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【越後釣り道中シリーズ】
新潟県内、最速解禁!
私の住む新潟県内には多くの鮎釣り有名河川がありますが、漁業協同組合(漁協)が整備され鮎釣りの漁業権が設定されている河川は遊漁期間があり、早くても6月の下旬からシーズンインするのが新潟県の鮎釣りです。
今回赴いた河川には鮎の漁業権が設定されていないため、県内のどの河川よりも早い解禁を迎えることができ、一足お先のプレ解禁といったところです。
ただし、漁業権のない河川であっても新潟県では6/15まで一律で鮎は禁漁となっているので注意が必要です。
こんなところに鮎いる……?

全国各地、鮎釣りの聖地と呼ばれる河川からは想像もできないような小川ですが、海釣りをする傍ら下見をして、必ずここには鮎が遡上すると目星をつけていた河川がありました。
鮎が遡上するには、コケが付く石がある、雑草などがなく開けているなど、条件はいくつかあると思われますが、全国各地にこのような小川が存在すると思われます。
一見すると、川というよりただの流れ込みといえてしまう規模感ですが、橋から見下ろすと目視で大量の鮎を確認することができました。
これは釣れると確信し、早速鮎釣りを開始します。
まずはルアーでオトリ確保!

鮎の漁業権が存在しない河川ということは、友釣りに必要不可欠なオトリ鮎の販売もされていないということなので、まずは何らかの手段で最初の1匹を手にする必要があります。
昨年よりアユルアーにも挑戦していることもあり、まずはルアーでオトリ鮎の確保に臨んでみることにしました。
流れが速すぎず遅すぎない操作しやすい流れの中でルアーを漂わせていると……稚鮎といえるほど小さい鮎ですが、はじめの1匹を確保できました!
友釣り開始!

オトリ鮎を操作し、縄張りを持つ野鮎(野生の鮎)を挑発し、体当たりをさせることで針に掛けるというのが友釣りです。
オトリとして操作するには小さすぎて少々頼りないオトリ鮎ですが、この1匹からなんとか友釣りで数を増やしていきたいところです。
「鮎は瀬を釣れ」という格言があるほど、瀬(白波が立つような急流)でよく釣れるのが鮎です。
小さいオトリは瀬に入れるとすぐ弱ってしまいそうで躊躇していましたが、なかなか掛からないので思い切って瀬の中に沈めてみると……。
美しい天然鮎が好反応!

なんと一瞬のうちに美しい天然鮎が釣れました!
鮎の漁業権が存在しない河川ということは、放流事業もないということです。
つまり、ここで釣れた鮎は全て天然の鮎で、人の手が加わることなく数百年~数千年に及ぶかもしれない過去から遡上・産卵・下降というサイクルを繰り返してきたということです。
そんなロマンある美しい天然鮎に、感動を覚えずにいられません。
次々に釣れる天然鮎!
瀬で生きていたタフな野鮎にオトリが替わり、果敢に瀬を攻める準備が整いました。
ここぞという強い流れにオトリを馴染ませると、面白いように野鮎が掛かります!
野生に生きる鮎の引きは凄まじく、ひとたび掛かれば流れの中を縦横無尽に走り回り、なかなか引き抜くことができません。
白波が立たない流れでは、オトリの周りを執拗に泳いで威嚇する野鮎が丸見えで、掛からないもどかしさと思い通りに掛かる面白さが入り混じる、大変興奮する友釣りが続きました。
極限の下流で鮎釣り!

川とはいえ、海までの距離がほんの数十メートルの場所で行っている今回の鮎釣り……ふと、鮎という魚はどれほど海に近い場所で釣れるだろうかという好奇心が沸いてきました。
海との合流点まで鮎が定位するのにちょうどいい瀬が形成されており、ほぼ海面といえるピンポイントまで釣れそうな雰囲気は大いにあります。
海からの波を被るか被らないかくらいの、ほぼ海抜ゼロの瀬の中でオトリを泳がせていると……なんと鮎が釣れました!

恐らくここで釣れた鮎が、私が一生のうちで経験する鮎釣りのなかで、最も下流で釣れた鮎といえるのではないでしょうか。
いよいよ解禁する各河川
この後も順調に釣れ続き、最終的に30尾超の釣果となりました。
今回のプレ解禁といえる釣行で体の感覚を鮎に慣らすことができたので、本格的に解禁が始まる鮎釣り有名河川の釣行を、万全の状態で迎えられそうです!




