寒い時期のキャンプを快適にしてくれる暖房器具はどれ?選ぶポイントも | 防寒ギア 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

寒い時期のキャンプを快適にしてくれる暖房器具はどれ?選ぶポイントも

2022.03.12

初めてキャンプに行く人の中には、どのような暖房器具を持っていけばよいかわからない人も多いでしょう。冬キャンプはもちろん、春先や秋口のキャンプでも朝晩は予想以上に冷え込みます。そうした寒い時期のキャンプで活躍する暖房器具の種類や選び方を解説します。おすすめの商品を参考に、秋、冬、春にキャンプの予定がある人は、寒さ対策を万全にしましょう。

寒い時期のキャンプに使える暖房器具の種類

(出典) photo-ac.com

春キャンプ、秋キャンプ、冬キャンプで使える暖房器具には、いくつか種類があります。それぞれの種類や特徴を押さえましょう。

石油ストーブ

石油ストーブとは灯油を使うタイプのストーブです。自宅で使っているものがあれば、そのままキャンプにも持っていけます。石油ストーブのメリットは、灯油は安価に手に入るのでランニングコストを抑えられる点です。またストーブの上でお湯を沸かすといったことも可能でしょう。

石油ストーブには、対流式と反射式の2種類があります。対流式は、ストーブを中心に空気を温めることで室内全体の温度を上昇させます。反射式は一方向を集中的に温めるタイプで、主にソロキャンプに向いています。大人数で使うなら、対流式の方が暖房効果は高いでしょう。

屋内で使用すると、一酸化炭素中毒に陥るリスクがあります。

薪ストーブ

薪を燃やして暖をとるのが薪ストーブです。暖かさは数あるストーブの中でも随一といえ、大人数で使うのに適しています。薪ストーブのメリットは燃えている炎を見られる点で、キャンプサイトの雰囲気をおしゃれに演出してくれるでしょう。

薪の樹種や乾燥具合にも左右されますが、熱効率に優れた薪ストーブの場合、石油ストーブ以上に暖まるものもあります。また、天板の上で調理が可能なものもあります。

ただし、本体が高価な傾向があり、使用時には薪を用意する必要がありランニングコストが高くなりやすいのがデメリットです。

また、キャンプに限らず屋内で使用する際は、煙突を設置して適切に排気を行なわないと一酸化炭素中毒に陥るリスクがあります。

キャンプ上級者向けのアイテムといえるでしょう。

ガスストーブ

カセットガスを使って使用するタイプのストーブで、コンパクトな製品が多く、持ち運びに便利なのが特徴です。サイズが小さい分、火力はほかのタイプと比べると控えめなので、ソロキャンプや少人数で使うのに向いています。

カセットガスはスーパーやコンビニでも入手できるため、燃料を調達しやすいのがメリットです。ただしカセットガス1本あたりの使用可能時間は2〜3時間のため、一時的に暖をとるのに向いています。ラインナップが豊富なので、用途や使用人数に合ったものを選ぶとよいでしょう。

石油ストーブや薪ストーブと同様に、屋内で使用すると、一酸化炭素中毒に陥るリスクがあります。

電気ストーブ

キャンプ場に電源がある、または自前の電源を用意できる場合は、電気ストーブを使うという選択肢もあります。電気ストーブのメリットは、燃料を用意する必要がなく、一酸化炭素などの有害物質を発生させない点です。

またタイマー機能を使えば、就寝時も便利でしょう。電気ストーブを購入する際は、ワット数に注意が必要です。キャンプサイトに備え付けの電源は1000Wまでしか対応していない場合が多いので、使用電力が大きいものは使えない可能性があります。

冬キャンプの暖房器具の選び方

(出典) photo-ac.com

暖房器具を選ぶ際に注目すべきポイントを解説します。サイズや機能性、使う場所によって適切なものを選びましょう。

サイズや機能性で選ぶ

一般的に、ストーブのサイズが大きい方が火力、暖房力が大きい傾向があります。しかしサイズが大きすぎると持ち運びが大変になるので、両者のバランスを考慮した上で選ぶのがポイントです。ガスストーブは石油ストーブや薪ストーブに比べると、燃料も軽量なので携帯性に優れています。

また事故を防ぐには、安全性が高いかどうかも重要なポイントです。特に重視したいのは、転倒時に自動でスイッチがオフになる機能です。使う燃料によって細かな機能は異なるものの、例えば石油ストーブには、転倒しても灯油が漏れない仕様になっているものもあります。

使うのはテント内か屋外か

テント内で使うなら、一酸化炭素中毒の危険を避けるため、火気を使用しないホットカーペットや電気毛布がおすすめです。転倒時の安全性や引火を防ぐために十分な配慮を施したものであれば、セラミックヒーターなどの電気式の暖房器具を使うという選択肢もあります。

煙突穴が付いたストーブ専用のテントもありますが、テント内では基本的に火気を使用することはできません。もちろん焚き火もできません。

石油・薪・ガスストーブは、原則的に屋外で使うようにしましょう。

冬キャンプにおすすめの石油ストーブ

(出典) photo-ac.com

おすすめのストーブを種類別に紹介します。まずは比較的安価に購入、メンテナンスができるおすすめの石油ストーブを2つ確認しましょう。

snowpeak「タクード」

調理時の使用に配慮した石油ストーブです。ストーブの上で、調理することができます。鍋や煮込み料理に適しており、料理もできて暖もとれるので一石二鳥といえるでしょう。

安全への配慮として、地震発生時に自動的に電源が切れる『対振自動消火装置』を搭載しています。ただしテント内やタープ内での使用は推奨されていないため、必ず屋外で使用するようにしましょう。

スノーピーク

タクード

外形寸法:380×380×340(h)mm重量:6kg使用燃料:灯油(JIS1号)出力:2.15kw(1,800kcal/h相当)油タンク容量:3.1L燃焼継続時間:約15時間

 

Newアルパカストーブ「コンパクト」

収納ケースが付属しており、持ち運びがしやすい石油ストーブです。収納ケースのサイドポケットは雑誌が3冊程度入るサイズで、小物などを収納することができます。カラーはブラックとオリーブドラブの2種類で、どちらも重厚感のある落ち着いた色味です。

対震自動消火装置を搭載しているので、地震があっても大きな事故につながりにくいでしょう。『日本燃焼機器検査協会(JHIA)』の基準もクリアしているため、安全面でも安心です。

Newアルパカストーブ

コンパクト

サイズ:高さ×幅×奥行き(mm)405×350×350暖房出力:3.0kW重量:本体6.6㎏ 暖房の目安:13~17㎡油タンク容量:3.7L燃焼継続時間:約10時間 カラー:オリーブドラブ

 

冬キャンプにおすすめの薪ストーブ

(出典) photo-ac.com

薪ストーブでおすすめのモデルを2つ紹介します。薪ストーブは炎が見えることにより、焚き火同様キャンプサイトの雰囲気を盛り上げてくれるのが一番の魅力といえます。

ホンマ製作所「時計1型薪ストーブ」

レトロなデザインが特徴的な時計型のストーブで、暖房だけでなく、天板で調理ができるのもポイントです。天板には26cm、28cm、30cmの羽釜を置けるようになっています。薪ストーブの炎を楽しみながら炊くご飯は一味違うでしょう。

使用できる薪の長さは最大50cmなので、市販されている薪のほとんどに対応できます。重量は約5.9kgと、持ち運びも比較的楽でしょう。別売りの煙突と一緒に使用します。

ホンマ製作所

時計1型薪ストーブ

サイズ:幅40×奥行60×高さ126cm重量:6.6kg

 

キャプテンスタッグ「KAMADO 煙突ガラス窓付角型ストーブ」

上に高く伸びた煙突が特徴的なストーブです。本体には大型のガラス窓を備えているので、中の炎を見てリラックスできるでしょう。天板には大小2つのゴトクを置けるようになっており、暖をとりながら料理もできます。網も付属しているのでバーベキューも楽しめるでしょう。

煙突は3段階、脚は2段階に調節が可能です。組み立てにはネジが要らず、脚を広げるだけで使えるのも嬉しいポイントです。本体には扉が二つ付いているので、薪の継ぎ足しも簡単にできます。

キャプテンスタッグ

KAMADO 煙突ガラス窓付角型ストーブ

組立サイズ:(約)ハイ/幅600×奥行510×高さ1070・1415・1770mm、ロー/幅470×奥行360×高さ830・1180・1530mm、焼き面までの高さ:(約)440・685mm、網サイズ:(約)255×230mm、煙突外径:(約)100mm収納サイズ:(約)幅480×奥行270×高さ265mm重量:(約)10kg

 

冬キャンプにおすすめのガスストーブ

おすすめのガスストーブを2つ紹介します。ガスストーブはほかのストーブと比べて軽量なので、持ち運びがしやすいのがメリットです。

LOGOS「LOGOS×SENGOKU ALADDIN ポータブル ガス ストーブ」

反射式のストーブで、一定の方向を集中的に暖めるのに適しています。放熱ネットに防風板を搭載したことで、野外で使っても風に強い設計なのが特徴です。

燃焼部分に2層の放熱ネットを搭載することで、出力が弱いときでも効果的に空気を温めることが可能です。カセットガス内の圧力の上昇を感知して自動的に停止する機能や、転倒時消火装置などが安全機能として備えられています。安全面にも優れたストーブといえるでしょう。

ロゴス

LOGOS×SENGOKU ALADDIN ポータブル ガス ストーブ

重量:約4.2kg(ボンベ除く)サイズ:約幅37×奥行29.6×高さ33.5cm発熱量:強 1.4kW(1200kcal/h) ~ 弱 0.5kW(430kcal/h)連続燃焼時間:強 約2時間30分 弱 約7時間

 

イワタニ「カセットガスストーブ ポータブルタイプ マイ暖」

電池もコードも要らず、どこでも持ち運びができるガスストーブです。重量も約2.6kg(カセットガス含まず)なので、外出時に少し暖をとりたい場合に活躍するでしょう。点火後約1分で暖まるので、手軽に使える点が魅力的です。

転倒時消火装置や圧力感知安全装置など、四つの安全機能が搭載されています。比較的大型のストーブのサブとして持っておくと便利でしょう。

イワタニ

カセットガスストーブ ポータブルタイプ マイ暖

本体サイズ:311×208×299mm 重量約:2.6kg(カセットガス含まず)ガス消費量:約76g/h 連続燃焼時間約3時間20分

 

冬キャンプにおすすめの電気ストーブ

(出典) photo-ac.com

最後におすすめの電気ストーブを2つ紹介します。電気ストーブは有害物質を発生させず、燃料も用意する必要がないので、手軽さを求める人におすすめです。

ドウシシャ「人感センサー付き パーソナルセラミックヒーター」

レトロなかわいらしいデザインが魅力の電気ストーブです。人感センサーが付いており、人の動きを感知すると自動で電源が入ります。人がいなくなると2分後に電源がオフになり、8分後には脱臭運転を行ないます。

消費電力は強でも600Wなので、キャンプサイトの電源でも使えるでしょう。12時間で自動的に電源がオフになり、1・2・4時間のタイマーも設定できるので、就寝時にも安心して使えます。

ドウシシャ

人感センサー付き パーソナルセラミックヒーター

サイズ9.5 x 17.5 x 13.5 cm重量:0.8kg

 

デロンギ「セラミック ファンヒーター DCH6031J」

つまみを回した瞬間から暖をとれるストーブです。23cm×16cm×27cmの小型設計ながら、最大で1350Wと高い出力を誇ります。中運転の消費電力は800Wなので、キャンプサイトでも使用可能です。

高級感のあるブラックカラーにより、スタイリッシュなデザインになっています。転倒時に電源を遮断する機能も搭載しているので、安全面も安心でしょう。

デロンギ

セラミック ファンヒーター DCH6031J

サイズ:幅:230mm×奥行:160mm×高さ:270mm電圧周波数:100V(50/60Hz)消費電力:強1350W/中800W/弱550W(50Hz)重量:1.6kg

 

まとめ

冬キャンプで使える暖房器具はいくつかありますが、中でもストーブは高い火力を誇るのでおすすめです。ストーブは石油・薪・ガス・電気の主に4種類に分かれ、それぞれ特徴や長所が異なります。

ストーブを選ぶ際は、サイズや安全面など機能の充実度をチェックしましょう。特にストーブは火気を扱う器具なので、転倒時に事故のリスクがないかは重要なポイントです。

なお、テント内での石油・薪・ガスストーブの使用は、一酸化炭素中毒の危険があり、最悪の場合、死亡する可能性があります。テント内では絶対にこれらのストーブを使用しないでください。

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