チャムスはいつの時代も自然に寄り添う! 人気ブランドの源流を探る | アウトドアブランド 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

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2026.05.07

チャムスはいつの時代も自然に寄り添う! 人気ブランドの源流を探る

チャムスはいつの時代も自然に寄り添う! 人気ブランドの源流を探る
実用的でカラフルで、心地いい。チャムスのアイテムを身に着けていると、誰もがそんな気持ちになれる。その源流は、一本の紐にあった。
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神ブランド大辞典  チャムス

創業 :1983年
問い合わせ先:チャムス 表参道店 TEL:03(6418)4834

1983
米ユタでブランド創業

1993
携帯用ストラップがヒット

2002
スエット地 バッグを開発

2009
フジロックフェスに参入

一本の紐から始まったチャムス40年の歴史

チャムスの歴史は、ひとりのラフティングガイドが繰り返した失敗から始まった。1983年、米ユタ州。創業者は激流でサングラスを落とす悩みを解決すべく、ビキニのストラップをヒントに眼鏡を固定する「リテイナー」を自作。60ドルのミシンで試行錯誤し生まれたこの小物が、ブランドの原点となった。

「自分たちが本当に必要と思えるか。大切な友人に贈るつもりでモノを作れるか」。このパーソナルな視点は、日本上陸後も独自の進化を遂げる。’90年代、リテイナーを短く切り、携帯ストラップとして再提示したアイデアは、当時のライフスタイルに合致し、ブランドを日常の身近な存在へと押し上げた。
 
2000年代に入ると、チャムスはさらなる挑戦を見せる。「ハリケーントップ」を感じさせるスエット素材をバッグに採用。機能性とポップな配色を両立したスエットバッグは、アウトドアとファッションの垣根を軽やかに飛び越えていった。
 
また、さらなる転機が2009年のフジロック参入だ。バッグのブランドとしてイメージが定着しつつあったチャムスが、フェス文化とも深く共鳴。過酷なフィールドでも映えるレインウェアやギアを拡充し、外遊びに欠かせないアイコンとなった。
 
チャムスが放つカラフルな輝きと遊びゴコロは、創業者がミシンを叩いていたあのころから、今もなお受け継がれている。

ブランドはここから始まった!オリジナルリテイナー

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1983年、ラスベガスの展示会で時計ブランドのスウォッチの目に留まったことが、リテイナーの大量発注へとつながる。

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ブランドの原点とも言えるオリジナルリテイナー。現在も「チャムスオリジナルリテイナー」の名で多くの人から愛され続けている。¥1,650。

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初期のモデル

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現行のモデル

アパレル展開の原点となったハリケーントップ

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発売年:1986年
現在の価格:¥9,680
POINT:独自のインレイ編みがもたらす、柔らかな肌触り。

創業地の名を冠した名作スエット。素肌に直接着ても心地よい柔らかな肌触りは、リバーガイドの経験から生まれたもの。アパレルの原点として今なお愛されている。

日本独自の進化を遂げたハリケーンデイパックスウェット

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名作スエットから着想を得た逸品。引き手にはリテイナーを彷彿させるパーツを採用するなど、細部までブランドのアイデンティティーが宿るバックパック。¥10,780。

ブランド転機となったフジロックへの参入

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2009年のフジロック参入を機に、チャムスは外遊びのアイコンとしての地位を確立。楽しさと機能性を両立させたスタイルは、フェスとの共鳴によってアウトドア文化を身近にした。

※構成/風間 拓

(BE-PAL 2026年4月号より)

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