連泊キャンプの献立問題!2日目以降のメニューに困らない方法
いよいよ、キャンプシーズンの到来!過ごしやすい季節なので、連泊キャンプを計画している方も多いのではないでしょうか。そんな時に頭を悩ませるのが、キャンプの献立。せっかくの連泊キャンプでのんびり過ごせる時間も、毎日買い物に行っていたら、慌ただしく終わってしまうかもしれません。
今回は、そんな時に役立つ、買い出しに行かずに2泊3日のキャンプを楽しめる、食材の活用例と献立作りのコツをご紹介します。
連泊キャンプに活用すべき食材
クーラーボックスの保冷能力には限度があります。外気温にもよりますが、保冷剤を効果的に使用しても、2日目以降の食材の保冷は難しくなってきます。
そのため、2日目以降のキャンプでは保冷しなくてもいい食材を活用するのがおすすめです。キャンプ飯での利用範囲も広く、保存がきく常温保存可能食材をご紹介します。
乾麺
そばや、うどん、パスタなどの乾麺類は、手間もなく作れるのでお昼ご飯に最適!手持ちの野菜で具材をプラスし、ボリュームアップした料理が作れますよ。
缶詰食材
2日目以降は、保冷保存が必要な肉や魚類を保管することが難しくなってきます。肉や魚の缶詰は、ボリュームあるキャンプ飯を作るのには必須アイテムです。
- 焼き鳥缶
- スパム缶
- 鯖缶(味噌煮、水煮)
- イワシ缶(醤油煮)
- ツナ缶
- コーン缶
- トマト缶
これらの缶詰は、料理としてアレンジもしやすい商品なのでぜひチェックしてみてください。
常温保存野菜
保冷の必要な葉物野菜はキャンプ1日目に、2日目以降は常温保存できる根菜類を中心に、メニューを考えるといいでしょう。また、果物も常温保存可能な食材になります。ビタミン補給のためにも数種類用意しておきましょう。
- <芋類>じゃがいも、さつまいも、里芋など
- <根菜類>人参、ごぼう、大根、生姜、山芋、かぶ、レンコンなど
- <果物>りんご、オレンジ、グレープフルーツ、バナナ、スイカなど
- <その他>玉ねぎ、白菜、トマト、ナス、きゅうり、ピーマンなど
これらの野菜は、カットせず丸ごとの状態で保存する場合のみ、常温で保存が可能です。カットしたものは保冷が必要になるので、気をつけましょう。
肉魚類を下味調理
2日目に使用する肉魚類は、予め下味をつけておくと臭みなく食べることができます。カレー風味やコチュジャン風味、生姜焼きの味など調味料と一緒に漬け込めるので現地での味付けも時短できます。
献立の決め方のコツ
キャンプでは、1日3食のご飯のメニューを考える必要があります。昼や夜にキャンプ場の近くで外食を楽しんでもいいですが、今回は基本的にサイト内でのんびりと過ごしたい時のための、献立決めのコツをご紹介します。
献立表を作る
献立を考える際には、下記のポイントを踏まえて決めるのがコツです。
- 同じ料理ばかりが続かないようにする
- 保存のきかない食材を使ったメニューは1日目か2日目にする
- 同じ食材でも味を変えられる調味料を活用する
実際の献立例
<1日目>
- 朝:キャンプ場チェックイン前のため、おにぎりなどを持参
- 昼:焼きそば、オレンジ
- 夜:焼肉などBBQ、葉物野菜、ご飯
<2日目>
- 朝:バケットなどのパン、野菜たっぷりスープ、ソーセージ入り卵焼き
- 昼:焼き鳥の缶詰で親子丼、りんご
- 夜:鯖缶とトマトのパスタ、コーンとツナのピザ
<3日目>
- 朝:スパムを入れたホットサンド、グリルポテト、トマトサラダ
- 昼:サラダチキンのざるうどん、バナナ
体験してみた感想ですが、3日目以降もキャンプを続けることになると、料理のバリエーションも乏しくなりがちです。キャンプ場近くの道の駅や、直売所を利用して新鮮な食材を買い足してもいいですね。
献立表と常温保存食材を活用して連泊キャンプを楽しもう!
連泊キャンプは、自然あふれるサイト内でのんびりと過ごせるのが魅力です。焚き火やBBQをしたり、サイト内の川や海で遊んでも楽しい季節です。ゆっくりとしたキャンプ時間を過ごしたい方は、今回ご紹介した献立作りをぜひご活用ください。