コロンビアの防寒ブーツとカリマーのバラクラバ。北海道の雪遊び満喫旅で使ってみた! | スキー・スノーボード 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

スキー・スノーボード

2026.02.16

コロンビアの防寒ブーツとカリマーのバラクラバ。北海道の雪遊び満喫旅で使ってみた!

コロンビアの防寒ブーツとカリマーのバラクラバ。北海道の雪遊び満喫旅で使ってみた!
ここ数年、冬のメインイベントは北海道でのスノーボード旅となっている。

ただし、自分の板は15年ほど前に購入しておりエッジがボロボロ。友人のスキー板もヘタってきたようで、今年は札幌で板を新調して、札幌と旭川を掛け持ちして滑り、最後に旭山動物園でペンギンを堪能して帰る…というスケジュールを決行することとなった。

今シーズン、新しく手に入れた防寒グッズは2つ。

アークティック・グリップ・オルテラインを搭載したコロンビア「サップランド フォー ウォータープルーフ オムニヒートインフィニティ」と、カリマー「オクタサーマルバラクラバ」。

これらはホントに役立つのか? 7000人もの旅行客が新千歳空港で一夜を明かした記録的な大雪の日の翌日、北海道に降り立った。
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正直、噂のグリップ力をなめていたかも

ヴィブラムを信仰しすぎるのもなんだかなぁ…と、これまであえて非ヴィブラムの防寒ブーツを選んできたが、どれもこれも保温力はまずまずでもよく滑る。

慎重さにかける歩き方でもあるのだろう、1日2〜3回はヒヤッとするシーンがあったわけで、買い換えを検討していた昨年末“だったら評判のアークティック・グリップ・オルテラインならどうなんだ?”と考えるに至ったのだ。そうして選んだのが「サップランド フォー ウォータープルーフ オムニヒートインフィニティ」。

事前に靴紐を調整しておけばファスナーを上げるだけでフィットするのも面倒くさがりやの自分には合っている(撮影協力:佐藤七海)

多くのブランドでアークティック・グリップ・オルテラインを採用しているが、「サップランド フォー ウォータープルーフ オムニヒートインフィニティ」を選んだ決め手はサイドの防水ファスナー。空港での脱ぎ履きが面倒だけど、サイドファスナーがあれば比較的スムーズに脱ぎ履きできると考えたため。くるぶし丈のチャッカにしようとも思ったが、足首を包み込むもののほうがあたたかいし、ちょっとした雪遊びができる。これも大きな理由となった。

到着した札幌市内はどこもかしこも歩道は凍ってカリカリ。一足先に札幌入りしていた友人は「何度転びかけたか…こんなに状態が悪いのははじめて」と慌てるほどの凍結っぷりだ。

そんな環境であったが肝心のアークティック・グリップ・オルテラインの実力はというと、正直言って期待以上。

これまでの靴(非アークティック・グリップ)では横断歩道や駐車場の出入り口、アーケード街の入り口などデコボコしたまま凍結している場所はヒヤッとすることが多かったのに、しっかりグリップしてくれる。

雪の斜面でも歩きやすい(撮影協力:佐藤七海)

段差や斜面でも歩きやすく、コンビニなどの濡れたフロアでも滑りにくいとは。もちろん、油断して大股で歩いたり別のことに気を取られていたりすると滑るが、足の裏全体で着地するペンギン歩きを意識していればそうそうヒヤッとすることはない。この安定感は驚きだ。

ブーツの中でゴールドに輝くオムニヒートインフィニティは見た目の好みがわかれるものの、あたたかさは申し分なし。薄めのウール靴下だけで、-10℃の旭川の夜でも冷えに悩むことはなかった。

また、オムニヒートはシャカシャカのエマージェンシーシートみたいに蒸れそうに見えるが、ドットの隙間で通気性を確保する。インソールは通気性のよいオーソライトでもあり、旭山動物園を歩き回るような1日中履きっぱなしの日も蒸れの不快感はない。ウール靴下の吸湿・放湿性もよかったのだろう。

ただ、期待していたサイドファスナーは、防水ファスナーらしい硬い動きで苦戦する場面も。今のところシリコンスプレーを塗布して様子見だ。

話題のオクタCPCPはバラクラバにぴったり

これまで、バラクラバやネックウォーマーを使ってはゴーグルが曇ってイヤになっていたが、オクタCPCP素材であれば呼気をスムーズに排出するのでは…そんな期待で選んだのがカリマー「オクタサーマルバラクラバ」(6710円)だ。

中空繊維の周囲に8本のフィンを伸ばしたポリエステル繊維「オクタ」を編んだトリコット生地「オクタCPCP」は、表面がメッシュで裏が起毛。軽い・あたたかい・通気性抜群と三拍子そろった注目素材だ。

フリーサイズでいたってシンブルなデザイン。ロゴが目立たないのが好み(撮影協力:佐藤七海)

手前が長めという以外、とりたてて特徴もないスタンダードなデザイン。

顔周りだけを覆ってフェイスウォーマーとしてもいい(撮影協力:佐藤七海)

目の周りのパイピングはピチッとフィットするが鼻や口元はゆるめ。フェイスウォーマーとしていても頬や鼻にフィットしてズレにくく、呼気がのぼりにくい印象だ。

何度か札幌国際スキー場を訪れたことがあるけれど、こんなに晴れて石狩湾を一望できたのははじめて。遠くの山並みまではっきり見える

「オクタサーマルバラクラバ」を空かしてみると、反対側が見えるほど薄いのにあたたかく、防風性もまずまず。鼻部分がメッシュになっているわけではないのにゴーグルが曇らない。

ただ、パイピングのストレッチが効いていてフェイスウォーマーのときはそうでもないが、頭から被ると頬のあたりがちょっと窮屈に感じる。使っているうちに少し伸びることを期待。

場所を移動して旭岳へ。多くの人が姿見駅でビーコンチェックをしてのぼっていくが、我々はのんびり圧雪コースを満喫する。上川盆地を一望しつつ滑るのは格別だ。

ちょっとした登りがあってスノーボードには鬼門だと思ったが、ごく短いのぼりなので思っていたほどツラくない。バラクラバの汗抜けがいいこともあり、気持ちよく滑ることができた。

なお、旭岳ロープウェーの朝は平日でも激混みだ。新雪は期待できない日だったので10時に到着すればいいか…と思ったら、駐車場は空きがあるもののロープウェー乗り場の建物に入るまでに30分、建物に入ってからも1時間は並ぶ。だったら夜中に到着して…と考えたくなるが、旭岳では年間を通して駐車場での車中泊は禁止されていることをお忘れなく。

撮影協力:佐藤七海

今シーズン、新しく購入した「サップランド フォー ウォータープルーフ オムニヒートインフィニティ」と「オクタサーマルバラクラバ」はどちらも自分にとっては期待以上の働きを見せてくれた。

2月も後半となり雪遊びの時期は折り返しを過ぎたが、今後も出番は多そうだ。

大森 弘恵さん

ライター

フリーランスのライター、編集者。主なテーマはアウトドア、旅行で、ときどきキャンピングカーや料理の記事を書いています。

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