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    2016.07.22 b*p

    「Homecomings」(ホームカミングス)は、女性3人、男性1人の4ピースバンド。京都の精華大学にあるフォークソング部の仲間で2012年に結成し、2013年にはファーストEPを発表。まさに、ミュージシャンとしての階段を順調に駆け上る彼女だが、2016年の今年、2ndアルバム『SALE OF BROKE DREAMS』を引っさげ全国ツアーを敢行。ツアー締めくくりの2016年7月1日、渋谷WWWへ行ってきました!

    金曜日の夜、19時開演。

    渋谷駅に到着したのが、18時50分。個人的な理由ですが、このライブがあった日は、『b*p』の原稿が溜まっておりまして…。

    この「クラ部活動」は、編集部公式の部活だから、うまいこと編集部を抜けだしてやってきたわけ。とはいえ、ギリギリ!

    センター街の人々をすり抜けて、スペイン坂を一気に登り、クラ部活動のメンバーである、郁さん(フォトグラファー)と合流。

    19時を回っていたけれど、少し押しているみたいで、なんとかセーフ! とりあえず、ドリンクチケットをビールと交換してフロアへ向かいました。

    ステージにセットされている楽器には、ネオンが巻き付いていて、何かのアートのよう。メンバーがいなくても、今にも動き出しそうです。

    フロアは、すでに満杯。ギリギリ到着の私は、ステージから向かって左の端っこをなんとかキープしました。少し高いところを陣取ったので、ボーカルである畳野さんの表情はよく見えそう。

    パッとフロアが暗くなり「ALPHABET FLOATING IN THE BED」のイントロが流れ出しました。アルバムの2曲目に入っていて、テンポが心地いいから、いつも口ずさんでいた、この曲、生で聞くと、さらにいい! 畳野さんの透明感のある歌声が心にしみわたってきます。

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    「I WANT YOU BACK」、「SOMEWHERE」と続き、短いMCを挟んだあと、4曲目は「DON’T WORRY BOYS」!

    彼女たちも、さらにノッてきた様子で、演奏から、心が弾けた感じが伝わってきます。

    5曲目の「DANCING MOON LIGHT」では、観客から手拍子が生まれ、福富さんがそれを煽ると、さらに盛り上がりは大きくなっていました。

    続いて「BLINDFOLD RIDE」で、一旦落ち着かせ、MCへ。

    すると、そこで、福富さんが集合時間に遅刻し、ひとりだけ京都から新幹線で来たということを告白。それを笑いながら話す福富さんと、ほかのメンバー3人は、なんとなく距離があります。

    「連絡もつかないし、死んだと思った。今日、ライブできませんって告知をしなくちゃいけないんだって考えてました」

    と、畳野さんが福富さんをチクチク。

    「昨日ね、ライブのテンションをあげようと思って、夜中の12時から『アウトレイジ』の映画を1、2、両方見たんですよ。1本見終わって、2を見ていたんだけど、途中で寝てしまって、起きたら朝の10時でした(笑)。DVDのメニュー画面のBGMが、ずっと鳴り響いてた(笑)」

    笑って話す福富さんを、3人が冷ややかな目で見つめている姿がおもしろすぎる!

    演奏しているときは、クールな顔も見せるのに、話すと、こんなにチャーミングなんですね(笑)。

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    そんなナイストークのあと、畳野さんがおもむろに、ピアノの前へ。そうそう、気になっていたんですよ、ステージにピアノがあること!

    「CENTRAL PARK AUDIO TOURS」と「ANOTHER NEW YEAR」は、畳野さんのピアノをメインに演奏されました。どこまでも伸びる畳野さんの声と、ピアノの音色がとても美しい。歌詞が英語のせいなのか、何か魔法をかけられているような気持ちになります。

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    「MORE SONG OF PAIN」、「BUTTERSAND」と続き、途中アコギも登場したパート。

    「いや~緊張ゾーンが終わったね!」と明るくMCを始める福富さんを見ていると、アコギの余韻にひたる時間もない(笑)。

    しかし、そこから始まったのが「GREAT ESCAPE」と「HURTS」だったから、福富さんのトークで、いい感じにムードが変わり、新しい音がカラダに馴染んでいくのを感じます。

    ミラーボールも回りだして、もう、大好きな「HURTS」では、一緒に歌いまくり!(デタラメな英語だけどね!)
    拳を上げる人、手拍子をする人……。会場中が高まっている…! 畳野さんも、歌っていることが楽しそう。

    「なんとなくの寂しさが夜に向かってくる」。そんな切ないことを歌っているのに、高まっていくのは、幸せの気持ち。

    「HURTS」に出会ったのは、ちょっとした運みたいなものかもしれないけれど、いまここで「HURTS」が聞けて、この曲が寄り添ってくれることに感謝したいです。(勝手に歌詞をもじってみました)

    力強い芯のある音を聞いて、ジーンとしていると、「ラストスパート」と、福富さん。
    もうラストのブロックだなんて!

    「PAPER TOWN」、「PERFECT SOUNDS FOREVER」を続けて演奏してラストに「LIGHTS」で大団円。

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    アンコールは「HOME」、「LEMON SOUNDS」。お客さんの強い要望で、ダブルアンコール!

    「I CAN’T TELL YOU WHAT I’M GOING TO DO」 で、会場一致団結の盛り上がり!

    「ありがとう」と、小さく笑う畳野さんの表情に感極まり、幸せいっぱいな気持ちを抱えながら、帰路へとついたのでした。

    Homecomings。若手だからって侮るなかれ。骨太で芯のある音が、しっかりと心とカラダに刻まれました。
    次、彼女たちのライブを見るのはフジロック! 2日目の朝、レッドマーキーで会いましょう~!

    【b*pライブ探検部#4】
    ・とき:2016年7月1日(金)
    ・ところ:渋谷WWW
    ・出演:Homecomings

    ◎この日の探検部キャプテン&文=中山夏美

    >インタビュー記事はこちら!

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