- Text
キャンピングカーの達人、伴 隆之の注目モデルレビュー
軽キャンピングカーにもDC車載クーラーが普及
真夏の車中泊旅に欠かせないアイテムとして人気のDC(直流電源方式)車載クーラーやポータブルクーラー。ポータブルクーラーは使いたいときだけ載せればいいというメリットがありますが、重量があるため置き場に困るとか配管が面倒という声も……。一方のDC車載クーラーは薄型の壁面取り付けモデルや天吊りモデルなどさまざまなタイプがリリースされていますが、取り付けや本体価格がポータブルタイプに比べるとかなり割高なのが現状です。

とはいつつも、近年の軽キャンピングカーシーンにおいては、その需要の高さからDC車載クーラーをオプションまたは標準で装備しているビルダーがほとんどと言っていいほど。
今回はDC車載クーラーを搭載しつつ、手に届きやすい価格を実現した新型車「サンライト」を紹介していきたいと思います。

とその前に、製造・販売をするルートシックスを簡単に紹介すると、茨城県、埼玉県、神奈川県、福岡県に直営店を構えるほか、愛知県、広島県、宮城県にも代理店があり、幅広く販売やサービス&サポート体制を敷いている注目のビルダーです。
軽キャンピングカーを得意とするビルダーの最適解

そんなルートシックスといえば、アトレーをベースにしたコンフィやN-VANベースのシーク、エブリイベースのウォームスライトなど、軽キャンピングカーを得意としています。第4弾となるサンライトは、同じエブリイベースであるウォームスライトと比べるとどのような違いがあるのか気になるところです。

どちらもナチュラルウッドテイストの家具構成は共通ですが、ウォームスライトは「ウッド×アイアン」がコンセプトでクールなスタイル。さらに、大型のテーブルや飾り板付きのLED照明、シンクをはじめとした水まわりを標準で装備しています。
一方サンライトのほうはよりシンプル&カジュアルなスタイルが印象的。装備面ではDC車載クーラーはもちろんのこと、荷室両サイドのキャビネットをはじめ、天井LED照明や間接照明、AC-DCコンバーター、ベッドキットも標準装備となっています。
車内の照明などの電気は、自身でポータブル電源を用意して利用。DC車載クーラーについてもポータブル電源を利用するか、外部電源からAC-DCコンバーターを介して利用する想定になっています。



シンプルだからこそ使いやすい
インテリアはナチュラルウッドの家具類とブラウンのマットにより落ち着いた空間。また、ウォームスライトと比べるとキャビネットがスリムなため就寝スペースが広いのも魅力。






普段使いはもちろんのこと、趣味や旅にもパッと使える仕上がりで、両スライドドア上部にある間接照明も夜の車内ではリラックスでき癒やし効果も抜群です。
標準装備を厳選することで価格を抑えつつ、オプションで断熱施工やFFヒーター、ポップアップルーフの搭載など、旅のスタイルに応じて対応してくれるのも魅力。「本格装備は必要ないけど夏場に使いたいからクーラーだけは必要」なんていう人にはぴったり、と感じるモデルでした。
価格は275万4400円〜(JOIN・2WD)、302万9400円〜(JOINターボ・4WD)。近年、軽キャンピングカーではワンボックスベースでも400万円以上するモデルも多いので、車載クーラー搭載のモデルとしてはリーズナブルでお薦めです。
問)ルートシックス




