お花見ピクニックやキャンプの朝食にも便利な彩りピタパンサンド
好みの野菜やハムをたっぷり挟んで食べるピタパンサンドは、お花見ピクニックや、キャンプで簡単な朝食を食べたいときにとても便利です。
自宅で焼いたピタパン生地を事前に作ってから持参すると、さらに時短で準備ができますよ。難しいイメージのピタパンも、コツをつかむと簡単にプクッと膨らんだ生地が完成します。彩り豊かなピタパンサンドは、気分が華やぐ春におすすめのキャンプレシピです。
材料(4人前)
![ピタパンの食材](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/03/P1013347.jpg)
今回使用した食材です。
- 強力粉 140g
- 全粒粉 20g
- 砂糖 2g
- 塩 2g
- ドライイースト 小さじ1
- オリーブオイル 小さじ2
- ぬるま湯 100cc
全粒粉がない場合は、強力粉に置き換えて作っても大丈夫です。
作り方
![ボウルに粉類を入れる](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/03/P1013349.jpg)
ぬるま湯の温度は人肌程度を目安に用意しましょう。夏場など気温の高い時期は、水を使用しても大丈夫です。
ボウルに全ての食材を入れて、箸で全体を混ぜます。
![粉と水分を混ぜる](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/03/P1013350.jpg)
箸についた生地も一緒に混ぜましょう。
水気がなくなってきたら、箸を取り除き、手で粉をなじませていきます。
![生地をこねる](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/03/P1013351.jpg)
容器の周りについた生地も一緒に入れてまとめましょう。
水分が全体に行き渡ったら、生地をひとまとめにします。
![生地を丸める](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/03/P1013352.jpg)
生地全体が均等な状態になるまで、10分ほどこねましょう。
生地の表面がつるっとして、滑らかな状態になるまで手でこねます。容器にラップや濡れ布巾をかけて45分〜1時間おいて発酵させます。
気温が低い時期は、ストーブの前や日向などの暖かい場所で発酵させるようにしましょう。
![生地を発酵させる](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/03/P1013361.jpg)
気温によって発酵時間が変わってくるので、生地の様子を見ながら発酵させましょう。
生地が1.5〜2倍ほどの大きさになったら発酵完了のサインです。
![生地を分割する](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/03/P1013362.jpg)
ベンチタイムの時間をとると、生地が伸ばしやすくなりますよ。
生地を4等分に分割して丸めます。15分ほどベンチタイムをおいて、生地を休ませます。
![生地を伸ばす](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/03/P1013363.jpg)
麺棒がない場合には、手で押し広げても大丈夫です。
麺棒で生地を手のひらサイズほどに伸ばします。
![生地を焼く](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/03/P1013371.jpg)
スキレットがない場合は、フライパンなどを使用しても大丈夫です。
スキレットを温め、伸ばした生地を入れます。
![生地を焼く](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/03/P1013364.jpg)
焦げやすいので気をつけながら加熱しましょう。
弱火でゆっくり加熱をすると、少しずつ膨らんできます。
![生地が膨らんでくる](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/03/P1013366.jpg)
途中、焦げそうなときは生地を裏返しながら加熱します。
半分ほど膨らんできたら、火力を中火から強火に上げて加熱します。
![生地が膨らむ](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/03/P1013369.jpg)
プクッと全体が膨んだら成功です!
生地全体が膨らんで、空洞ができたら、裏返しながら両面を焼きます。
![ピタパン生地を並べる](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/03/P1013379.jpg)
膨らんだピタパン生地が美味しそうです。
ピタパン生地は、冷凍保存もできますよ。この状態まで自宅で事前に作っておき、ラップや袋などに包んでキャンプ場に持って行ってもいいですね。
![生地の中に空洞がある](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/03/P1013380.jpg)
包丁で切り開く場合は、穴が開かないように気をつけましょう。
火力の調整や生地の発酵具合によっては、膨らみが悪くなってしまう場合もあります。その場合は、半分に切ってから包丁で切り開くといいです。
![トレイに生地を並べる](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/03/P1013382.jpg)
大きめに生地を伸ばすと、中の空洞が広く仕上がるので具材を入れやすいですよ。
半分に切ると、全部で8個のピタパンが出来上がります。
![具材をカットする](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/03/P1013383.jpg)
今回用意した具材です。
ピタパンの中に入れる具材を準備します。
- ゆで卵
- 紫キャベツのマリネ
- チキンハム
- アボカド
- ミニトマト
- きゅうり
それぞれ入れやすいサイズにカットします。
![具材を挟んで盛り付ける](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/03/P1013389.jpg)
切った具材を入れるだけで完成するので、生地さえあれば手軽に作れるキャンプ飯ですよ。
彩りよく、お好みの具材をピタパンの中に入れます。塩気のあるハムや野菜のマリネなどを一緒に入れると、ソースなどをかけなくても美味しく食べられますよ。
春らしさ満載のピタパンサンドをキャンプで楽しもう!
自分の好みに合わせて具材や味を変えられて、かつ簡単に作ることができるピタパンサンドは、キャンプでも活躍するレシピのひとつです。ひとつのピタパンの中にお肉や野菜を一緒に入れられるので、ボリューミーで栄養たっぷりに仕上げることもできますよ。
中の具材をバナナなどのスイーツ系に変えると、ちょっとしたおやつにもなります。美味しくおしゃれなキャンプ飯を楽しみたいときに、ぜひご活用ください。
![さとう あい](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2022/02/sato_ai-1.png)