子育て中の皆さん、平日の「空白の9.5時間」をどう使っていますか?8時に子どもを学校へ送り出し、17時半に「ただいま!」と帰ってくるまでの時間。このわずかな隙間を狙って、夫と私は愛車のキャンピングカーを走らせました。目指すは、真っ白な銀世界!
平日の雪山は、知っている人だけが味わえる"静かな特等席"。日常を1mmも崩さず、予算も時間も賢く浮かす、大人の雪山ハックをお届けします。
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群馬県沼田エリアで車高2.8mのキャンピングカーでも行かれる場所は?

今回の行き先選びで譲れなかった条件は二つ。「雪質の良さ」と、「都内から無理なく日帰りできる近さ」であること。
そうなると真っ先に候補に上がるのが群馬県の沼田エリア。ただ、わが家の愛車は車高2.8mのキャンピングカー。同じエリアでも、立体駐車場の高さ制限がある川場スキー場は、私たちにとってNGです。
たんばらスキーパークは平日駐車代が無料

たんばらスキーパークは、関越道沼田ICから約30分のところにあります。標高1,300~1,500mと高く、ふわふわのパウダースノーが楽しめるうえ、駐車場も平置きでキャンピングカーでもOK。しかも平日は駐車場代が無料!

週末なら普通車1,000円かかる経費が無料になります。この時点で、すでにランチ1回分以上のリードです。

クルマとゲレンデが近い。1分でも無駄にしたくない私たちにとって、うれしい出来事でした。
「ドラ割」で高速代を賢くセーブ!

沼田までの足は、NEXCO東日本の「ドラ割(ウィンターパス)」をスマホでポチり。高速道路に乗る直前まで申し込みが可能で、練馬インターをくぐる直前でも間に合う手軽さ。これだけで関越道の往復が5,800円の定額になり、普通に走るより1,400円ほど浮く計算となります。年末年始や3連休は利用できないのでご注意を。
駐車場代と高速代で、いきなり2,400円もお得にスタート。この「小さな勝ち」の積み重ねが、大人の旅を豊かにしてくれます。
リフト券は事前WEB決済をお忘れなく

リフト券も、窓口に並ぶのではなく事前にWEBでスマートに購入。これで一人あたり500円ほど安くなり、夫婦でさらに1,000円を軍資金へスライド。

私たちはチケットホルダーを忘れてしまい、リフトに乗るたびにポケットからリフト券を出して、係の人に見せていました…。
リフト待ち0分。平日のゲレンデは自分たちの庭になる

ゲレンデに立つと、そこには週末の喧騒とは無縁の静寂が広がっていました。 一番の衝撃は、リフト待ちがなんと0分。 土日の沼田を知っている身としては、これだけで時間を稼いだも同然。

たんばら名物の「たんばらパウダー」は、端っこの方にたっぷり残っていて、誰もいない斜面にシュプールを描く快感は格別でした。
キャンピングカーだから、駐車場が最高のレストランになる

「子どもが帰るまでに自宅に戻る」というタイムリミットがある私たちに、レストランで席を探す時間はありません。ここでキャンピングカーが、時短と節約の切り札になります。

ベースキャンプは、すぐそこの駐車場に停めたキャンピングカー。滑り終わって車内に飛び込めば、そこはわが家。雪景色を眺めながら、淹れたてのコーヒーをすする時間は、外で食べるよりずっと落ち着きます。これで外食費4,500円を浮かしちゃった⁉午後の部へ向かうエネルギーを最短でチャージ完了です。
17時30分の「おかえり」に間に合わせる引き際の勇気

15時前には潔くブーツを脱ぎます。渋滞が始まる前の関越道をスイスイと駆け抜け、ランドセルを背負った子どもたちが帰宅する17時30分前に世田谷の自宅に到着!
高速代、リフト代、駐車場、そしてランチ。浮いた約8,000円は、次の旅のガソリン代に。

日常を1mmも犠牲にせず、心の余白を雪山で満たす。キャンピングカーという「どこでもドア」があれば、平日のわずかな時間は、こんなにも濃密でお得な冒険に変わるのでした。
■施設情報
- たんばらスキーパーク
- 所在地:群馬県沼田市玉原高原
- 電話番号:0278-23-9311
- ホームページ:https://www.tambara.co.jp/winter/







