スノーキャンプの注意点!ソロ・ファミリーが気を付けるべきことは? | キャンプのコツ 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2021.02.10 アサノダイスケ

    私が書きました!
    フリーライター
    アサノダイスケ
    秋田県在住。幼少期に父に連れられて行ったキャンプでアウトドアに目覚め、妻ともアウトドアがきっかけで知り合い、結婚しました。毎週末、妻とキャンプに出掛ける日々を送っています。目下の目標は「雪山での雪中キャンプ敢行」で、それに向けて着々と準備中です。

    危険対策を行なって、スノーキャンプを楽しもう

    スノーキャンプは他のシーズンと比べ、注意すべきポイントが多い。

    キャンプは春から秋がオンシーズンで、冬はオフシーズンと思われがちです。しかし冬には冬の、スノーキャンプという面白さがあります。

    ただしこのスノーキャンプは、他のシーズンのキャンプに比べ気温が低く、降雪があるため、普通のキャンプ以上に注意しなければいけないことが多くあります。

    今回はそんなスノーキャンプで注意すべきポイントのご紹介と、さらにソロ・ファミリーならではの注意点をご紹介します。

    これからスノーキャンプを楽しもうと計画している方は、ぜひ参考にしてみてください。

    【ソロ・ファミリー共通】スノーキャンプの注意点

    スノーキャンプは、ドーム型よりワンポール型のテントが向いている

    降雪時は、ワンポールテントが倒壊しにくい。

    豪雪地帯にお住まいの方はご存じかと思いますが、雪というのは意外と重いものです。

    ふわふわと空から降ってくる様子からは想像できないほど雪は重く、新雪の場合その重さは、1立方メートルあたり50~150kgにもなります。

    キャンプでお馴染みのドーム型テントは、横風のような真横からの力にはある程度強いです。

    しかしテントの上に積もった雪の重みには、耐えきれない場合があります。万が一フレームが折れてしまっては、テントを再度建て直すこともできません。

    一方、ワンポール型テントはドーム型に比べ、比較的雪が積もりにくい形状をしています。

    ドーム型のようなフレームは無く、有るのは頑丈なポールが1本。このポールが折れることはなかなか考えられませんので、ドーム型よりワンポール型テントがスノーキャンプに向いています。

    ただし豪雪地での使用を想定した、頑丈なドーム型テントなどは話が別です。積雪に強い、鉄製のフレームを使用したテントなどの場合は、スノーキャンプにも充分耐えられる性能を持っている場合があります。

    降雪時はタープの使用を控える

    タープは幕1枚で雪の重みを受け止めるため、破損しやすい。

    降雪を避けるためにタープを張りたくなりますが、タープに雪が積もると、破損してしまう可能性があります。

    前述の通り、雪とは意外と重いもの。タープに雪が積もった場合、生地が破けたりタープポールが破損・倒壊する危険があります。

    天気予報で降雪の可能性が高い場合は、タープの使用は控えましょう。

    カイロなどによる、低温火傷に注意する

    湯たんぽやカイロは、長時間体に触れると、低温火傷をする場合がある。

    寒い季節にお馴染みの湯たんぽやカイロは、体に触れさせることによって暖をとる道具です。

    しかし人が心地よいと感じる40~50度Cの温度でも、長時間皮膚に触れると火傷を起こしてしまうのです。

    50度Cなら3分間皮膚に圧迫、40度Cでも6時間程度接触していると、皮膚の細胞に異常が出るとの報告があります。

    冬の屋外活動中や、スノーキャンプの就寝時など、湯たんぽやカイロを使用する際は低温火傷に注意しましょう。

    テント内は火気厳禁

    テント内でストーブやバーナーを使うのは危険。

    スノーキャンプは気温が低く寒いため、テント内でストーブを使用したり、火を使った調理をしたくなります。

    しかしテントのような密閉された空間で火器を使用すると酸素が不足し、不完全燃焼を起こします。その結果一酸化炭素が発生、最悪の場合、一酸化炭素中毒で死に至ります。

    毎年寒い季節になると、テント内で火器を使用し、一酸化炭素中毒で亡くなった方のニュースを見かけます。

    テント内での火器使用は火災の恐れがあるだけでなく、目に見えない一酸化炭素で、いつの間にか命を落としてしまうこともあるのです。

    テント内のような密閉された空間での火器使用はやめましょう。

    【ファミリー】スノーキャンプの注意点

    子どもが火に近付く際は、動向を注視する

    寒い季節は焚火にあたりたくなるが、小さい子どもがいる場合は要注意。

    ファミリーキャンプで注意すべきは、子どもの動向。特にスノーキャンプは、普段は味わえない非現実的な環境に、子どもがはしゃいでしまいます。

    子どもが火に近付く際は、親御さんは特に注意して子どもを監視しましょう。

    子どもは大人に比べて、火に対する恐怖心が薄いです。寒いからといって焚火に手をのばしてしまったり、火の近くにある高温のものを触って火傷をしないよう、よく注意して動向を見てあげましょう。

    雪遊びは危険のない場所で

    雪に埋もれた沢などに落ちないよう、危険のない場所で遊ばせる。

    キャンプ場に流れる沢や小川は、夏場は恰好の遊び場になりますが、寒い時期は命を落としかねない危険な場所に変わります。

    特に積雪時は水面が雪で覆われて、目視ではそこに水があると判断できないことがあります。誤って雪を踏み抜き、真冬の沢に落ちてしまうと、あっという間に体温を奪われ体の自由が利かなくなります。

    スノーキャンプで子どもを雪遊びさせる場合は、事前にキャンプ場の管理人に、沢や急斜面などの危険な場所はないかを確認しましょう。そういった場所に子どもが近付かないよう、よく言い聞かせ、動向を注視しましょう。

    建物の軒下は、屋根からの落雪がありとても危険。

    キャンプ場の管理棟や炊事場、バンガローなど建物の軒下にも、子どもを近付かせてはいけません。

    屋根からの落雪はとても危険で、特に体の小さな子どもは、いとも簡単に生き埋めにされてしまいます。

    軒下は落雪後の雪がたくさんあるため、子どもは近付きたくなります。万が一屋根から落ちた雪が降ってきたら、自力では抜け出せなくなってしまうことを子どもに教えてあげましょう。

    大人は子どもから目を離さない

    小さな子どもが雪遊びをする際は、なるべく大人も一緒に遊んであげると安心。

    キャンプ場は家の近所と違い、いたるところに危険が潜んでいます。子どもから目を離さず、なるべく一緒に遊んであげるようにしましょう。

    大人もスノーキャンプを楽しみたい気持ちは分かりますが、家族を連れて行くなら、子どもの安全を第一に考えてあげましょう。

    【ソロ】スノーキャンプの注意点

    緊急時の連絡はすぐに取れるように

    ソロの場合、緊急時にすぐ助けを呼べるようにしておく。

    ソロでスノーキャンプをする際に注意したいのは、自分の体の異常を、自分で判断しなければいけないという点です。

    他人が低体温症などで具合が悪そうなのを見抜くことができるのは、客観的・冷静に見ることができるためです。

    しかし人間はいざ自分のこととなると、「もう少し我慢しよう」と考えてしまいがち。

    「体の具合がおかしい、まずいかも」と感じたり、身の危険を感じた際は、消防や警察などにいつでも助けを求められるようにしておきましょう。

    管理人が常駐のキャンプ場を選ぶ

    キャンプ場の管理人に助けを求めるのも、躊躇してはいけない。

    スノーキャンプはしっかりした装備で臨まないと、寒さで辛い思いをすることになります。特に夜間は冷え込みが強く「眠れなかった」「車中泊に切り替えた」など、スノーキャンプを楽しめないことも。

    本当に寒くて辛いときは、管理棟に助けを求めましょう。管理人が常駐のキャンプ場であれば、夜間でも相談に乗ってもらえます。

    一人で恥ずかしいからと躊躇わずに、毛布を借りるなどして手を打ちましょう。

    普段のキャンプより緊張感をもって、スノーキャンプを楽しもう

    安全に気を付けて、冬しか味わえないスノーキャンプを楽しもう。

    スノーキャンプは寒さや雪との戦いです。誤った判断はテントやタープを破損させたり、最悪の場合自分や家族の命を危険に晒すことになります。

    しかし安全に配慮して対策を充分に行えば、スノーキャンプならではの面白さを体験できます。

    これからスノーキャンプに行く計画を立てている方は、寒さ対策・安全対策をしっかり行い、念入りに準備をしてスノーキャンプを楽しんでくださいね。

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