聖地で「湯葉フォンデュ」[読者投稿記事] | 料理・レシピ 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

料理・レシピ

2019.09.12

聖地で「湯葉フォンデュ」[読者投稿記事]

山梨県身延町……キャンパーの皆さんなら行ったことなくても、その名前ぐらいなら聞いたことあるはずの「浩庵キャンプ場(本栖湖)」がある町です。湖面に映る「逆さ富士」が紙幣になったことでも有名なここ身延町は今、とある聖地として人気を集めています。キャンパーの皆さんなら観たことなくても、そのタイトルぐらいはご存知のはずの「あのアニメ」です。

夏休みの終わり。空が高く青く晴れわたり、緑の木々が映える絶景の中、身延山のふもとにある「ゆばの里」で食材をゲットしながら、本日のキャンプ地へ向かいます。

「ゆばの里」の名前のとおり、身延町の名産のひとつには「湯葉」があります。日蓮聖人の700年前から、精進料理としての長い歴史と伝統を持つ身延町の湯葉。その原料となる「畑のお肉」、大粒で甘みの多い「あけぼの大豆」もこちらの特産物となっています。

チルドケースにずらーっと並ぶさまざまな種類の湯葉の中から、今回ウチが購入したのはこちら。湯葉を丸めた「五峰」と濃いお豆腐状の「みのり」。それにPETボトルに入った「ゆばの素」。桃は娘がおねだりして、勝手に入れました。湯葉とは何の関係もありませんが、ご当地の特産品です。

そして今回、湯葉とは別に用意した食材がこちらです。
・しゃぶしゃぶ用豚ロース(下茹で済)
・にんじん(下茹で済)
・しいたけ(下茹で済)
・水菜
・わけぎ(万能ネギ)
・醤油
・ポン酢

それでは早速「湯葉フォンデュ」作りにとりかかります。お鍋に「ゆばの素」を張り、カセットコンロに火をかけます。ウチは念のためPETボトル(500cc)を2本買いましたが、3人家族なら1本で十分ぐらいの量でした。沸騰する直前ぐらいには、表面に膜がうすく張り始めます。「ゆばの素」に付いてきた説明書によると、うちわで扇いであげると膜が早く張るそうです。

本来ならば、ある程度の厚みになったところで膜を掬うのが湯葉の正統的な作り方ですが、今回はあくまでも「フォンデュ」です。下茹でした具材と絡めるだけですので、まだ膜が薄い時点でも、グイっとディップしてしまっても大丈夫。

写真の通りまだ膜が薄くても、十分フォンデュとしての味はします。取り皿としては、BE-PAL(7月号付録)のミニシェラカップ がBEST! ウチは、わけぎに醤油とポン酢を用意してみましたが、ポン酢の方が人気でした。お好みでその他の漬けダレにチャレンジしても良いかも。

肝心のお味の方は……口に入れた途端ほわ〜っと「ま・ろ・や・か〜」。湯葉の香りが鼻腔をくすぐり、優しい甘みが具材を引き立てます。豆乳鍋とはまた違い、精進料理の凜とした気品のようなものが漂います。……とはいっても、お肉も食べてしまうんですけどね。しゃぶしゃぶと同じで、牛肉よりも豚肉の方がオススメかなっ?

ちょっと汚い写真ですが、最後の〆にごはんを投入。ぐちゃぐちゃな見た目に反して、お粥より濃厚、おじやよりはあっさりの、絶妙な美味しさ! ウチは朝食でチャレンジしてみましたが、この優しい美味しさは、キャンプの朝にピッタリでした。

……と、口もお腹も満足できた「湯葉フォンデュ」でしたが、難点は次の湯葉が膜を張るまで多少時間がかかるので、待ち時間がじれったいこと。そういう点では、夜に晩酌をちびちびしながら、日本酒のアテにするのも良いかも。ごはんも〆には持ってこいですしね。

とにかく身延町にキャンプに行くので湯葉、ただの湯葉ではおかずにならないのでフォンデュ、と連想ゲームのように思いついた今回のレシピでした。我ながらなかなか独創的なアイディアだと思ってたんですけど……後になって調べてみると「湯葉フォンデュ」をメニューにしているお店までネットに散見される、特にウチのオリジナルメニューという訳でもありませんでした。

でもでも娘も気に入って、同じ週に家でもう1回作っちゃったくらいなので、自信を持ってオススメできる一品です。とあるアニメ(写真中にちらちら写っていましたが)の聖地として盛り上がっている山梨県身延町。ぜひ、本場の湯葉を求めて訪れてみたらいかがでしょうか。アニメに出てくる学校に泊まれるキャンプイベントも、月イチくらいのペースで行われていますよ!!


※こちらの記事は過去の読者投稿によるものです。

MORIXさん

Mystic社の軽キャンMiniPopBeeで、
ダイビングと釣りに繰り出してます!

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