- Text
- Source
つの丸のふがふがDog Days 第15回 「プライスレス」なカヌーを買った件

かつて初代の相棒ドンとは、よくSUPツーリングを楽しんでいました。湖へ行ったり、都内の水路を巡ってスカイツリーまで漕いだり。ピートが来てからも奥さんとそれぞれドンとピートを乗せ、2艇でタンデムツーリングをしたり。
ところが現在の3匹体制になってからは、交代で少し乗せて遊ぶ程度。みんな一緒にツーリングすることはなくなってしまった。動き回る犬2匹(もしくは3匹)を乗せてバランスを取りながら漕ぐほどの技術はないし、SUPの浮力にも余裕がない。
「練習すれば何とかなるのでは」とも思ったけどピートとチッチは練習するほど余裕が出てきて、ボードのノーズへ行ったりテールへ行ったり好き放題。テールへ移動されると、もうお手上げだ。
「動くな! おすわり!」
一喝してじっとさせることもできるがそれでは犬たちも楽しくなかろう。
怖がりなロッコはそもそも楽しくなさそうだし……。
安定感ある大きなカナディアンカヌーならみんなで乗れるのにな……。
しかしながらそんなもん買うとなれば「そんなのどこに置くの!?」とか「いくらするの!?」と奥さんに詰められるわけで。
カナディアンカヌーが我が家にやってきた!
そこで選んだのが、SUPと同じドロップステッチ構造のインフレータブルカナディアンカヌー。
全長478㎝全幅88㎝と巨大だけど空気を抜いてしまえば付属の収納バッグに入れて背負えちゃう! お手軽にカヌーライフが手に入るのです!
まあ実際届いたら空気抜いた状態でもまあまあのデカさだし、空気抜いても重さは変わりません。パドルまで入れると30㎏超
!
背負えるといえば背負えますがかなりしんどい! なので砂浜用のバルーンタイヤのドーリー(キャリーカート)も必要。これもなかなかのサイズ。合わせると結局「どこに置くの?」って感じではあります。
それでも買ってよかった!
収納や持ち運びより安定感を優先し一番大きいサイズのものを選んで正解だった。
ピートやチッチがデッキを歩き回っても全然平気だし、怖がりなロッコも落ち着いて乗ってくれた。何よりみんなで一緒に乗れるのが最高! これならお弁当持って行って湖上でランチとか出来そうだ。
もうみんな10歳を超えたシニア犬だし、今後激しめのアクティビティーはしんどくなるでしょう。いやもしかしたら普通の散歩すら厳しくもなるかもしれない。身体に負担かけることなく大自然を感じて楽しめるのは素晴らしいと思う。
プライスレスですよ。プライスレス!
だから「いくらしたの?」とかもういいじゃないですか。

重たいカヌーを引っ張るつの丸をのんきに見守るわんこたち。

つの丸
1970年5月27日生まれ。漫画家。代表作はアニメ化もされた「みどりのマキバオー」など。保護犬たちと暮らしている。

家族に反対されても欲しいプライスレスな買い物ありますよね…!
みなさんの買い物自慢も聞かせてください。つの丸先生へのメッセージもお待ちしております!
メッセージはコチラ↓

※文・マンガ・写真/つの丸
(BE-PAL 2026年9月号より)




