山や海へと忙しかった我が家の静岡旅。そんな旅の途中で楽しみにしていたのが、ローカルスーパー巡りです。旅先のスーパーには、その土地で暮らす人の「いつもの食」が詰まっているから。
今回立ち寄ったのは、静岡県東部と伊豆を中心に展開する「フードストアあおき」。以前から贔屓にしているスーパーです。沼津店と御殿場店に立ち寄り車中泊の食材を探しました。
魚、パン、惣菜、静岡のお酒…。実際に買って食べてみて「これは車中泊に正解!」と思ったおすすめの品をご紹介します。
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旅先の味を楽しむご当地食材を探そう!

「フードストアあおき(以下あおき)」は、1946年に静岡県河津町で創業した静岡のローカルスーパーです。現在は、静岡東部(伊豆)を中心に8店舗を展開しています。
今回立ち寄ったのは沼津店と御殿場店。同じ「あおき」でも、旅先ではその土地の店をのぞく感覚で、品揃えを見るのが楽しみです。
とくに魚にはこだわっていて、各店舗の担当者が自ら沼津や下田などの地元市場へ足を運び、競りで直接仕入れているとか。鮮度や脂ののりを厳しく見極めて仕入れるため、店舗ごとに個性がでるそうです。
海の近い沼津店でまず向かったのは鮮魚コーナー。ここをチェックしてその夜の車中泊ごはんのメニューを決めました。
まず目に留まったのが、静岡県産の天然カンパチの刺身。そして「朝取り」と書かれた生シラス。「沼津市場直送」の文字にも惹かれて、こちらも購入しました。
静岡といえば干物も外せません。アジの干物もカゴへ。
刺身に生シラスに干物。魚を眺めながら「今夜はこれで一杯やろう」と考えている時間が、旅の楽しみだったりします。
脂ののった天然カンパチで作るカルパッチョ

カンパチは薄くそぎ切りにして、貝割れをたっぷりのせ、塩胡椒をガリガリと振りかけ、オリーブオイルを回しかけました。レモンを搾ってもおいしくなります。
新鮮な朝取り生シラスはシンプルに

生シラスには、細ネギや貝割れなどの薬味をドサッとかけて、岩塩をパラり。さらに、すだちをキュッと絞ります。最後にごま油を回しかければ完成。子どもたちは、お米にのせてパクパクと。大人はお酒のつまみにしました。
アジの干物はフライパンで焼いて洗い物を減らす

干物は網や炭火でじっくり焼くのが最高です。しかし、水を節約したい車中泊ではなるべく洗い物を増やしたくありません。そこでクッキングシートを敷いたフライパンで焼きました。焼き終わったらシートを丸めて捨てられるので、わが家の車中泊旅ではこの方法が定着しています。
店頭に並ぶ商品の魅力は魚だけではない

魚売り場を堪能してから店内をぐるり。
地元で暮らす友人におすすめを聞いてみると、鮮魚だけではなく、地元産の新鮮な野菜、店内調理のパンやお惣菜、おにぎりといった日常使いの食べ物を推す声も多く返ってきました。
また、店頭で商品に添えられた手書きポップも印象的でした。バイヤーさんのこだわりやおすすめの食べ方がさりげなく添えられており、歩いているだけでもワクワクします。あおきのキャッチフレーズ「食文化のパラダイス」という言葉も納得です。
続いて、私が「これは買ってよかった!」と思ったものを紹介します。
一味違うおにぎりとアツアツのカツ煮

おにぎりコーナーへ行くと、シソ茎ワカメ、アサリ炊き込みご飯、梅シラスなど、ちょっと気になる具が入ったものが並んでいました。「その土地らしさ」を感じるおにぎりに弱い私です。移動中の昼食用にいくつか購入しました。
惣菜コーナーでは「とろっとたまごの三つ葉香るカツ煮」を購入。手に取ったときにはまだ温かい作りたて。お肉がやわらかく、だしがしっかりしみていて、白飯はもちろんお酒のあてにも合いました。
あおき特製の冷凍餃子は自宅用にお持ち帰り

店内を歩いて気になったのが冷凍餃子。売り場には、包む前のタネだけでも売っていました。「地元の人はこれを買うのかぁ」と思いつつ、私は調理が簡単な冷凍をチョイス。車中泊の途中で焼こうか迷ったものの、結局キャンピングカーの冷凍庫にしまって持ち帰りました。

冷凍餃子は、1パック30個入りなので、次回はキャンプでワイワイ食べてみたいと思います。
店内調理がうれしい焼き立てパンと惣菜

地元で暮らす友人からすすめられた自家製パン。店内のベーカリーには、毎朝店内の厨房で生地の成形から焼き上げまで行なう焼き立てパンがズラリと並びます。

ベーカリーコーナーで購入したのは、ガーリックバタール、ベーコンエピ、そして「自家製」と書かれたあんぱん。なかでも気に入ったのがガーリックバタールです。香ばしいガーリックバターがじゅわっと染み込んでいて、車中泊旅の朝に、温かいスープと一緒に食べたら最高でした。あんぱんは、つぶあんとこしあんから選べます。今回はこしあんを選択。朝ごはんにも、おやつにもよさそうです。
現地に暮らす友人が推す絶品のポテサラ

「玉ねぎ香る厳選じゃがいものポテトサラダ」は、じゃがいものゴロゴロ感となめらかさのバランスがよく、玉ねぎのシャキシャキ感もいい。友人から「あったらすぐカゴへ!」と言われたのも納得でした。ビールや白ワイン、ハイボールのおつまみにもぴったりでした。
こういう「買ってすぐ食べられる美味しいもの」が充実している店は、車中泊の旅では本当に助かります。
静岡おでんは車中泊のおつまみに

丸六の静岡おでんは、静岡名物の黒はんぺんや牛すじ、だし粉などが入ったタイプで、常温保存が可能。クーラーボックスのスペースを気にせず持ち運べるところが便利です。そのまま湯煎するか鍋に移して温めるだけなので、旅先でも手軽に楽しめます。

今回は、単品の黒はんぺんは買いませんでしたが、このような静岡ならではのものを旅先で手軽に楽しめる商品には、つい手が伸びます。
店内を探してみると、静岡おでんのほかにも静岡らしい商品がいろいろとありました。ふのりやひじきなどの海藻、わさびのほか、御殿場店は山梨に近いためか、山梨県富士吉田市の名物、吉田うどんを見つけました。
その土地で作られたお酒を探すのも旅の楽しみ

今回は「正雪(しょうせつ)純米吟醸 生酒」のほか、クラフトビールの「風の谷のビール」「REPUBREW」「ベアードビール」などを購入。

魚を買ったら、その土地のお酒も欲しくなる。これはもう、仕方ありません(笑)。
今回は旅の夜に楽しみましたが、旅先で見つけた地酒やクラフトビールは、お土産にしても喜ばれそうですね。
フードストアあおき
- ホームページ:https://superaoki.com/
御殿場周辺を旅するなら「山崎精肉店」へ行ってみて!

せっかく御殿場まで行ったので、以前から立ち寄ってみたかった「山崎精肉店」へ行ってみました。
前述した「フードストアあおき」とは、まったく別の店ですが(御殿場店からクルマで約10分)、おいしかったものが買える一軒として自信を持って紹介します。

一番のお目当ては、なんといっても同店の名物という馬刺しです。馬刺しは、特選、上ロース、たたきの3種類、さらに自家製の「山崎ハム 馬スティック」を購入。ほかにも揚げたてのコロッケやハムカツ、手羽元を買いました。
ほんとうに美味しいので、車中泊旅の途中、キャンプ前、お土産用など、御殿場周辺に出かけるときには、ぜひ利用してください。

山崎精肉店
- 所在地:静岡県御殿場市板妻114-1
- 電話番号:0550-89-1229
- 営業時間:8時30分~18時
- 定休日:火曜、第4月曜(臨時休業もあるため、出かける際は事前にお店にお問い合わせを)
- ホームページ:https://www.kinkaton.co.jp
旅先のスーパーマーケットは、ご当地の食生活を知る特別な場所

魚を選んで、パンを選んで、惣菜を眺めて、お酒を手に取る。今回も、買い物中にあれこれ手が伸びて、帰るころにはキャンピングカーの冷蔵庫がパンパンに(笑)。
旅先のスーパーって、やっぱり楽しいですね。
静岡を旅することがあったら、ぜひ、あおきをのぞいてみてください。その夜の食卓を想像しながら店内を歩く時間も、旅の楽しみのひとつですから。




