家族の雪山遊びも安心。猛吹雪のゲレンデでも会話ができるカルドのインカムが大活躍! | スキー・スノーボード 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

スキー・スノーボード

2026.01.30

家族の雪山遊びも安心。猛吹雪のゲレンデでも会話ができるカルドのインカムが大活躍!

家族の雪山遊びも安心。猛吹雪のゲレンデでも会話ができるカルドのインカムが大活躍!
旅エッセイストの国井律子です。この冬、新潟の雪山にスノーボードを楽しみに出かけたときに、「これは助かった!」と思う出来事がありました。
視界が白く消えるほどの猛吹雪に見舞われました。ゲレンデを家族で滑っていると、ほんの少し離れただけで、お互いの姿は見えなくなります。そんな状況でも、耳元ではインカムを通して夫や子どもたちの声が、すぐそばにいるように聞こえていました。雪山で「叫ばなくていい」。その体験は、思っていた以上に穏やかで、安心感のあるものでした。
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これさえあれば、もう大声で叫ばなくていい

今回導入したインカム
この冬、導入したCardo(カルド)/PACKTALK OUTDOOR(パックトークアウトドア)というインカム。

その日の新潟は、高速道路が通行止めになるかもしれないといわれるほどの降雪で、ゲレンデは、ほぼホワイトアウト。しかし雪質は素晴らしく、いわゆる”激パウ”の日でした。

これまで、ゲレンデで家族と連絡を取る方法といえば、声が枯れるまで大声で叫ぶか、グローブを外してスマートフォンを操作するか、そのどちらかでした。けれども、この日、私の耳元には、少し離れた場所にいる家族の声が、自然な距離感でクリアに届いていました。

そう、カルド/パックトークアウトドアというインカムを使っていたから。これは、この冬、わが家に加わった新しい道具です。

吹雪のなか、息子から「進まない!」というSOSの声が聞こえた…

新雪が降り積もるゲレンデ
視界が悪く、新雪が降り積もるゲレンデでは雪に埋まる人が続出。大変な状況でした。

印象に残っているのは、膝まで埋まるような新雪の緩斜面でのこと。

「進まない!」「ハマってる!」

インカム越しに聞こえてきたのは、パウダーに足を取られた次男の悲鳴でした。私はすでに彼から100mほど下った地点にいて、助けようにも難しい状態。

視界の悪い吹雪のなか、リフトから降りたばかりの夫が、次男の声をキャッチしました。次男は「パークに入る手前くらいで埋まってる」と説明。夫は「わかった、いま行くで~!」と、迷わず次男のもとへ。自分の板に次男を乗せ、そのままタンデムで救出したのでした。

その一連のやり取りを聞きながら、雪山では「声が届く」こと自体が、安全につながるのだと実感。

次男を救出した夫
次男を自分の板に乗せて、タンデムで救出。さすが雪国(金沢)育ちの夫は、頼りになります(笑)。

極寒のなか、グローブを外さず会話ができる

インカム装着例
このインカムなら、スマホの電波や通信状況に左右されず、一度繋げばそのまま会話が続けられます。

今回は、家族4人で4台のインカムを使用。滑りだす前に家族全員で「せーの!」でボタンを押してBluetoothを同期させてしまえば、通信環境に左右されずに使えます。常時繋がっているので、トランシーバーのようにボタンを押して話す必要もなく、約1km離れていても自然に会話ができました。

なによりありがたかったのは、スマホに一切触らなくても会話ができたこと。極寒のなか、スマホを操作するためにグローブを外すのは、それだけで大きなストレスになります。その点、このインカムなら、操作が必要なときでも、本体のボタンが大きいから、グローブをしたままでOK。

大きなボタン
グローブをしたままでも簡単に操作できる大きなボタン。

7歳の次男は、常に話し続け、ずっと歌っているようなにぎやかな子です。「ああ、耳が疲れたな」というときには、彼のミュートボタンを押せば静かに過ごせます(笑)。このたび、何回か使いました。

充電
本体のUSB Type-C端子に接続して充電します。

実際に使ってみて、極寒でも思っていた以上にバッテリーがもった、というのが正直な感想です。-20度C以下の寒冷環境でも、最大10時間の通話ができるそうです。

機械が苦手でも、なんとかなった

付属品
本体と付属品を並べてみました。

私は自他ともに認める機械音痴です。実際、スマホとの連携まではスムーズでしたが、4台のインカムを一斉に同期させる手順で一度つまずきました。

説明書を読んで立ち止まり、最終的に頼ったのはAIでした。「一番簡単な同期方法を教えて」と聞いたら、あっさり解決。複雑そうに見える道具でも、使い始めてしまえば意外とシンプル。そんなことを実感しました。

使い道は雪山だけじゃない

勉強する長男
滑るときに使った自分の自転車用ヘルメットを被ったまま勉強する長男。

夫と次男は吹雪のなか滑りに行き、長男と私はキャンピングカーで休憩。長男は「滑っている次男としゃべりたい」と、なぜか車内でヘルメット着用のまま、漢字検定の勉強をしていました(笑)。

彼のような耳当てのない自転車用ヘルメットでも、たとえばイヤーマフラーなどをしてその内側に付属のスピーカー(なんと、JBL製のパワフルな高音質スピーカー)を取り付けたり、工夫次第でいかようにも使えます。
防水性能が高く、雪や泥がついても気にせず使えるので、MTBや登山、カヌーなど、両手がふさがる遊びなど、一年を通して活躍しそうです。

リュックに装着
リュックやビーニーに付けて使用することも可能。

いろいろなタイプのヘルメット、バックパック、衣服にも素早く簡単に取り付けられました。

雪に埋もれても大丈夫なインカム
吹雪で濡れても泥が付いてもガシガシ拭けばOK、というタフさも心強い「IP67」の防水性能。

機械音痴の私には、まだ使いこなせていない機能があります。

「ヘイ、カルド、〇〇して」と話すと、音声調整や、マイクミュート、音楽のオン・オフなども本体に触れる必要なくできるそう。スマートフォンとインカムをペアリングすれば、Apple MusicやSpotifyで音楽を聴きながらインカム通話も可能。春までにマスターできるよう頑張ります!

使いこなす筆者
使い方は、無限大っぽい。使いこなせるようにがんばろう。

雪山で「叫ばなくていい」。それは、想像以上に体力と気持ちを温存してくれる体験でした。
次は春のサイクリングか、カヌーか。カルド/パックトークアウトドアは、これからもしばらく、わが家の外遊びに付き合ってくれそうです。

Cardo/PACKTALK OUTDOOR

国井律子

旅エッセイスト

国内外の旅を綴るエッセイを中心に、日常の延長にある“ちょっと特別な旅”も提案。ソロ登山、2人の男児の母として家族とのキャンピングカー旅、自由で自分らしい旅の形を発信中!

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