【アラスカ・デナリ国立公園の旅3】いつもどこかにクマがいる? ワンダー・レイクのキャンプ生活 | 海外の旅 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル - Part 2

海外の旅

2016.11.23

【アラスカ・デナリ国立公園の旅3】いつもどこかにクマがいる? ワンダー・レイクのキャンプ生活

Text

そう、アラスカには、クマが至るところにいるのです。キャンプ中のある日、バスに乗ってアイルソン・ビジターセンターという場所を訪ねていた時、ビジターセンターの近くにクマが出没。レンジャーたちによって周辺のトレイルはすぐに閉鎖されました。クマが自ら人間に向かってきて攻撃することはめったにないそうですが、出会い頭に不用意に驚かせたり刺激したりすると、不測の事態も起こり得ます。国立公園内のトレイルを歩く時も、クマに対しては細心の注意が必要なのです。

キャンプ場では夕方になると、この区域を担当するレンジャーの方々によるレクチャーが開催されます。ゴールド・ラッシュの頃のエピソードとか、夏のアラスカで非常にやっかいな蚊についての話とか……。レクチャー自体はとても面白いのですが、何しろとても寒いので、じっと座って聞くのにはかなりの忍耐力が要求されます。

夜の8、9時頃、西の空が一瞬、燃えるような夕焼けに染まった後、ツンドラに夜が訪れます。

真夜中、北の空を音もなく静かに舞っていた、オーロラ。それは、この世の出来事とは思えないほど、現実離れした美しい光景でした。

【アラスカ・デナリ国立公園の旅1】
【アラスカ・デナリ国立公園の旅2】
【アラスカ・デナリ国立公園の旅4】
【アラスカ・デナリ国立公園の旅5】

◎文/写真=山本高樹 Takaki Yamamoto
著述家・編集者・写真家。インド北部のラダック地方の取材がライフワーク。著書『ラダックの風息 空の果てで暮らした日々[新装版]』(雷鳥社)ほか多数。
http://ymtk.jp/ladakh/

NEW ARTICLES

『 海外の旅 』新着編集部記事

200㎞以上続く砂利道をさすらう!アラスカの「デナリ・ハイウェイ」をドライブ

2026.08.22

遙かなるデナリを眺めて―――アラスカにある北米最高峰を前に、植村直己さんを偲ぶ

2026.08.20

極北の森を走り抜け!ユーコン川トレイルマラソンに参戦

2026.08.20

まるで折り紙!グアムの先住民が受け継いできた伝統技術「葉編み」を体験しました

2026.08.19

「あなたはクマの土地にいる」ユーコナー流、クマと共生するライフスタイル

2026.08.18

雄大な景色を心ゆくまで堪能。アラスカ州デナリ国立公園のトレイルを歩く!

2026.08.18

グリズリーより強いってほんと? アラスカでよく見かける世界最大のシカ「ムース」の意外な生態を紹介

2026.08.16

仕事が終わったら防水バッグに服を詰めて川にバッシャーン!スイスの帰宅方法がスゴすぎる

2026.08.15