの朝は濃霧に覆われることが珍しくないので、日の出の景色もほかの国とは違って全体がにじみ、なんだか幻想的!

    こちらは同国コーンウォールでのひとこま。周囲に何もない丘で、同じように朝のひとときを楽しむ人々。

    こちらは同国コーンウォールでのひとこま。周囲に何もない丘で、同じように朝のひとときを楽しむ人々。

    8時まで15キロメートルを友人と走り、再びホテルまでジョギングしながら帰る夫。ランニングという共通の目的があるので、ラン仲間とは短時間でも久々の再会を喜び、楽しいひとときを過ごせます。

    朝ならサントリーニ島の大混雑観光名所を独り占め!

    旅先で朝走る醍醐味はなんといっても、日中はにぎやかすぎる観光地の、静かな別の表情を見られることです。

    “世界一”と呼び声が高いギリシャのサントリーニ島、イアの夕日をまともに見ようとすれば、日の入りの1時間ほど前には場所とりをする必要があります。ハネムーン先としても人気でロマンチックなイメージですが、現実はご覧のとおり。

    人間将棋倒しが心配なサントリーニ島、イアで夕日を眺める群衆。

    将棋倒しが心配になるほどのサントリーニ島、イアで夕日を眺める群衆。

    狭い通路に観光客がぎゅう詰めで、ハイシーズン期間中は特に、滑落や圧死事故がいつ起きてもおかしくないほど混み合っています。

    夕暮れどきも素敵ですが、朝ならこんな人気スポットでもさすがに閑散とするので、夜明けもおすすめです。朝日を浴びて“幸せホルモン”ともいわれるセロトニンを分泌させれば、日中の観光も疲れ知らず、1日を快活に過ごせること間違いなし!?

    燃えるような色を放つ、サントリーニ島の朝日。

    燃えるような色を放つ、サントリーニ島の朝日。

    サントリーニ島の首都、フィラから歩いて15分ほどのフィロステファニは、イア同様崖沿いにオーシャンビュー・ホテルが連なり、高級感あふれる町です。土産店やレストランがひしめき、5〜10月のハイシーズン中はやはり日中夜遅くまで混雑していますが、こちらを朝走ると…。

    見事に人はまばら、眼下に広がる海を望みながらスイスイ進めます。上り坂が少々キツいですが、上り切ったところで後ろを振り向くと、はっと息をのみました。

    サントリーニ島の“首都”フィラに続く、フィロステファニの町並み。朝だと昼間と同じ景色を見ても、厳かな気持ちになります。

    サントリーニ島の“首都”フィラに続く、フィロステファニの町並み。朝だと昼間と同じ景色を見ても、厳かな気持ちになります。

    ほのかにピンク色に染まった空の下には、まだ明かりが随所に灯った階段状の建物が並び、右手には少し暗い崖と海が見えます。まるで夜と朝の狭間かのようなこの神秘的な風景は、朝ランだからこそ見られる特別な光景です。

    ふと横を見ると、町と同じように白いポロシャツを着て、朝の6時過ぎから一心不乱にペンキ塗りをしている男性がいました。世界有数の観光地であるサントリーニが“白亜の町”でいられるゆえんとは、普段は見えない、こうした陰の立役者のおかげというわけですね。

    早朝から仕事に励む現地の男性。サントリーニ島の象徴ともいえる、教会の青い屋根「ブルードーム」は、町全体が白いからこそ映えます。

    早朝から仕事に励む現地の男性。サントリーニ島の象徴ともいえる、教会の青い屋根「ブルードーム」は、町全体が白いからこそ映えます。

    朝食のウマさ倍増!モロッコの無形文化遺産「フナ広場」を走ったあとのご褒美

    最後はお約束、ラン後のビールならぬ、宿泊先に戻っての朝食です。見知らぬ土地で朝から走り、有意義なときを過ごしたあとに食べる朝食はウマさ激増!たまりません。

    運動後に炭水化物のバカ喰いはNG!?まま、そう固いこと言わず…!こちらは異国情緒あふれる、モロッコ式の朝食です。

    運動後に炭水化物のバカ喰いはNG!?まま、そう固いこと言わず…!こちらは異国情緒あふれる、モロッコ式の朝食です。

    食事を走る前か後にとるかはそれぞれ一長一短ありますが、夫は走ったあとの朝食を楽しみにしています。写真はモロッコのマラケシュで、ユネスコの無形文化遺産に登録されているフナ広場(Jemaa el-Fnaa)を走ったあとの朝食です。

    迷路のようにスーク(市場)が広がるマラケシュの旧市街で、目印となるクトゥビアの塔。

    迷路のようにスーク(市場)が広がるマラケシュの旧市街で、目印となるクトゥビアの塔。

    冒頭で「マルタの朝は早い」と紹介しましたが、ところ変わってこちらの広場は夜遅くまで市が立ってにぎわうので、朝は逆にひとけがありません。マラケシュの旧市街自体が1985年に世界遺産として登録されており、その中心にあるフナ広場は普段、日中から夜にかけて無数の屋台や大道芸人、観光客などが集まり、とにかく活気があります。

    ワクワクして楽しい反面、客引きやさまざまな押し売り、ヘナを描く女性にぼったくられそうになったりと、気を引き締める場面も。朝ならそんな彼らもグーグー寝ているでしょうから、そういった心配は無用です。「つわものどもが夢の跡」と化した市場を颯爽と走り抜ける快感さ!夜のざわめきとのギャップがおもしろいです。

    2008年に建て増しされ、近代的なデザインに変身したマラケシュの鉄道駅は、新市街にあります。

    2008年に建て増しされ、近代的なデザインに変身したマラケシュの鉄道駅は、新市街にあります。

    観光の下見にもなって、一石何鳥にもなる朝ラン。ほかの時間帯ではお目にかかれない光景や朝焼けに染まる町を見に、旅先ではぜひ!いつもより少し早起きしてみませんか。

    いざというときのための現金やクレジットカード、現地の交通系ICカード、充電たっぷりのスマホもお忘れなく!

    私が書きました!
    イギリス・ロンドン在住ライター
    パーリーメイ
    2017年より英ロンドン郊外在住。バンコクで高校、東京で大学を卒業したのちタイ地場ホテル、在京タイ政府機関にて勤務、子育て中に家族で渡英する。ヨーロッパ中心の観光情報、イギリスのトレンド、生活、時事情報を旅行ガイドブックへ寄稿するほか、グルメ、イベントレポなども併せてブログで定期発信。英語学習サイトにて、イギリス生活奮闘記をまとめたコラムも連載中。息抜きはヨガと庭作業。世界100ヵ国以上の現地在住日本人ライターの組織「海外書き人クラブ」(https://www.kaigaikakibito.com/)会員。

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