体を動かすだけがアウトドアアクティビティじゃない!
楽しいキャンプやピクニック。
元気いっぱいの子どもたちと、何をして遊びますか?
冒険や虫取りなど、アウトドアならではの遊びは魅力的ですよね。
でも、たまにはスナックと飲み物を用意して、のんびりボードゲームを楽しむのはいかがですか?
今回は、外でも子どもと一緒に楽しめるボードゲームを紹介します。
雨のキャンプにももってこいなので、ぜひ参考にしてみてください。
小学校低学年向け5選
まずは小学校低学年から遊べるボードゲームをご紹介。この年代の子どもは、ルールが難しいかったり、長く続いたりするゲームだと集中力が続きません。そのためルールが簡単で、短い時間で終わるものがおすすめです。
1.「OUTBREAK」
「OUTBREAK」は、ウィルスとドクターの対決をテーマにしたカードゲームです。
プレイヤーはウィルスとドクターに分かれて、交互にカードを出していきます。ウィルスが7枚連結できればウィルスの勝ち、ドクターがウィルスの連結を阻止して、ウィルス側のカードがなくなればドクターの勝ちです。
ポイント:ルールが簡単で、決着も早く着くため、サクッと楽しみたいときにもってこいです。
花山ゲーム研究所
OUTBREAK
■セット内容:ゲームカード×計34枚、遊び方説明書×1部
■対象年齢:6才~
■プレイ時間:約15分
■プレイ人数:2人
■生産国:日本
2.「ヒューゴ オバケと鬼ごっこ」
お化けのヒューゴと鬼ごっこをする、すごろく形式のゲームです。
お城のパーティに招待されたプレイヤーは、夜になって現れたヒューゴに捕まらないように、部屋に隠れたり、逃げ続けたりしなければなりません。朝になってヒューゴが消えるまで、逃げ切れたプレイヤーが勝ちとなります。
ポイント:シンプルなすごろくですが、本当に追いかけられている気持ちになるため、子どもと一緒にドキドキしながらプレイできます。
3.「どこでもドラえもん~日本旅行ゲーム+ミニ~」
日本を旅しながら、ゴールを目指すすごろくです。
各自ルーレットで決めた場所からスタートします。中央に置かれたカードをめくり、そこに書いてある場所を目指します。先に到着した方がカードを獲得し、カードの枚数分繰り返します。最終的にたくさんのカードを持っていた方が勝ちです。
ポイント:遊びながら日本の地名や名産品が覚えられるため、子どもとの会話も弾みます。
カードには各都道府県の名物などが書かれています。
4.「DOBBLE」
「世界のボードゲーム」ランキングで、子どもカテゴリーの中、1位を獲得した人気のゲームです。
使用するのは、8つの絵柄が描かれた55枚のカードです。
絵柄は全部で50種類あり、どのカードも必ずほかのカードと1つだけ共通する絵柄があります。2枚を見比べ、同じ絵柄を言い当てた方の勝ちです。勝者はカードを獲得でき、最終的に枚数が多い人の勝ちです。
ポイント:同じ絵柄を探す単純なゲームですが、スピード勝負なのでかなり白熱します。
ホビージャパン
DOBBLE
■内容…カード:55枚、ルールブック、缶ケース
■プレイ時間…15分前後
■サイズ…32 x 23 x 5.5 cm
■素材…缶、紙
■プレイ人数…2~8人
■対象年齢…8歳~
■プレイ時間…~15分
5.「Dixit」
ヨーロッパ各国でゲーム大賞を受賞した実力派ゲームです。
各プレイヤーはカードを配られ、一人ずつ交代で親となります。親は手持ちのカードのうち1枚を選び、その絵柄から連想される言葉を発表します。他のプレイヤーは、その言葉に関連したカードを手持ちの中から1枚選び、親に渡します。親は集めたカードをシャッフルして並べます。プレイヤーは、親が発表した言葉をヒントに親のカードを選んで投票します。投票の仕方によって点数が変わり、先に30点獲得した人の勝ちです。
ポイント:絵柄から連想される子どもの柔軟な発想力に大人も考えさせられます。また、さまざまな絵柄のカードが別売りされており、視覚的にも楽しめます。
ホビージャパン
Dixit
プレイ人数:3~8人
プレイ時間:30分
対象年齢:8歳以上
セット内容:大判のディクシットカード84枚、ウサギコマ8個、投票ダイヤル8個、ゲームボード(得点表+カードスロット)1枚、ルールシート
小学校高学年、中学生向け3選
続いては小学校高学年や中学生向けのボードゲームをご紹介します。この年代の子どもはルールの理解が早いため、謎解きや言葉遊びなど少し頭を使うゲームがおすすめです。
1.「BESTACT」
「BESTACT」は、「必要なのは演技力だけ」というキャッチコピーの通り、演技力で勝負するゲームです。
与えられたお題を声と表情だけで演じます。プレイヤー全員で投票し、ベストアクターを決めます。
ポイント:微妙なシチュエーションのお題もあり、互いの演技力で場は大盛り上がりします。
2.「blackstories」
不可解な事件をクイズ形式で解いていく推理ゲームです。
使用するカードの表には事件の概要が、その裏には事件の真相が書かれています。
出題者は概要と真相を読み、他のプレイヤーに事件の概要を読み上げます。プレイヤーは出題者が「はい」か「いいえ」のみで答えられる質問を続け、真相にたどり着けたらクリアとなります。
ポイント:他のメンバーのビックリするような質問や、突拍子もない事件の真相に盛り上がること間違いなしです。
3.「CLUEDO」
大富豪の邸宅で起きた殺人事件の真相を探る推理ゲームです。
始めに代表者が、自分も含めた全員が見えないようにしてカードをひき、事件の真相を決めます。
6人の容疑者、6つの凶器、9つの部屋から、
- 誰が犯人で
- 何を使って
- どこで殺害したのか
を探し出せた人が勝ちとなります。
ポイント:本格的な内容ながら、ルールはシンプルなので、子どもと一緒に謎解きのスリルを味わえます。
ハズブロ
CLUEDO
プレイ人数2~6人
対象年齢:8歳以上
セット内容:ゲーム盤、 黄色い封筒1枚、探偵のメモ1セット、 容疑者コマ6個、黒いクルードカード21枚、赤いボーナスカード13枚、 証拠コマ6個、サイコロ2個、 説明書1冊
まとめ
ボードゲームは、準備をしたり、盤を広げる場所が必要であったりと、すぐにできるゲーム機やスマホゲームのような手軽さはありません。
しかしその分、家族や友人とコミュニケーションをとりながら、同じ空間で楽しむことができます。
近年、おうち時間が増えたことをきっかけにボードゲームが再び注目を集めるようになりました。
ぜひ、子どもと一緒にお気に入りのボードゲームを見つけて、アウトドア時間にのんびりと楽しんでみてはいかがでしょうか。