バンガローキャンプに必要な持ち物は?これだけあれば安心な9つの道具リスト | キャンプのコツ 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2023.07.03

    バンガローキャンプに必要な持ち物は?これだけあれば安心な9つの道具リスト

    バンガローキャンプの特徴といえば、テントが不要なこと。したがって、初心者でも挑戦しやすいキャンプでしょう。

    バンガローキャンプをますます身軽に楽しむために荷物は軽量コンパクトに収めたい。だが楽しさや快適性も忘れたくない……。そんな欲張りな気持ちを実現するギア選びとは?
     
    自分の楽しみを犠牲にしない範囲で、ギア類の数を減らし、小回りがきく装備をそろえる方法を、アウトドアライターの高橋庄太郎さんに解説してもらいます。

    伝授してくれるアウトドアの達人は?

    アウトドアライター 高橋庄太郎さん

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    テント泊を愛し、一年中フィールドへ。著書に『テント泊登山の基本テクニック』(山と溪谷社)、共著に『"無人地帯"の遊び方』(グラフィック社)など。

    バンガローキャンプの持ち物リスト

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    容量 45Lのバックパックを用意!

    バンガローキャンプに必要な持ち物リスト

    (1)バックパック

    キャンプといえども、バンガローに泊まるということは、室内では一般の旅行のように過ごせるということ。

    荷室が大きく開くダッフルバッグのようなタイプが荷物の出し入れや整理には適しています。

    とはいえ、荷物を運ぶためには背負えるほうがよく、そこでおすすめなのが、バックパックのように“両肩で背負える”ダッフルバッグ。

    ポケットが多くて、荷物を小分けできるものは、ますます便利です。

    おすすめはコレ!
    マタドール/MTDセグ45ダッフル
    ¥29,700

    問い合わせ先:エイアンドエフ 03(3209)7575 

    背負え、肩へかけられ、手でも持てる3WAY。フロントやサイドにポケットが多く、シューズ用のスペースまであるなど、収納性は抜群だ。重量は1,134g。

    (2)シーツ

    大半のバンガローでは寝具も借りられるため、寝袋を持参する必要はありません。ただ、用意された寝具に衛生面での不安を覚える方もいらっしゃるでしょう。

    そんな気持ちを和らげてくれるのが、自分用のシーツ。寝袋に合わせやすいタイプは足元が狭まったマミー型ですが、布団のなかで使うなら長方形のレクタングラー型のほうが、足元が広くてリラックスできます。

    おすすめはコレ!
    モンベル/レクタングラーシーツ
    ¥3,520

    問い合わせ先:モンベル・カスタマー・サービス 06(6536)5740 

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    新型コロナの影響もあり、公共の宿では個人用シーツが活躍。これはポリエステル・タフタを使っており、丈夫で洗濯もしやすい。枕や口元もカバーできるデザインだ。

    (3)ポーチ

    意外と広いバンガロー内では、荷物が散らばりがち。そこで、洗面用具などは細かく仕分けできるオーガナイザーにまとめると便利です。

    なかでもフックで壁や柱に引っ掛けられ、小型の鏡まで付いたタイプは、自宅の洗面台感覚で使えて有用です。洗面用具ではなく、モバイルバッテリーやケーブルなんかを収納するのにもいいですね。

    おすすめはコレ!
    オスプレー/ULロールオーガナイザー
    ¥5,390

    問い合わせ先:ロストアロー www.lostarrow.co.jp/store/ 

    大小のポケットがいくつも付き、洗面用具などを小分けし、丸めて持ち運ぶ一種の小型ポーチ。どこかにフックをかければ、ポケットが見える状態で吊るして使える。

    (4)タオル

    寝具と同様、タオルを貸し出しているバンガローは多いですが、やはり衛生面を考えて、自分専用のタオルを使いたい人もいるはずです。

    キャンプ向きのタオルは、第一に速乾性であること。汗ばむ時期はとくに重要で、帰宅するときにも濡れたままのタオルを持ち歩く手間がなくなります。

    フェイスタオルからビーチタオルまで、必要に応じたサイズを選んでください。

    おすすめはコレ!
    パックタオル/ウルトラライト(HAND)
    ¥5,390

    問い合わせ先:モチヅキ 0256(32)0860 

    マイクロファイバーを使用し、非常に柔らか。超薄手でもたっぷりと水を吸収し、乾燥も非常に速く、汗をかいたときやお風呂で大活躍する。サイズは42×92cm。

    (5)ヘッドライト

    電気が通ったバンガローには照明もつけられていますから、テント泊のときほどは強力なヘッドランプは必要ありません。

    しかし意外と薄暗いスペースはあるものですし、外部のトイレに行くときにも役立つので、小型タイプは用意しておきましょう。最近は重量がわずか30gにも満たないモデルもあり、災害対策も兼ねて、日常生活でも持ち歩くと安心です。

    おすすめはコレ!
    ペツル/イーライト
    ¥3,850

    問い合わせ先:アルテリア 04(2968)3733 

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    リチウムボタン電池を使用し、本体の重量は26g。バンドで直接頭につけるだけではなく、クリップで帽子などの多様な場所に固定できる。防水性も非常に高く、かわいいケースもうれしい。

    (6)クッカー

    テントではなくバンガローに泊まる方は、わざわざ手の込んだアウトドア料理を作らず、近くの飲食店で食事を済ませる方も多いようです。

    それも手間がかからなくていいのですが、コーヒーくらいは自分で淹れたほうがアウトドア気分は高まります。コーヒー用具が一式そろった“オールインワン”タイプのクッカーならば、コンパクトに持ち運べますよ。

    おすすめはコレ!
    ベルモント/チタンドリッパー&クッカーセット(ライトモデル)
    ¥9,680

    問い合わせ先:ベルモント 0256(36)1081 

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    チタン製のクッカーのなかに、マグカップ、ドリッパー、ドリッパースタンドを収納可能。マグカップはダブルウォールタイプで、冷めにくいのもうれしい。重量は合計約285g。

    (7)アルコールストーブ

    コーヒーを淹れる程度であれば、ガスカートリッジ式やガソリンを使うバーナーは重くてかさばるばかりです。

    その点、アルコールストーブはとてもコンパクトで、燃料は必要な分だけを小さなボトルなどに入れて持っていくことができます。音も立てずに燃える炎は自然の静かな雰囲気を壊すこともなく、ゆったりとした時間を楽しめるはずです。

    おすすめはコレ!
    エバニュー/アルコールストーブスタンドDXセット
    ¥10,560

    問い合わせ先:エバニュー 03(3649)3135 

    アルコールストーブと風防になるスタンドのセット。アルコールを使わず、枝や固形燃料などをスタンド内に入れて燃やすこともできる。チタン製で軽く、重量は86gのみだ。

    (8)サンダル

    バンガローからの出入りには、脱ぎ履きしやすいサンダルが便利です。

    とはいえ、いくら軽量でもビーチサンダルのようなタイプは裸足でないと使いにくいため、おすすめは足入れが簡単なスリップオン(スライド)タイプ。靴下を履いたまま使えるので、肌寒い時期になってからも重宝します。

    おすすめはコレ!
    テバ/ボヤスライド
    ¥6,930

    問い合わせ先:デッカーズ・ジャパン 0120-710-844

    履けば履くほど足になじんでいく低反発のクッションソールを採用。表面のストラップには速乾性の素材が使われ、雨や夜露に少々濡れてもすぐに乾いてくれる。

    (9)雨具

    雨が降ったら建物のなかに逃げ込めるバンガローキャンプでは、レインウェアはそれほど重要ではありません。むしろ、わざわざ脱ぎ着しなくて済む傘のほうが、ダンゼン使い勝手はいいでしょう。

    しかし街中と違って、自然の中のキャンプ地は風雨が強いので、軽量なアウトドア用のなかでも耐風性も考慮しているタイプを選びましょう。

    おすすめはコレ!
    ユーロシルム/スイング ライトフレックス アンブレラ
    ¥7,040

    問い合わせ先:エイアンドエフ 03(3209)7575 

    ファイバーグラス製で、直径100㎝もあるのに重量は209gだけ。強靭で耐久性が高いだけではなく、風が抜けやすい構造だ。悪天時に真価を発揮する。

    宿泊用具はいらない!バンガローキャンプなら気軽に行ける

    テントや寝袋など、かさばりがちなギアの用意がいらないバンガローキャンプ。とはいえ、新型コロナが気になる昨今では、シーツは持参するといった工夫も必要でしょう。

    宿泊用具がいらない分、キャンプをより快適に過ごせるサンダルを準備したり、趣味を堪能するコーヒードリッパーを詰め込んだり。自分に合ったギアを選んでみてください。

    キャンプを気軽にできることがメリットのバンガロー。これらの持ち物を用意して、週末ふらっとでかけてみるのもいいですね。

    ※構成/高橋庄太郎 撮影/中村文隆

    (BE-PAL 2023年4月号より)

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