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オールウェザー製品がリニューアル
世界的にPFAS(有機フッ素化合物)全廃が進行中で、モンベルでも2020年よりPFASフリーへと切り換えを進めているところだ。

会場に足を踏み入れれば、定番オールウェザー製品「サンダーパス ジャケット Men’s」と「ドライテック レインパンツ Men’s」(9600円、Women’sは9000円)、「ドライテック レインパンツ フルジップ Men’s」(1万3200円、Women’sは1万2600円)がPFAS(有機フッ素化合物)不使用の独自の防水透湿性素材ドライテックに切り替わりPFAS全廃へと大きく前進したことがわかる。
圧倒的に動きやすくなったトレントフライヤージャケット

注目すべきは新しくなった「トレントフライヤージャケット」と「スーパードライテック ストレッチレインパンツ」だ。

ジャケットもパンツも防水透湿性素材に3層スーパードライテックを採用しており全面ストレッチ機能付き。動きに対してしなやかに追従するのでストレスがない。

フードの調整も襟元はドローコードではなく止水ファスナーとなりより操作性が高まった。
さらに両脇にポケットが追加されていて、従来モデルが186gに対して新モデルは重量233gとわずかながら重量アップ。「ストームクルーザー」との重量差が縮まり、価格差を考えるとどちらを手にするか悩むところだが新「トレントフライヤー」は同社唯一のストレッチ機能付き。動きやすさは間違いなし。
春の旅行やキャンプにうれしい防風シェルとアンダーウェア

こちらは40Dのナイロン・タフタという薄手の一枚地を用いた防風シェル。
Vネックなのでフード付きのインナーや襟シャツの上に羽織ってももたつかない。持ち運びしやすいポケッタブルで重量153g。サッと羽織るほか、インナーとしても活躍するので春先の旅行やアウトドアに重宝する。Women’sモデルがないのが残念。

アンダーウェアでは天然シルク100%のラウンドネックシャツ(Women’sはUネック、1万300円)とタイツ(Men’s1万2100円、Women’s1万200円)が仲間入り。
しっとりしていて吸放湿性にすぐれているシルクのアンダーウェアは、薄手ながらあたたかく、夏は蒸れずにすむため1年中快適だ。静電気を起こしにくいのもイイ。
独自素材ウイックロンシリーズで紫外線対策

モンベルの夏ウエアといえば、コットンのような風合いと肌触りを持ちながら、吸水拡散性と通気性を備えたウイックロン採用モデルだろう。
もともとウイックロン素材はUVカット率90%以上を誇っているが、今期は“UPF50+”という機能をプラスしたウィックロンUVテクトという素材を用いたウエアが登場した。
UPF50+は紫外線保護指数の最高値で、肌への保護能力を示すもの。素肌のままで過ごすよりも日焼けを50倍の時間分遅らせられるという意味。
UVカット率はその名の通り、紫外線をどの程度遮蔽できるかという数値で、似ているけれども微妙に異なる。ちなみにUVカット率90%だとUPF換算すると25~39とされており、UPF50+がいかにスゴイかイメージできるだろう。
Tシャツやパーカ、ロンT、ネックゲイター、ハットなどさまざまなアイテムがそろっているので好みのものを選びたい。

一方、ウイックロンに最大限の通気性を持たせたウイックロン ブリーズは麻のようなサラリとした着心地。長袖と半袖の襟付きシャツは夏のヘビロテ間違いなしだ。

「ジオラインクールメッシュ アーム フィットシャツ」(Men’s5060円、Women’s4500円)のように爽やかな着心地のアンダーウェアと組み合わせると効果抜群だ。


ウイックロン ブリーズを用いた製品はシャツから小物に至るまでバラエティ豊かで、日本の厳しい夏を助けてくれそうだ。
ファンブローシリーズにベストとカバーオールが仲間入り

夏のアクティビティに活躍するファン付きウェア「ファンブロー」シリーズのラインナップが拡充する。
TシャツやロンTと組み合わせて軽快に過ごせるベストは2型。70Dフルダル・スパンライク・ナイロン・タッサーというしっかりした生地の「ファンブロー ベスト」(1万500円)と薄手の40デニール・ナイロン・タフタを用いて重量が150gを切った「ファンブロー ライトベスト」(重量147g)で、どちらも脱いでも邪魔にならない。
カバーオールはストレッチ性を確保しており農作業などで活躍する。
ステラリッジテントに新モデルが登場

山岳用テントのフラッグシップシリーズ「ステラリッジ」がPFASフリーに。同時に長辺方向に入り口を持つ「ステラリッジ テント トレール2」が誕生した。
出入りしやすいのはもちろん、前室がワイドで広くなる。カラーも「ステラリッジ テント2」のレインフライはイエローとターコイズの2色だが、トレールのほうはダークグリーン、ライトブルー、イエローの3色展開となる。
アウトドアでの睡眠を支えるギアは注目度大

空気注入式のエアパッドにサーモフィルム搭載モデルがラインナップされた。

熱を反射するフィルムを上下に配置することで、隔壁の役割を果たしコールドスポットを低減。重量は506g(150の場合。180は591g)と軽量なのにR値は4.9で急な冷え込みにも十分対応できるスペックだ。
簡易ポンプ機能をもつスタッフバッグ付き。

なんでもかんでも値上がりしている昨今なのに「シームレスダウンハガー800」シリーズは生地選びをはじめ小さなコトまで徹底的に見直して価格が大幅ダウン!
たとえば「シームレスダウンハガー 800#3」は6000円もやすくなったので気になっていた人は、いよいよ手に取るチャンス到来だ。
ジェットボイルの使い勝手が格段によくなった

ジェットボイルの「トレイルクック1.2L」は調理しやすい広口・浅型モデルだ。クッカーはφ142mmで、収納時の高さは143mm。
重量は550g、出力は1511kcal/hで沸騰到達時間は0.5Lで135秒(ちなみに「ミニモ」は出力1404kcal/h、沸騰時間は0.5Lで140秒)。もちろんサーモレギュレーターを搭載している。

「トレイルクック1.2L」はターン&クリック式ノブを採用し、点火が簡単。どれくらい回したのかわかりづらい細長いツマミと打って変わって一目で確認できるようになった。
また、「スタッシュ」に採用されたセルフセンタリング式ゴトクとなり、他社製クッカーにも素早く対応できる。

ちなみに、持ちやすさと使いやすさにこだわったヒューマンギアのカトラリーはジェットボイルと相性よし。
「ゴーバイト SPIN」は収納時9.6cm、横スライドさせると長さ16.5cm。「トレイルクック1.2L」の中にいれるには厳しいが、コンパクトでいっしょに持ち運びやすい。
また「ゴーバイト DUO」は横へのスライドではないが、両側にスプーンとフォークを連結すれば長さ23cmとなる。こちらは「トレイルクック 1.2L」はもちろん、縦長のジェットボイルのクッカーでも底まで楽々届く。どちらも耐熱温度150℃。
ヒット間違いなし!?フルカーボンで長傘なのに重量125g

毎年、梅雨時になるとモンベルの傘が話題となるが今期注目なのは「O.D.アンブレラ カーボン 60」。
60cmの骨を6本用いる長傘なのだが、カーボンの骨に生地を10Dバリスティック エアライト ポリエステルとすることで重量わずか125g。モンベルの折り畳み雨傘と比べてみても最軽量に近い。それでいて使用時はφ103cmに広がり、手荷物も余裕でカバーできるのはうれしい。
2026年のモンベル製品は、夏のアクティビティや暮らし、旅行に役立つものがズラリ。気になるモノは今からチェック、入荷時期を確認しておこう。
【問】モンベル








