アイスゲレンデに到着!
この日向かったのは、群馬県の「霧積(きりづみ)」。アイスクライマーの間ではメジャーなゲレンデなのだとか。そもそもアイスのゲレンデでメジャーとかマイナーがあるとは驚き。
霧積は人口壁ではなく、自然の渓谷を登る天然ゲレンデではありますが、駐車場から歩いて5分ほどで最初のゲレンデに到着できる、なんともありがたい場所です。
この日の参加者は総勢10名。日帰りツアーが満員になるほど人気だとは! ちなみに男女比はほぼ半々でした。
登山インストラクターが今日のコースを作ります。かっちょええ~。
まず登山インストラクターがコースを選び、支点と呼ばれる、クライマーをロープでつなぐための基点をゲレンデの上部に作ります。そして、装備&心の準備が整っている人からさっそくクライムオン!
この日は、アイスクライミングが全く初めて、という人は私を含めて3人ほどで、他の人は既に経験者だったので先にどんどん登り始めてもらい、私はビビりつつ様子を観察しました。
経験者の方からどんどん登っていきます。良い天気!
アイス専用のピッケルを「アイスアックス」とここでは総称しますが、アイスアックスのレンタルサービスをしてもらえたのでこれまた初めて握ってみたのでした。
すごい「あたし冒険してる」感ハンパない! ルートのセッティングも支点も全部用意してもらって登るだけなのに、なんだろうこの高揚感! とにかく登ろうではないか! もし途中でダメでも降りればいいんだし、初めてなんだからダメでもともとでしょ! とアイスアックスの第一投を振りかぶります。
「えぃ」 ザクっ。
おおおおおお・・・・! (感動)ワタシはアイスクライマー! 大した傾斜もないのに登るのに必死で進むのが遅いけれど、とにかく進む!