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栗拾いの時期は?品種別のベストシーズン

栗拾いを楽しむなら、まず知っておきたいのが収穫時期です。栗は地域や品種によって、旬を迎えるタイミングが異なります。全国的なシーズンの目安と、早生・中生・晩生による収穫時期の違いをチェックしておきましょう。
全国的な栗拾いのシーズン目安
秋のアウトドアレジャーとして人気の栗拾いは、9〜10月ごろがベストシーズンです。ただし、栗拾いを楽しめる期間は一つの農園につき1カ月ほどと、意外に短めです。
収穫時期は地域によっても異なり、北海道では9月下旬〜10月上旬ごろ、九州では9月上旬〜10月上旬ごろとされています。天候や品種によっても前後するため、訪れる前に農園の公式サイトなどで最新の情報を確認しておきましょう。
また、週末やピークシーズンは混雑しやすいため、希望する農園がある場合は早めの予約がおすすめです。
早生・中生・晩生でみる収穫時期の違い
まず旬を迎えるのが、早生品種です。8月下旬ごろから収穫が始まり、水分が多く、あっさりとした味わいが特徴とされています。
続く中生品種は、甘みと水分のバランスがよく、風味豊かなものが多いのが魅力です。9月下旬〜10月中旬ごろが、旬の目安となっています。
そしてシーズン後半に登場するのが、晩生品種です。実がしっかりと締まり、甘みの強いものが多く、10月に入ってから収穫の最盛期を迎えます。
品種によって収穫時期が異なるため、栗拾いに出かける際は訪問時期だけでなく、農園で栽培されている品種にも注目してみるのがおすすめです。
栗の代表的な品種

栗にはさまざまな品種があり、食感や甘み、旬の時期にも違いがあります。栗拾いで出会える品種を知っておくと、収穫だけでなく、品種ごとの味わいを比べる楽しみも広がるでしょう。ここでは、代表的な3品種を紹介します。
栗拾いで見つけたい3品種
『筑波』は病気や悪天候に比較的強く、栽培しやすいことから、国内でも広く親しまれている代表的な品種です。食感はホロホロとしており、しっかりとした甘みを楽しめます。
続いて注目したいのが、大阪発祥の『銀寄』です。江戸時代から伝わる歴史のある品種で、大粒で豊かな風味を持ちます。冷めても硬くなりにくいので、ゆでたり煮たりする調理法に適しています。
そして、比較的新しい品種として人気を集めているのが『ポロタン』です。渋皮がむきやすくなるよう品種改良されており、栗の皮むきにかかる手間を減らせます。焼き栗やゆで栗だけでなく、甘露煮や栗ペーストなど、さまざまな料理に活用できます。
栗拾いを楽しむための基礎知識

栗拾いを安全に楽しむには、服装や持ち物などの事前準備に加えて、正しい拾い方や栗の選び方を知っておくことも大切です。農園を訪れる前に確認したいポイントから、収穫後の保存・下処理まで、栗拾いの基本を紹介します。
農園の予約・服装のポイント
栗拾いに出かける前にまず確認しておきたいのが、農園の予約方法と当日の服装です。農園によっては前日までの予約が必要だったり、当日受付に対応していなかったりするため、公式サイトや電話で事前に確認しておきましょう。
服装は、栗の落下やイガによるケガ、虫刺され・日焼けなどを防ぐため、長袖・長ズボン・帽子を用意するのが基本です。足元もサンダルなどは避け、動きやすく肌を覆える靴を選びましょう。
また、栗のイガはトゲが鋭く、一般的な軍手では貫通してしまうことがあります。収穫時には厚手のゴム手袋を用意すると、より安全に作業できます。自然の中で過ごすため、虫よけスプレーを持参すると安心です。
失敗しない栗の拾い方
栗拾いでは、地面に自然に落ちている栗を拾うのが基本です。枝に付いているイガは、まだ栗が熟していない可能性があるため、無理に取らないようにしましょう。
また、地面に落ちていても、イガが開いていないものは未熟な場合があります。無理に割ろうとせず、そのままにしておくのが無難です。
拾う際はイガを素手で触らずに、両足でしっかり押さえ、トングなどを使って隙間から栗を取り出すと、鋭いトゲに触れるリスクを抑えられます。安全を優先しながら、自然に落ちた食べ頃の栗を探すのが栗拾いのコツです。
おいしい栗を見分ける方法
せっかく自分で拾うなら、できるだけおいしい栗を選びたいものです。まずは、皮の色が濃く、ツヤとハリがあるかをチェックしましょう。
手に取ったときにずっしりとした重みがあり、実がしっかり詰まっているものもおすすめです。反対に、表面が白っぽくなっていたり、黒ずみが目立ったりする栗は、虫食いや傷みなどの可能性があるため避けたほうがよいでしょう。
見た目だけでなく、手に取ったときの重さや硬さも確認しながら選ぶと、状態のよい栗を見つけやすくなります。
持ち帰りと下処理のコツ
収穫した栗は、持ち帰るまでの温度管理も大切です。できるだけ涼しい環境を保てるよう、クーラーボックスなどを活用するとよいでしょう。
帰宅後は、栗の中にいる虫への対策として下処理をしておくと安心です。80℃程度のお湯に短時間浸してから、陰干しする方法などがあります。
すぐに食べない場合は、新聞紙で包んで冷蔵庫のチルド室で保存しておきましょう。より長く保存したい場合は、冷凍保存も可能です。
関東のおすすめ栗拾いスポット3選

関東には、自然の中で栗拾いを楽しめる農園が数多くあります。栗拾いだけでなく、BBQや収穫体験などを組み合わせて楽しめるスポットもあるので、家族や友人とのお出かけにもぴったりです。最後に、茨城県・神奈川県・埼玉県からおすすめのスポットを紹介します。
【茨城県】かねこ農園
全国で最も栗の生産量が多いことで知られる、茨城県笠間市にある栗農園です。昼夜の寒暖差があり、水はけにも恵まれた土地を生かし、早生から晩生まで幅広い品種を栽培しています。そのため、シーズンを通して栗拾いを楽しめます。
体験時間は約1時間で、トングやバケツも用意されているため、道具を持参する必要はありません。拾った栗は、1kg単位の量り売りで持ち帰りが可能です。比較的リーズナブルな料金で、本格的な収穫体験を楽しめます。
【神奈川県】大きな栗の木リパブリック
神奈川県伊勢原市にある、約200本の栗の木が植えられた栗拾いスポットです。入園無料・予約不要なので、思い立ったときに訪れやすいでしょう。ポロタンや丹沢など複数の品種を収穫でき、品種ごとの違いを楽しみながら栗拾いができます。
料金は拾った栗の量に応じた量り売り制で、1kg以上から購入できます。自分のペースで拾う量を調整しやすいため、家族でのお出かけや気軽なレジャーにもおすすめです。
【埼玉県】たいら栗園
奥武蔵自然公園と高麗川に囲まれた、自然豊かな環境にある栗拾いスポットです。栗拾いと一緒に、手ぶらでBBQを楽しめるのが大きな魅力です。屋根付きの専用サイトも用意されているため、天候を気にせずアウトドアを満喫できるでしょう。
栗拾いの時期は例年9月上旬〜下旬ごろで、収穫した栗は量り売りで持ち帰れます。石窯を使ったピザ焼き体験や、初夏にはじゃがいも掘り、夏にはブルーベリー摘みなどの体験も用意されています。
栗拾いだけでなく、さまざまな実りの収穫を体験したいファミリーやグループにぴったりのスポットです。
まとめ

栗拾いは、時期・品種・拾い方のコツを知っておくだけで、収穫の楽しさも味わいの満足度も大きく変わってきます。
同じ栗でも、品種によって食感や甘み、調理のしやすさはさまざまです。栗拾いに出かけたら、どの品種が拾えるのかにも注目して、食べ比べを楽しんでみるのもおすすめです。
事前の予約や服装の準備をしっかり整え、地面に落ちた栗を選ぶなど拾い方のポイントを押さえれば、初めての人でも安心して栗拾いを楽しめるでしょう。




