グランピングの草分けブランド「INOUT(イナウト)」新たな旗艦店がローンチ! | アウトドアブランド 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2021.03.07

    グランピングの草分けブランド「INOUT(イナウト)」新たな旗艦店がローンチ!

    私が書きました!
    ライター・エディター
    新田草子
    東京都出身、目黒区在住。雪山とお酒をこよなく愛するライター&エディター。雑誌やウェブを中心に、体をととのえること、食べること、心地よく暮らすことにまつわる記事を執筆中。

    あの人気のチェアや収納アイテムも

    家で使っている家具を、そのままアウトドアへ。ありそうでなかった独自のスタイルを掲げ、「INOUT」が東日本橋の地で産声を上げたのは2014年のこと。設計事務所を運営する代表の小林卓さんが送り出すのは、アイアンや無垢材を巧みに組み合わせた、機能にもデザインにも手抜きのない家具。ウチとソトの双方をゆるくつなぐアイテムの数々は、コアなキャンパーたちのみならず、インテリアへの感度が高い人々からも支持されています。

    そんな「INOUT」が昨年夏、拠点を東向島に移してリオープン。ブランドの世界観がより明確に感じられる新店舗に、お邪魔してきました。

    元鉄工所を丸ごとリノベーション。巡るのも楽しい、秘密基地のような店内に

    昔ながらの商店や小さな社がある下町らしい風景のなかに、カフェや、ワインを扱う“今どき”な店もちらほら。そんな、そぞろ歩くのも楽しい東向島の一画に、「INOUT」の新たな店舗はあります。

    元は鉄工所だったという建物を改装した店舗は、トタン張りの壁×重厚なウッドのエントランスという外観からしてインパクト大。ブランド精神にも通じる、ミクスチャーな雰囲気にしびれます。

    内部は床を新たに張って壁と天井を白くペイント。

    鉄工所時代の構造をそのまま生かし、スチールの階段で中二階をつなぐほか、天井にはなんとクレーンが。鉄工所時代の名残が、なんともいい味わいを醸し出しています。

    大きな空間をそのまま生かした店内。

    鉄工所時代の名残のクレーン。支柱は黒くペイント。

    扱うのはオリジナルの家具と、それらになじむ雑貨やアパレルなどのセレクトアイテム。それらをダイニングやリビング、バスルームなどとゆったりとゾーニングし、ティスプレイしています。

    店内のベースコンセプトは「男子の秘密基地」。一画にはテレワークスペースのアイデアも。

    「それぞれの使い道をイメージしやすいように、できるだけシーンで見せられたらと考えています」

    とは、「INOUT(イナウト)」の代表小林卓さん。数あるなかから、INOUTらしいアイテムをピックアップしてもらいました。

    「INOUT(イナウト)」の代表・小林卓さん。

    ブランドストーリーはここから。丈夫×コンパクト×スタイリッシュなテーブル

    まずは、ブランドの家具第一号である、「タートルテーブル」。畳めるアイアンの脚と丸められるすのこ状の天板を組み合わせた、ヴィンテージ感のあるデザインで一躍人気に。天板の下に布のストレージを吊り下げられたり、シェラカップがかけられるバーが付いていたりと、かゆいところに手が届く工夫も秀逸。

    タートルテーブル(W920×D540×Low H430 , High H640)¥95,000、タートルテーブルアンダーストレージ(W700×D490×H60)¥18,000

    ちなみにこの、ほどよい深さのあるシェラカップも人気商品のひとつ。リニューアルを記念して作った真鍮バージョンは、オンラインカートがオープンするやサーバダウンを招くほどオーダーが殺到したそう。

    オリジナルシェラカップ(Φ120mm H60mm 持ち手長さ55mm ステンレス製)¥2,500 オリジナルシェラディッシュ(Φ200mm H55mm 持ち手長さ68mm ステンレス製)¥4,500。

    収納にも、テーブル代わりにも。使い勝手抜群のオリジナルボックス

    さらに、INOUTと言えばコレ、という人も多い「スタックボックス」。シンプルな正方形の箱だけれど、その名の通りスタッキングできて、収納になるのはもちろん、別売りのカバーで蓋をすれば椅子やテーブル代わりにも。

    いくつか積んで、これも別売りの「コネクタ」を接続すれば、ちょっとした立ち飲みカウンターに早変わり。

    スタックボックス/ハイ(W382/D382/H298)¥26,500 スタックボックス/ロー(W382/D382/H188)¥21,500 いずれも下塗りのカラーはブラック・カーキ・ブルーグレイの3色 スタックボックスカバー(W380/D380H40)¥20,000。

    高さもハイとローの2種があり、組み合わせと工夫次第でいろんな使い方ができて、「実際に、ユーザーの方々から『こんな使い方もできたよ!』と教えてもらうこともしばしば(笑)。みなさん少しずつ買い足して、ご自分なりの使い方を編み出しているようです」(小林さん)

    ちなみに個人的に一番響いてしまったのは、このスタックボックスが9個ぴたりと入るシェルフ。普段はキッチンで調味料や調理道具を入れるのに使い、キャンプに行く時はそのまま持ち出して、終わったらまた元に戻すだけでOK……なんて、素敵すぎる妄想が広がります。ほどよく無骨、けれどディテールは繊細なたたずまいもGOOD。

    スタックボックスシェルフ スモール(W1200/D410/H900)¥320,000(スタックボックス込み)ご要望に合わせてサイズオーダーも可。

    リビングでもキャンプでも。長く座っても疲れない、「ジャストな」チェア。

    そして、忘れてはならないのが「ジャストライトチェア」。

    頑丈なフレームを採用し、座面をふつうのアウトドア用チェアに比べて高めに設計。生地の張りもしっかりめで、ラクに腰掛けられるうえに体が沈み込むことがなく、まさに“ジャスト”な座り心地なのです。

    新色のネイビーが登場。ジャストライトチェア(W620×D600×H770、シート高360)¥36,500。

    座って過ごす時間が長いキャンプこそ、良い椅子を。そんな発想から生まれた名作チェアは、リビング使いにもぴったり。愛用者の声に応えて、ダイニングテーブルで使える「ジャストライトチェア ダイニング」も登場しました。

    そのほか木箱型で中にサーバーが収められるコーヒードリッパーや、密かに人気のソロキャンプ用テーブル、焚き火のときに羽織りたいコットンガウンなど、ここでしか出合えないアイテムがまだまだたくさん。宝探し感覚で店内を巡るうちに、つい長居してしまいます。

    1階にはINOUTの家具を配したカフェも併設されているので、疲れたら「ジャストライトチェア ダイニング」の座り心地を試しながらコーヒーでひと休み……もおすすめです。

    “キャンプの朝に飲みたいコーヒー”をコンセプトに、契約ロースターで焙煎してもらっているオリジナルのコーヒー豆は、販売も。

    木箱型で中にサーバーが収められるコーヒードリッパーのセット。Single Coffee Dripper Stand Bag ¥7,600、Single Coffee Dripper Stand ¥20,000。

    1P SOFA ¥240,000(現品のみ)。

    大量生産品に比べれば安価とは言えないけれど、国内産のスティールやステンレス、ナラ材などを使ってひとつひとつ丁寧に作られているのがINOUTの家具。加えて修理や生地の張り替えなどのメンテナンスサポートもしっかり付いていることを考えれば、むしろリーズナブルかもしれません。

    キャンプでも家と同じように心地よく過ごせる、キャンプ用品に収納スペースを使わずにすむ、ムダがなく居心地のよいインテリアで過ごせる……。使う人によってさまざまなベネフィットが得られるのが、INOUTが作り出すアイテム。手に取ることで分かるその良さを、この新たなフラッグシップショップでぜひ実感してください。

    INOUT(イナウト)

    住所:東京都墨田区堤通1-11-18
    電話:03-6661-7227
    営業時間:営11:00~18:00 
    休:火曜
    https://inout.tokyo/

    ※表示価格はすべて税抜き価格です

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