スバルの電動SUV「トレイルシーカー」が一年を通じてアウトドアで快適なワケ | 試乗記 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

試乗記

2026.05.22

スバルの電動SUV「トレイルシーカー」が一年を通じてアウトドアで快適なワケ

スバルの電動SUV「トレイルシーカー」が一年を通じてアウトドアで快適なワケ
電気自動車はソト遊びに不向きと思うアナタ! スバルの新型モデルは航続距離が長いうえ、悪路走破性も抜群。荷室も広いぞ。
※こちらの記事は正式発表前の雪道でのプロトタイプ試乗を元に編集しています。
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RV GARAGE~Enjoy Your Carlife

スバル/トレイルシーカー

¥5,390,000~6,380,000

スバル初の電気自動車であるソルテラを、よりアウトドアユースへと磨き上げた。1モーターの前輪駆動車と2モーターの4WD(スバルではAWDと呼ぶ)があり、後者は高度な四輪制御で悪路での走破性を高めている。急速充電時間も早い。


問い合わせ先:スバル TEL:0120‐052215 https://www.subaru.jp/

テスター 記者・櫻井(左)、編集・早坂(右)

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トレイルシーカーは2022年から販売されているソルテラをベースにしています。どちらもSUVタイプですが、トレイルシーカーはよりアウトドア志向の作りで、力強いデザインにソソられます!

早坂

櫻井

かっこいいね! しかも専用設計された車体後部はリアオーバーハング、つまり後輪の車軸から後端までの距離がソルテラより155㎜長くなっているよ。

荷室の容量はオーディオシステムのウーファーが付かない場合633ℓ。これはソルテラよりも181ℓ大きく、昨年3月に日本での販売が終了したレガシィ アウトバックよりも72ℓ大きい数字ですよ~。

早坂

櫻井

ステーションワゴンのレガシィ アウトバックは日本での最終型の場合、全長が4,870㎜。対してトレイルシーカーは4,845㎜と250㎜も短いのに、荷室だけでなく前後席のヒップポイントの距離は14㎜長いんだ。

トレイルシーカーはボンネットの下に場所をとるエンジンがない電気自動車なので、乗員空間を広く作れるのが効いてるんですね。

早坂

櫻井

一方で電気自動車は大容量の駆動用電池を床下に積む必要があるけど、トレイルシーカーの最低地上高は210㎜と十分すぎるクリアランスを確保している。高さに余裕のあるSUVスタイルならではだね!

スバルではトレイルシーカーを“クロスオーバーワゴン”と位置付けていて、それはつまり、高い積載性能と悪路走破性を兼ね備えたレガシィ アウトバックからの伝統を受け継いでいるということですよね。加えてトレイルシーカーには、電気自動車の特性を生かした安定感抜群の走りの良さがあります。

早坂

櫻井

うん。今回は雪道で4WD(※スバルではAWDと呼ぶ)車を走ってみたけど、前後ふたつのモーターを統合制御することで得られる抜群の操縦安定性で、気持ち良く走れたね~。

ほんと、びっくりですよ。雪の積もったカーブでクルマが外にはらんだり、お尻が振られる感じもなく、安心感バツグン! 気になる航続距離も18インチタイヤ装着の4WD車で690㎞、2WD(スバルではFWDと呼ぶ)車なら734㎞とバッチリです。

早坂

櫻井

往復500㎞のドライブならまったく不安なし。キャンプもイケるね!

がっちりとした"ザ・ヨンク"スタイル

フロントバンパー、ルーフ、リアまわりを専用設計とし、ステーションワゴンの利便性とアクティブなSUVスタイルを両立。積載の自由度が高いラダータイプのルーフレールを装備しているのも魅力。写真のモデルは大径の20インチタイヤを装着。

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荷室はたっぷり! 開口部まで広いのだ

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荷室は開口部まで高さがあり、ファミキャン道具がたっぷり積める。

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後席は2分割可倒式。片側を倒せば長尺物もOK。たたんだときの傾斜はゆるく、車中泊にも対応する広さ。

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後席を立てた状態でも余裕の広さ。荷室には1500Wのコンセントが付き、フックは全10個(うち4個は買い物袋等を吊るすためのもの)。

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広い床下収納を装備。

どの座席でも快適な室内空間

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全席にシートヒーターを装備。寒い時季でもすぐ体を温められるのがうれしい!

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後席の足元空間は広く、天井が車体後端まで高く設計されているため、頭上空間も余裕がある。

機能表示を見やすくスマートにデザイン

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ヒーター付きのステアリングの先には、シンプルで見やすいメーターパネルが。

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14インチの大型ディスプレイを装備。温度調整や電源/ボリュームはダイヤル式で、操作性に優れる。

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テーブルのように使いやすいコンソールトレイ。

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雪道でも踏ん張る! 頼れるAWD機能

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4WD車は前後独立モーター駆動。クルマの挙動がわかりやすく、操作に対して素直に応えてくれる。もちろん、暖かい時季での不整地走行でも大いに頼れる。

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ドライブモードは3種類。

SPECIFICATIONS(ET-HSグレード)

【モーター】 

  • 最高出力 前167kW、後167kW
  • 最大トルク 前268N・m、後268N・m

【ボディー寸法】

  • 全長 4,845㎜
  • 全幅 1,860㎜
  • 全高 1,670㎜
  • 最低地上高 210㎜
  • 最小回転半径 5.6m
  • ホイールベース 2,850㎜
  • タイヤサイズ 前235/50R20
  • 車両重量 2,050kg

【駆動用バッテリー】 

  • 容量 74.7kWh
  • システム最高出力 280kW(380PS)

【一充電走行距離】 

  • 627㎞(WLTC モード)

※構成/櫻井 香 撮影/早坂英之 写真提供/スバル

(BE-PAL 2026年4月号より)

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