寝袋を上手にしまうコツと収納に便利なコールマンのアイデア商品を紹介
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • キャンプのコツ

    2022.11.18

    寝袋を上手にしまうコツと収納に便利なコールマンのアイデア商品を紹介

    袋に入った寝袋とマットが地面に置かれている。

    キャンプの撤収時、全てのキャンパーが避けては通れない作業。それは、寝袋やマットの片づけです。

    急いでいるときに限って、「寝袋やマットが収納袋になかなか入らない!」という歯がゆい思いをしたことがある方も多いのではないでしょうか?

    そこで、今回は寝袋やマットを楽にしまうためのコツをご紹介いたします。

    寝袋の保管方法や、寝袋をしまうのに便利な道具「スリーピングバッグロールクリップ」もあわせてご紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

    寝袋とマットはしまうのが大変

    キャンプをする上で必要なのが、寝袋とインフレータブルマット。どちらも快適な寝床を作る際には、欠かせない道具です。

    寝袋の素材は主に、化学繊維(以下、化繊)とダウンの2種類があります。

    化繊の寝袋はダウンの寝袋と比べて、ボリュームが出てしまいかさばりがちです。

    購入時に付属されている収納袋が寝袋本体に対しギリギリサイズの場合、収納に手間がかかることがあります。

    ダウンの寝袋は化繊に比べてかさばらないので、厚手のものを除いてほとんどの場合収納に手間はかかりません。

    しかし、ダウンはダウンで傷めないように配慮して収納する必要があります。

    そしてインフレータブルマットはウレタンのパッドが内蔵されたマットのことで、空気を取り入れて膨らみますが、収納時にはキッチリと空気を抜ききらなければ、かさばってしまって袋になかなか収納できません。

    以上のように寝袋とインフレータブルマットの収納は、多くのキャンパーの頭を悩ませる問題なのです。

    そこで、まずは

    • 化繊の寝袋の基本的なしまい方
    • ダウンの寝袋の基本的なしまい方
    • インフレータブルマットの基本的なしまい方

    を、楽にしまうためのコツとともに説明していきます。

    化繊の寝袋の基本的なしまい方

    化繊の寝袋を広げた様子。

    化繊の寝袋。

    化繊の寝袋の基本的なしまい方は以下になります。

    1.寝袋を縦半分に折る。

    寝袋を縦半分に折っている様子。

    寝袋を縦半分に折っている様子です。

    まずはファスナーをすべて閉じて、寝袋を縦半分に折りましょう。

    2.寝袋の左右を持って、端から巻き始める。

    寝袋を巻いている様子。

    ひと巻きひと巻に力を込めて巻きましょう。

    縦半分に折った寝袋の両端を持ち、空気を抜くことを意識しながら巻きましょう。

    コツは「巻き始めにしっかりと力を加えて、圧縮する」ことです。

    はじめの部分が芯のように硬くなれば、巻きやすくなるため全体がコンパクトにまとまります。

    3.寝袋を両膝で挟みながら、ひもを結んで広がらないようにする

    寝袋を両膝で押さえて、ひもで結んでいる様子。

    寝袋を両膝でしっかりと押さえています。

    今回著者が使用した寝袋は、端に固定用のひもが付属しているものです。

    ひもが付属されていない寝袋の場合、袋に入れる段階で、丸まった寝袋が広がらないように片手で押さえ続ける必要があります。

    そのため、ひもや伸縮性のあるゴムバンドを用意しておけば巻き終えた寝袋を固定できるため、両手が使えて作業がはかどりますよ。

    4.スタッフバッグに収納する。

    あらかじめ袋の口を目いっぱい広げておき、片手で袋の端を掴み、もう片方の手で寝袋を押し込めば、スムーズに収納できます。

    ダウンの寝袋の基本的なしまい方

    ダウンの寝袋を袋にしまっている様子。

    ダウンの寝袋は無造作にしまっても大丈夫です。

    ダウンの寝袋は、化繊のように折りたたんで収納する必要はありません。

    むしろ折りたたむと、中身のダウンがよれてまとまってしまい、ダウンの寿命を縮めてしまいます。

    ダウンの寝袋は袋の口を広げた後、片手で袋の端を持ち、もう片方の手で寝袋を持って、足元のほうから空気を抜きつつ、袋に詰め込んでいくとうまくしまえます。

    一見乱暴なように見えますが、ダウンに均一に圧力がかかるため、これが最も適した方法です。

    ただし、厳冬期用のダウンの寝袋は、内側に入っているダウンの量が多く、空気を多く取り込んでしまうため、無造作に詰め込むだけではしまいにくい場合があります。

    その場合は、寝袋を縦に2つ折りにした後、さらに中央から2つ折りにして、上から圧をかけ、あらかじめ空気を抜いてから、丸めて収納します。

    厳冬期用のダウンはすぐに空気を取り込んで膨らんでしまうため、急いで収納するように心がけましょう。

    インフレータブルマットの基本的なしまい方

    インフレータブルマットが置かれている。

    インフレータブルマット。

    インフレータブルマットをしまう際のポイントは「ひと巻きごとにしっかりと空気を押し出すこと」です。

    できるだけゆっくりと丁寧に巻きましょう。

    1.マットの角にあるバルブを開く

    マットのバルブを手で握っている様子。

    マットのバルブ部分。

    使用後のインフレータブルマットは、空気がパンパンに詰まっています。たたむ前にバルブを開いて、空気の逃げ道を作っておきましょう。

    2.両膝で上に乗ってマットを巻く

    全体重をかけて空気を抜きましょう。

    バルブと逆側の端に、両膝でインフレータブルマットの上に乗り、全体重をかけて空気を押し出しつつ巻いていきます。

    3.袋に収納する

    マットを袋にしまっている様子。

    しっかりと巻けていれば、袋にスッと入るはずです。

    巻き終えたら、膝で体重をかけつつバルブを閉め、袋に収納しましょう。

    寝袋の保管方法

    メッシュの大き目の袋に寝袋が収納されている。

    寝袋は通気性の良い大き目の袋に収納するとよい。

    化繊の寝袋は同じ折り目で長時間圧縮されると、中の繊維がちぎれてしまいます。そして、ダウンの寝袋は圧縮した状態で長時間保管すると、ダウン自体のロフト(ふかふか感)が失われてしまいます。

    そのため、寝袋の寿命を長持ちさせたい場合は、保管方法を工夫する必要があります。

    寝袋は、キャンプから帰ったら付属の収納袋からすぐに出しましょう。付属の収納袋は持ち運びやすさの関係などから小さめサイズのものが多いため、収納袋に入れたまま保管すると寿命を縮めてしまいます。

    収納袋から出した寝袋は風通しがよく、直射日光が当たらない室内に吊り下げて保管しましょう。

    吊り下げて保管するスペースがなければ、付属の収納袋より大きめの、通気性の良い袋に入れて保管するといいでしょう。

    寝袋の収納に便利なコールマン「スリーピングバッグロールクリップ」

    スリーピングバッグロールクリップが机の上に置かれている。

    コールマンのスリーピングバッグロールクリップ。

    コールマンから「スリーピングバッグロールクリップ」という製品が販売されています。

    これは、寝袋を巻く際の芯になってくれる道具。

    この道具を使えば、巻いている最中に寝袋がずれることがなくなり、誰が使ってもコンパクトに寝袋をまとめることが可能になります。

    寝袋の収納が非常に楽になるグッズなのでおすすめです。

    使い方

    1.スリーピングバッグロールクリップを寝袋の端に差し込む

    スリーピングバッグロールクリップを寝袋に差し込んだ様子。

    寝袋を2つ折りにしてからクリップを差し込みましょう。

    寝袋を縦に2つ折りにして、スリーピングバッグロールクリップを寝袋の端に差し込みます

    2.スリーピングバッグロールクリップを芯にして寝袋を巻く

    スリーピングバッグロールクリップを使って寝袋を巻いている様子。

    グリップと端を持って寝袋を巻きましょう。

    片手でグリップの部分を握り、もう片方の手は寝袋の端に添えて、空気を押し出しながら寝袋を巻きます。

    3.スリーピングバッグロールクリップが付いた状態で袋にしまう

    スリーピングロールクリップで寝袋を巻いた様子。

    この状態のまま袋に寝袋を入れましょう。

    寝袋を端まで巻いたら、スリーピングバッグロールクリップが付いた状態でグリップを握って寝袋を持ち上げ、袋に寝袋を収納します。

    その後、スリーピングバッグロールクリップを抜き取ります。

    これで綺麗に寝袋をしまうことができます。

    寝袋やマット収納の時短はゆとりのあるチェックアウトにつながる

    家族全員分の寝袋やマットの収納は手間がかかる作業ですよね。

    本記事でお伝えした寝袋やマットのしまい方を参考にして、忙しい撤収作業が少しでも楽になれば幸いです。

    自宅に帰った後には、寝袋を広げるか、大きめの袋に入れて保管するのを忘れないようにして、次のキャンプに備えてください。

    私が書きました!
    アウトドアライター
    のまどう
    行く先のあてもないバックパッキング、ソロキャンプ、登山が大好物です。とはいえフラフラは出来ず、最近は子供とのキャンプと自宅に並べたギアを眺めての想像の旅に夢中です。千葉の最南端在住。田舎暮らし満喫中。

    NEW ARTICLES

    『 キャンプのコツ 』新着編集部記事

    テントの畳み方を解説。事前の準備やきれいに収納するコツも紹介

    2024.12.14

    ポータブル電源を冬のファミリーキャンプに持って行ったら…どこまで寒さをしのげるのか

    2024.12.10

    冬キャンプをヌクヌクにしてくれるおすすめ「ボトル」2種と使いこなし術を紹介!

    2024.11.28

    失敗経験から伝えたい!冬キャンプでテント泊する際の寒さ対策5選

    2024.11.25

    冬バーベキューの魅力は?おすすめ料理や寒さ対策・注意点を解説

    2024.11.20

    冬キャンプの魅力は何?あると便利な持ち物やおすすめサイトも紹介

    2024.11.10

    ULキャンプを始めるには?実践のポイントとおすすめギアの紹介

    2024.11.04

    キャンプの料理に必要な道具は?編集部おすすめのアイテムも紹介!

    2024.11.01