一度は行ってみたいキャンプ場「アプトいちしろキャンプ場」 〜日本で唯一の列車に乗れる場所〜 | キャンプ場 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

一度は行ってみたいキャンプ場「アプトいちしろキャンプ場」 〜日本で唯一の列車に乗れる場所〜

2022.09.10

アプト式列車と大井川

一度は行ってみたいキャンプ場についに!

先日、「一度は行ってみたい!」とずっと思っていたキャンプ場に行ってきました。

それは、静岡県にある「アプトいちしろキャンプ場」。

日本で唯一採用されている、大井川鐡道の“アプト式列車”の走る姿、そしてエメラルドグリーンの大井川の絶景を同時に見ることができることで有名な、素敵なキャンプ場です。

雄大すぎる自然と絶景を楽しみながらのキャンプでは、最高の時間を過ごすことができました。

今回はそんな一度は行ってみたいキャンプ場、アプトいちしろキャンプ場をご紹介します。

アプトいちしろキャンプ場とは?

アプトいちしろキャンプ場の風景

大井川の目の前でキャンプをすることができます。

アプトいちしろキャンプ場は、静岡県川根本町の山奥にあるキャンプ場。

南アルプスの麓の、雄大な自然に囲まれた場所に位置しています。

サイトの目の前にはエメラルドグリーンの大井川、そして日本で唯一のアプト式列車が走っています。

アプト式とは、急勾配を上るための鉄道システムの一種。現在、日本でアプト式列車に乗ることができるのは、この「南アルプスあぷとライン」だけです。

アプト式列車には坂道専用の歯車が付いていて、線路の真ん中に敷設された歯形レールと噛み合わせることで坂道を上り下りすることができるようになっています。

また、アプトいちしろキャンプ場は、近くに観光スポットがたくさんあります。そのため、列車に特に興味がない方でも楽しめるポイントが満載なのも嬉しいところ。

トイレなどの水回りもとてもきれいなので、ファミリーキャンプや初心者の方にもおすすめです。

アプトいちしろキャンプ場の施設

アプトいちしろキャンプ場の施設や設備は、全てに手入れや掃除が行き届いていて、とてもきれいです。

キャンプなのである程度は仕方ないと思うものの、小さな子どもがいる場合は特に、清潔な方がやっぱり嬉しいもの。アプトいちしろキャンプ場は、管理が隅々まで行き届いているため、家族全員が安心して利用することができます。

管理棟

管理棟

管理棟。チェックインなどで使います。

管理棟ではチェックイン手続きのほか、薪・木炭・着火剤・焚き火シートなどの道具を購入することができます。

テント・タープ・バーベキューセットなどの基本的なキャンプ用品は、本来レンタルで用意されているのですが、新型コロナウィルスの関係で2022年9月現在はレンタルが行なわれておりません。

キャンプ道具の他には、釣り餌・釣り糸も販売されています。キャンプ場の前にある大井川では釣りができるため、興味がある方は釣り道具を持っていくといいでしょう。

ちなみに、塩焼き用の「ヤマメ」が管理棟で販売されているので、釣りをしなくても美味しい魚を食べることができます。

2022年秋には、ヤマメのつかみ取り場もオープンする予定とのこと。子供はもちろん、大人も楽しめること間違いなしですね。

トイレ・シャワー棟

トイレは、すべてウォシュレット付きでとてもきれいです。

トイレ

トイレの個室は広さも十分にありきれいです。

コインシャワーは100円で3分間使用でき、24時間利用可能なのは嬉しいポイント。

キャンプ場の近くには、車で8分くらいの場所に温泉もあるので、ファミリーキャンプでは温泉に入りたいチームと、シャワーで済ませたいチームに分かれる、というのもいいですね。

連泊には嬉しいコインランドリーもあります。1回200円で使用することができます。

洗い場

洗い場

こちらもきれいに掃除されています。

洗い場はサイト数の割にたくさんあるので、たいていの場合、待たずに使用できます。

少し筆者が驚いたのは、蛇口をひねると最初に白っぽい水が出るということ。

洗い場に吊るされた説明の看板によると、近くにあるダムの影響で気泡が水の中に含まれ、白っぽく見えるだけとのこと。水質はもちろん問題なく、飲用もできます。一般的なキャンプ場ではなかなかできない体験です。

とにかく雄大な自然でリフレッシュ

キャンプサイトの風景

大型テント、ランドロックでキャンプを楽しみました。

今回、家族6人でのキャンプでしたので、スノーピークの大型テント「ランドロック」を設営しました。

サイトは広すぎず狭すぎずといったところで、ランドロックを設置するとサイト幅いっぱいでした。

どのサイトも車が真横に停められるので、荷物の出し入れがとても楽ちん。

芝生はふかふかで快適に過ごすことができますし、テントやタープを設営する際にペグも差し込みやすかったので、そのような点は初心者の方におすすめできるキャンプ場だな、と感じました。

今回筆者が泊まったサイトは、川から見て2列目で、1列目のサイトより一段高くなっているサイト。十分景色はきれいだったのですが、さらに景色を優雅に楽しみたい、という方は目の前が川で景色を遮るものがない川沿いのサイトがおすすめです。

キャンプ場にいる間は、とにかく自然を満喫しながらのんびりと過ごしました。キャンプ飯を食べながら、列車の汽笛を聞き、大自然を贅沢に味わうことができる時間は格別でした。

また、アプトいちしろキャンプ場は星空も有名です。アプトいちしろキャンプ場のある川根本町は、「澄んだ星空」全国2位に選ばれたことがあるほどで、筆者も期待していました。

しかし、泊まった日は残念ながら雲が多く、雲の隙間からチラッと星空が見える程度でした。

もちろん、それでもまた行きたいと思える素敵なキャンプ場で、非常に良い経験ができました。

アプト式列車に乗ってみた!

アプトいちしろ駅につながるトンネル

トンネルを通ってアプトいちしろ駅へ。

キャンプ場周辺には、観光スポットがたくさんあります。エメラルドグリーンの大井川(寸又川)を見下ろすことができる「夢の吊り橋」、まるで湖の上に浮かんでいるかのように見える不思議な「奥大井湖上駅」など、魅力的な場所が満載。

そんな周辺スポットの中で、筆者家族は今回「せっかくこのキャンプ場に来たのならアプト式列車に乗らない手はないでしょう!」ということでアプト式列車に乗る、という観光を選択しました。

アプトいちしろキャンプ場からトンネルを通り、歩いてアプトいちしろ駅まで行きました。

かわいらしい小型のトロッコ列車

乗客を乗せた列車が到着。わくわくが止まりません。

待っていると列車が到着。

乗客を乗せた列車が到着した後、歯車がついているアプト式電気機関車が後ろからきて連結します。

アプト式を連結してる写真です。

間近で連結するのを見ることができます。

アプトいちしろ駅から次の駅の長島ダム駅までの区間は、日本の鉄道路線で最も急な傾斜のある区間となっています。

その坂を上り下りするため、アプトいちしろ駅と次の駅の長島ダム駅のそれぞれで、列車とアプト式電気機関車の連結作業を見ることができます。

長島ダム駅へ向かう上りは、列車が後退しないように後方からアプト式電気機関車が列車を押し、アプトいちしろ駅へ向かう下りは、スピードが出すぎないようにアプト式電気機関車が先頭に付き、ブレーキをかけながら進みます。

アプト式機関車が見られるのはこの区間のみ。一区画走り、役目を終えると切り離されます。

日本ではここでしか見ることができないので、貴重な体験でした。

電車の中から見たアプトいちしろキャンプ場です。

電車の中からキャンプ場を見ることができます。

汽笛を鳴らしながら走る電車に子どもはもちろん、大人もわくわくが止まりません。

列車からは、アプトいちしろキャンプ場を見ることができました。

列車から見ても、本当に素敵なキャンプ場。自然に囲まれた、優雅なキャンプ場だな、と改めて実感しました。

列車から見た長島ダムの写真です。

長島ダムも見ることができます。

近くにある長島ダムも見渡すことができました。ダム全体を俯瞰できる機会はそう多くなく、子どもにとっても良い体験をさせることができました。

長島ダム駅の写真です。

長島ダム駅です。

長島ダム駅へ到着。

あっという間でしたが、坂をのぼる日本唯一の列車に乗り、自分達の泊まっているキャンプ場やダムを車窓から俯瞰しながら揺られる時間は、アプトいちしろキャンプ場に来たからこそ体験できる極上のひとときでした。

また行きたいおすすめのキャンプ場

アプトいちしろキャンプ場に実際に泊まってみて、「一度は行きたいキャンプ場」から「また行きたいキャンプ場」になりました。

設備がきれいで、管理人さんが親切で、最高のキャンプ場。

電車が好きな方、絶景が見たい方、自然が好きな方は特におすすめです。

キャンプ場でゆっくり過ごすこともできますが、周辺には魅力たっぷりのスポットがたくさんあるので充実したアクティビティを楽しむこともできます。

ぜひ汽笛を聞きながら、このキャンプ場でしか見ることのできない景色と優雅な時間を楽しみ、非日常な体験をしてみてください。

アプトいちしろキャンプ場

住所 〒428-0401 静岡県榛原郡川根本町梅地3-19
利用期間 3月末日から11月末日
テントサイト 25サイト(各サイトに駐車場あり)

私が書きました!
ママキャンライター
はりゆうさん
キャンプと旅行が大好きな男の子4人のママです。とにかく楽しいことが大好きで本格的なキャンプはもちろん、子供と気軽に楽めるアウトドアライフを満喫中。夢はキャンプをしながら日本全国を旅することです。
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