バックパックひとつで伊豆大島へ。島キャンプに持っていってよかった装備
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    2023.03.11

    バックパックひとつで伊豆大島へ。島キャンプに持っていってよかった装備

    こんにちは、BE-PAL編集・ハラボーです。BE-PAL4月号の大特集『ミニマルで自由なキャンプ旅へ。』で、キャンプ初心者女子2名で伊豆大島にテント泊をしてきました!
    ここではバックパックに詰め込んで持って行った一泊二日分の装備品と、あってよかったものをご紹介します。

    装備品

    装備品一覧_書き込みあり

    最初に道具すべてを並べてみると、パッキングがしやすくなります。

    バックパックひとつ分の装備品です。テントや寝袋などの必需品のほか、焚き火台やクッカー類なども準備しました。
    これらを、カリマーのridge 50+ Largeに詰めていきます。

    装備品パッキング

    デッドスペースを最小限にして詰めます。

    すべてパッキングすると、このような状態になりました。マットはどうしても入らなかったので、外付けに。しかし、夜寝てみるとマットの縦スペースが1段分余ったので、自分の身長に合わせてあらかじめカットしておけば、もう少しコンパクトにまとめられたかもしれません。また、マットを外付けにしたことで、雨蓋が浮いて空洞ができてしまったのも、もったいなく思えました。

    次に、バックパック全体の重さを量ってみます。

    装備品重さ

    数字で見ると意外なほどに重くてびっくり。

    締めて10.4㎏。帰りはお土産なども加わり、11㎏を越えてしまいました。本誌を見ると重量が1桁の人も多くいたので、一泊二日にしては少し重めかなという印象です。
    担ぐ・降ろす動作の際はかなり重く感じますが、一度背負ってしまうとそこまで重さは感じず、1時間程度のハイキングもこなすことができました。ただ自立しないため、電車での移動の際、ずっと手で支えておくのが案外つらかったです。網棚に載せるのもひと苦労の重さなので、電車での扱いには慣れが必要だと感じました。

    おすすめアイテム

    では、今回の島旅キャンプで持って行って良かったものをご紹介します。

    テンマクデザイン/パンダライト ¥25,080

    サイト横位置

    入り口を全開にすると開放感バツグン。

    広さはそのまま、パンダから約300g軽量化したパンダライト。総重量約1.94kgは山岳テントに比べるとやや重いですが、居住性とのバランスを鑑みるとパフォーマンスは非常に高いと感じました。
    今回何より有り難かったのは、フライの約半分を占める広い前室です。1日目は雨天だったので、バックパックを置き、ウェアに付いた水滴を拭き取り――と、大助かりでした。出発前に天気予報を見て、晴天だったら山岳テント、雨天だったらパンダライト、と使い分けるのもアリかもしれません。

    ムラコ/カラジャスペグハンマー(左) ¥4,400

    シンプルな棒状がポイント。

    ヘッドが従来のT字ではなくストレートな形状なので、収納性が高くバックパック旅にぴったり。写真のようにパンダライトの収納袋にすっぽり収まるサイズなので、ポールと一緒に入れて持ち運んだところ、コンパクトにまとまるだけでなく設営の際に探す手間もなくなり一石二鳥でした。236gと軽量ながら、ヘッドにしっかりと重心があり打ち込みやすいのも好印象です。

    SOTO/フィールドホッパー ST−630(左)  ¥5,940
    ニーモ/チッパー(右)  ¥2,310

    机座布団使用例

    小休憩で大活躍のゴールデンコンビ。

    ミニマルキャンプでも、持って行くと便利なのがファニチャー類。今回は軽量化のため、チェアではなくアウトドア座布団をチョイスしました。

    机座布団パッキング

    サイドポケットにシンデレラフィット。

    収納サイズはフィールドホッパーが297×110×19mm、チッパーが32×10.5×6㎝。二つ重ねてバックパックのサイドポケットに差し込むことができます。
    島旅ではバス移動が多いので、自ずと待ち時間も多くなります。バス停のベンチに座るとき、さっとチッパーを取り出して敷くだけで、ベンチの冷たさが遮られて快適性が倍増しました。また、景勝地でのコーヒーブレイクなど、二つセットで使うシーンも多々。装備軽量化のためにカットしがちなファニチャー類ですが、島旅の特性上、持ってきて正解だったと思います。

    リバーズ/マイクロコーヒードリッパー2(中央上) ¥990
    リバーズ/ウルトラライトハイカーマグS(中央下) ¥3,080

    最後はコーヒータイムのためのマグとドリッパー。チタン製のマグは約34g、ドリッパーは約37gとどちらも超軽量で、お楽しみギアを持ち運ぶ罪悪感を消してくれます。
    また、アウトドア用のコーヒーカップはやや大きめのものが多いのですが、ウルトラライトハイカーマグSは容量180㎖と、コーヒー1杯を美味しくいただくのにちょうどいい大きさ。ドリッパーを逆さにしてマグの中に仕舞えるのも、パッキング時に便利です。

    コンパクトさと軽量性にこだわってギア選びを!

    今回、バックパックで一泊二日のキャンプ旅をしてみて、ギアを買う段階からコンパクトさと軽量性を重視する必要性を痛感しました。購入時からその2点を明確に意識していないと、パッキングの際に理想とのギャップに苦しむことになります。特に、筆者のようにクルマを持っていない方は、機能性の一環としてコンパクトさと軽量性にこだわるのがおすすめです。

    ちなみに…島キャンプ旅の詳細は、最新号のBE-PALで!

    1泊2日の旅の詳細は、4月号の大特集で掲載していますので、ぜひそちらもご覧いただけるとうれしいです。

    ※一部地域では発売日が異なります。
    ※電子版には特別付録が付きません。

    私が書きました!
    BE-PAL編集部
    ハラボー
    デスクワークよりロケが好きなアウトドア初心者。誌面やインスタライブにたびたび出没中。2023年の目標は、地元・福岡でテント泊すること。

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