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トレッキングには専用のレインウェアを。おすすめの商品を8着紹介

2022.07.23

登山初心者が、まず最初にそろえるアイテムとしてトレッキング用レインウェアがあります。レインウェアと言っても安い買い物ではありません。失敗したと思わないために、トレッキング用レインウェアの選び方と、おすすめの商品を8着紹介します。

トレッキング用レインウェアの選び方

(出典) pexels.com

雨具は100均やホームセンターなどで安く買えますが、山ではおすすめしません。安い雨具には透湿性がないため、長時間ずっと着ていると蒸れて不快感があるでしょう。そのため、トレッキングには各アウトドアメーカーが販売しているレインウェアを購入することをおすすめします。トレッキング用レインウェアの選び方を3つ解説します。

セパレートタイプを選ぶ

レインウェアには、ポンチョのように全身を覆うものと、ジャケットとパンツのように上下が分かれているものがあります。トレッキングにおすすめなのは、上下が分かれている『セパレートタイプ』です。

上下が分かれていることで動きやすく、小雨のときにはジャケットのみを着るといった使い方もでき、使い勝手が良いでしょう。ポンチョなどは風が吹いたときに足元の視界が悪くなったり、隙間から雨が入ったりするので、登山にはおすすめできません。

セパレートタイプには袖や裾に面ファスナーやひもがついており、雨の侵入を防ぎやすいこともおすすめな理由の1つです。

用途に合わせた重さで選ぶ

一般的にレインウェアは、厚みと重量があるものほど性能が良くなる傾向にあります。

性能を重視するなら厚くて重いものを選んだ方が良いでしょう。しかし、晴れているときはレインウェアをバッグにしまうことになるので、重さが負担になります。そのため、性能と携帯性のバランスを見て選ぶことが重要です。

日帰りやトレッキングなどの軽めの登山には軽量のものを、宿泊を伴うような登山の場合は機能性を重視したものを選ぶのがおすすめです。目安としては、400g程度であれば、収納時に負担になりにくいでしょう。

遠くからでも見えやすい色で選ぶ

雨天時は視界が暗くなるため、前が見えにくくなります。そのときに、視認性の高いウェアを着ていれば、他の人が見つけやすく遭難するリスクも抑えられるでしょう。具体的には、青・赤・黄色などの原色系がおすすめです。

反射板をつけるとライトの光に反射するので、より視認性を高められます。デザインがおしゃれなものであれば、普段使いもできるので、デザイン面を重視するのも良いでしょう。

防水・透湿に優れたゴアテックス素材とは?

参考記事:新しいゴアテックス採用! 防風、透湿、撥水のリバーシブルジャケット

防水機能は、レインウェアに欠かせない機能です。レインウェアの商品説明に、『ゴアテックス』と書かれているものを見たことがある人も多いでしょう。優れた防水性能を持つゴアテックス素材について解説します。

防水・透湿・はっ水を兼ね備えた素材

ゴアテックスとは、同名の企業が開発した防水性と透湿性、はっ水性を兼ねそなえた素材のことです。メーカーを問わず広く採用されており、厚い信頼や高い安心感を持たれています。

一般的に防水をしようとすると、衣類にある水の通る隙間を埋めなければなりません。そうすると、今度は内部の空気が逃げず、やがて蒸れてしまいます。100円均ーショップで買えるようなレインコートには、防水性はあっても透湿性はありません。

しかし、ゴアテックスには水は通さず、湿気は通るほどの絶妙に大きな穴が開いた膜(メンブレン)を使うことで、防水性と透湿性を両立しています。水分は防ぎつつも内部の湿気は流してくれるので、長時間にわたって快適な着心地が続くでしょう。

メーカーが開発している防水素材との違い

ゴアテックス以外にも、メーカーが独自に開発している防水素材があります。メーカーによって、防水性を重視していたり、透湿性に優れていたりなど長所が異なるのが特徴です。また、ゴアテックス素材はストレッチ性に欠けると言われていますが、その欠点を補う素材もあります。

メーカー独自の防水素材のメリットは、コスパが良いことです。逆に、ゴアテックスは性能が高い分、高価な傾向にあります。年に数回しか着用しないなら、コスパを重視してメーカー独自の防水素材を使ったものをえらんでも良いでしょう。

ジャケットのみでおすすめのレインウェア

参考記事:ソロキャンパーの自宅作業〜超簡単!レインウェアの撥水機能を復活させる方法〜

レインウェアでまず手に入れるべきは、ジャケットでしょう。上下セットで販売されているモデルもありますが、ジャケット単体ならバリエーションが豊富で、選択肢が広がります。ジャケットのみでおすすめのレインウェアを4つ紹介します。

ミレー「ティフォン50000ストレッチ ジャケット」

独自の防水素材『DRYEDGE TYPHON 50000』を使用したレインウェアです。わずか7ミクロンのメンブレンにより、20,000mmの耐水圧と50,000g/㎡/24hの透湿性の、どちらも業界高水準を実現しています。

裏地にはニット生地が採用されており、肌触りはしなやかです。程よいストレッチ性もあり、体を動かしてもストレスに感じにくいでしょう。シルエットも細身ですっきりしており、カラーバリエーションも豊富です。

ミレー
ティフォン50000ストレッチ ジャケット

メイン素材: DRYEDGE™ ティフォン 50000 3層 天竺バック ナイロン100% 耐久撥水 素材構成: DRYEDGE™ TYPHON 50000 3L KNITTED BACK: 100% Nylon

 

パタゴニア「カルサイト・ジャケット」

高い防水性と透湿性を兼ね備え、収納のしやすさにも配慮されたレインウェアです。防水素材はゴアテックスを使用しており、着心地は抜群でしょう。裾はコードで調節でき、外気を遮断するのに役立ちます。

フロントファスナーやポケットには防水コーティングが施されており、内部に雨が入らないよう工夫されています。袖と裾には面ファスナーとドローコードが配されており、寒い日でも外気の遮断が可能です。

豊富なカラーバリエーションも魅力の1つです。

パタゴニア
カルサイト・ジャケット

2.5層構造の平織りの3.4オンス・75デニール・リサイクル・ポリエステル100%

 

ザ・ノース・フェイス「オールマウンテンジャケット」

3層構造のゴアテックスを使用したレインウェアです。微細で薄いマイクロトリコットの裏地により、しなやかな着心地と従来製品より15%以上の透湿性を達成しています。天候にかかわらずどのシーンでも活躍し、年中どの季節でも着られるオールシーズン対応モデルです。

脇の部分にはベンチレーションが搭載されており、内部の蒸れを逃がすのに役立ちます。袖と裾には面ファスナーとドローコードがあり、遮熱性も高いでしょう。

ザ・ノース・フェイス
オールマウンテンジャケット

メイン素材: 70D GORE-TEX C-Knit Backer(3層)(表側:ナイロン100%、中間層:ePTFE、裏側:ナイロン100%) 素材構成: 70D GORE-TEX C-Knit Backer 3層-表: 100% ナイロン; 中間層: 100% 合成繊維(ePTFE); 裏: 100% ナイロン GORE-TEXC-KNITバッカーを採用した、3層構造の防水シェルジャケット

 

L.L.Bean「メンズ メイン・ワーデン・ゴアテックス・ビッグ・ゲーム・ジャケット」

ゴアテックスを採用しており、同メーカーの中でも性能が高いモデルです。ゴアテックスは3層構造になっており、防水性や通気性だけでなく、軽量性も兼ねそろえています。ジャケットのいたるところにポケットがついており、収納面も便利でしょう。

脇にはベンチレーションがついており、湿気対策もバッチリです。サイズ感にはゆとりがあるので、冬場で重ね着をしていても、窮屈になりにくくなっています。内側にもポケットがついているので、ぬらしたくないものはここに収納しましょう。

  • 商品名:L.L.Bean「メンズ メイン・ワーデン・ゴアテックス・ビッグ・ゲーム・ジャケット」
  • 公式サイト:商品ページ

上下セットでおすすめのレインウェア

参考記事:登山ガイドがリピ買い!モンベルのレインウェア「レインダンサー」の隠れた魅力とは?

上下セットのレインウェアを着れば、統一感が出て見た目もおしゃれです。上下セットでそろえたい人に向けて、おすすめの商品を2つ紹介します。

コロンビア「シンプソンサンクチュアリ II レインスーツ」

黒無地から5色を使った鮮やかな配色まで、カラーバリエーションに富んだレインウェアです。防水透湿素材には、メーカー独自の『オムニテック』を使用しています。

また、縫い目にはすべて防水テープを貼っており、雨の侵入をよく防いでくれるでしょう。胸部にはベンチレーションもついています。

フードは収納が可能で、防水ハットをかぶっているときは邪魔になりません。収納に便利なスタッフバッグ付きなので、持ち運びも楽です。

コロンビア
シンプソンサンクチュアリ II レインスーツ

[素材]ナイロンタフタ2.5L(ナイロン100%) [サイズ展開]XS S M L XL XXL


モンベル 「レインダンサー ジャケット」「レインダンサー パンツ」

ゴアテックスファブリックを使用しながら、リーズナブルな価格を実現したモデル。上下それぞれの購入になりますが、品質を考えたらとてもコスパの良いアイテムです。耐水圧50,000mm以上、透湿性25,000g/m²・24hrs (JIS L-1099B-1法)(参考値)で、平均重量はジャケット300g、パンツ230gと持ち運びにも便利。収納用のスタッフバッグもついています。

軽めの登山におすすめのレインウェア

(出典) pexels.com

ゴアテックスは高価な傾向にあるので、手が出ない人にはリーズナブルなモデルもおすすめです。日帰りなど軽めのトレッキングには十分使えるモデルを2つ紹介します。

モンベル「サンダーパス ジャケット」

エントリーからハードユースまで対応した、万能レインウェアです。防水には、独自開発の『ドライテック』を使用しています。防水性と透湿性の両方を高いレベルで実現しており、なおかつ伸縮性も高いことが特徴です。

また、腕を上げやすいよう設計されており、着用時でも動きやすいでしょう。カラーバリエーションも豊富で、自分のスタイルに合わせてぴったりのものをえらべます。特にブルーやレッドは配色が鮮やかで、識別されやすいでしょう。

  • 商品名:モンベル「サンダーパス ジャケット」
  • 公式サイト:商品ページ

ロゴス「バックパックレインスーツ アディ」

デザイン性が高く、普段使いでも活躍するレインウェアです。防水・防風仕様により、風が強い日でも暖かさを逃しません。大きな特徴は背中のファスナーで、開閉することでバッグを覆うことができます。この『パテント構造』より、雨の日でもバッグをぬらすことがなく移動できるでしょう。

また、透明のフード付きで、頭を雨から守りつつも広い視界を確保できます。体にフィットするようなサイズ感で作られており、隙間から雨が入ることを防いでくれるでしょう。

ロゴス
バックパックレインスーツ アディ

素材:[表地]ポリエステル100%(TPU) 耐水圧:10,000mm 透湿度:5,000g/m2・24h

 

まとめ

トレッキング用のレインウェアを購入するなら、アウトドアメーカーのものをおすすめします。登山の厳しい環境にも耐えられるよう設計されており、長時間ずっと着ていても蒸れにくく快適さをたもてます。

レインウェアにはいくつか種類がありますが、動きやすさと使い勝手を重視するならセパレートタイプがおすすめです。レインウェアの重さと性能、価格は比例する傾向にありますが、持ち運びのことも考え、バランスを見て選ぶことも重要です。

防水加工はゴアテックスが有名ですが、メーカーが開発する素材も引けを取らない性能を発揮してくれます。用途に応じて、自分に合った一着を選びましょう。

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