冬におすすめの石油ストーブ調理レシピ3選
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    2021.01.16

    冬におすすめの石油ストーブ調理レシピ3選

    私が書きました!
    フリーライター
    アサノダイスケ
    秋田県在住。幼少期に父に連れられて行ったキャンプでアウトドアに目覚め、妻ともアウトドアがきっかけで知り合い、結婚しました。毎週末、妻とキャンプに出掛ける日々を送っています。目下の目標は「雪山での雪中キャンプ敢行」で、それに向けて着々と準備中です。

    石油ストーブは調理器具としても有能!

    キャンプで活躍する石油ストーブは、調理にも使えるスグレモノ。

    冬キャンプにおいて暖房器具は、キャンプの快適さを左右するとても重要な役割を果たします。特に石油ストーブは、電源が使えない場合が多いキャンプ場では、特に重宝する存在です。

    そんな石油ストーブは、実は調理用コンロとしても有能で、調理も保温もできるのが強みです。

    今回は石油ストーブを使った料理のレシピを3つご紹介します。キャンプシーンにぴったりの料理ですので、次回のキャンプでぜひ試してみてはいかがでしょうか。

    ストーブダッチパン

    ダッチオーブンを使って焼くダッチパンは、ストーブで調理できる。

    材料

    ・牛乳:120ml
    ・卵:1個
    ・砂糖:25g
    ・塩:3g
    ・バター:60g
    ・強力粉:300g
    ・ドライイースト:3g

    作り方

    ホームベーカリーで生地を練る。

    材料を上から順番にホームベーカリーに投入して、生地モードでパン生地を練ります。

    できあがったパン生地は空気を抜くように潰して、ラップで包んで15~20分程度寝かせます。

    生地を8等分して、ダッチオーブンに並べる。

    クッキングペーパーを敷いたダッチオーブンに、8等分にしたパン生地を丸めて並べます。

    ダッチオーブンの底に、底網を置いて上げ底にしておくと、パンが焦げにくくなります。

    中~強の火力のストーブに、蓋をしたダッチオーブンを乗せる。

    パン生地を入れたダッチオーブンに蓋をし、中~強の火力のストーブに乗せます。

    45~60分程度加熱します。時々蓋を開けて、パンの焼け具合を確認しましょう。

    パンの表面に焼き色が付いたら完成。

    生地がふっくらと膨らんで、パンの表面に焼き色が付いたら完成です。

    ダッチオーブンをストーブからおろし、少し冷めてからパンを取り出しましょう。火傷をしないように注意してくださいね。

    ストーブ焼き芋

    ホクホクの紫芋の焼き芋。

    材料

    ・紫芋(普通のさつまいもでも可)
    ・キッチンペーパー
    ・アルミホイル
    ・竹串

    作り方

    芋の表面を水で洗い流す。

    今回は焼き芋にするとほくほくして美味しい、紫芋を使用します。

    芋の表面を、水で洗い流します。

    芋をキッチンペーパーで包み、水で濡らす。

    芋を隙間なくキッチンペーパーで包み、水で濡らしましょう。

    水で濡らすことで、芋が焦げにくくなり、焼き上がりがしっとりして美味しくなります。

    アルミホイルで隙間なく包む。

    濡れたキッチンペーパーの上から、アルミホイルで包みます。

    隙間ができるとその部分から焦げやすくなりますので、隙間ができないように包みましょう。

    ストーブの上に網を置いて、芋を少し浮かせて置く。

    アルミホイルで包んだ芋を、ストーブの上に置きます。

    芋とストーブの間に網を挟んで少し浮かすことで、芋が焦げにくくなるのでおすすめです。

    中~強の火力のストーブで、片面30~45分ずつ加熱します。

    30~45分経過したら、芋を裏返して更に30~45分程加熱する。

    芋は両面を加熱しますが、裏返す際は芋がとても熱くなっていますので、トングなどを使いましょう。

    竹串を刺して、火の通り具合を確認する。

    芋の両面を加熱したら、竹串を刺して火の通り具合を確認してみましょう。

    竹串が抵抗なくスッと刺されば、焼き芋の完成です。

    あつあつホクホクの焼き芋の完成。

    紫芋の焼き芋は中がホクホクしており、さつまいもの金時や紅あずまに似ている食感です。

    ねっとり系の焼き芋が好きという方は、安納芋で焼き芋を作ると美味しいですよ。

    どちらもストーブで焼き芋にできますので、試してみてください。

    ストーブ焼きりんご

    蜜たっぷりで甘くておいしい焼きりんご。

    材料

    ・りんご:1個
    ・スプーン(リンゴの芯を取り除く用)
    ・はちみつ
    ・バター
    ・アルミホイル
    ・アルミ皿

    作り方

    りんごの芯をスプーンで取り除く。

    スプーンでリンゴの芯を取り除きます。

    底まで貫通しないように、穴を途中で止めましょう。

    芯を取り除いた穴に、はちみつを7~8分目まで入れる。

    芯を取り除いたりんごにはちみつを入れます。穴の7~8分目を目安に入れましょう。

    バターをひとかけ、りんごの穴に入れる。

    バターを好みの量、りんごの穴に入れます。

    アルミホイルの上にりんごを乗せる。

    加熱するとりんごが柔らかくなり、果汁やはちみつが漏れ出します。アルミホイルから漏れないように、りんごの下に少し大きめに切り取ったアルミホイルを敷きます。

    敷いたアルミホイルで、りんごを包む。

    下に敷いたアルミホイルで、りんごを包みます。隙間ができないように包みましょう。

    アルミ皿の上に、折りたたんだアルミホイルを置いて、その上にりんごを乗せる。

    アルミ皿の上に、折りたたんだアルミホイルを置きます。この折りたたんだアルミホイルを、ストーブとりんごの間に挟むことで、りんごの焦げ付きを防止します。

    アルミ皿をストーブに直接乗せて加熱する。

    ストーブの火力は中~強で、約40分りんごを加熱します。時々アルミホイルを開いてみて、りんごが柔らかくなったら完成です。

    とろとろに溶けた焼きりんご。

    りんごがはちみつとバターを吸い、とろとろに溶けて甘くて美味しいです。

    焼き上がりの目安としては、スプーンなどで簡単にりんごの実が切れるようであれば、充分に火が通って柔らかくなっている証拠です。

    キャンプで石油ストーブを使う際は、同時に料理もしてみよう!

    石油ストーブは料理の保温にも使えるため、寒い季節のキャンプにおすすめ。

    今回ご紹介した料理は、主に焼くという調理方法でしたが、煮る・茹でるといった料理もストーブで調理することが可能です。

    おでんのような鍋料理であれば、調理も保温もストーブでできるため、寒い冬のキャンプにはぴったりです。

    もちろんお湯を沸かしたり、お酒を燗にすることもできますよ。

    キャンプに石油ストーブを持っていくという方は、暖房器具としてだけでなく、調理にも石油ストーブを使ってみてください。きっとキャンプ飯のレパートリーが増え、バリエーションが広がりますよ。

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