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第82回 井ノ原快彦のつくりびと
童心に帰って雪まみれ!? ドカ雪がいまから待ち遠しい!
いのはらよしひこ
数々のテレビドラマ、バラエティ番組、 舞台などで活躍中。テレビ東京『出没! アド街ック天国』(毎週土曜21:00〜21:54)の宣伝部長も務めている。

井ノ原さん(以下、イ):ついにミラノ・コルティナ五輪開幕ということで、今回は雪板作りに挑戦してみました。作り方はシンプルなんですが、最大の難関は板を曲げることでしたね。
長谷部さん(以下、長):真島さん特製の蒸しボックスがあったから一枚板でも曲げられましたけど、作るの難しいって人にオススメの方法はあるんですか?
真島さん(以下、真):手間はかかるけど浴槽などに入れて、熱湯を注ぎ続けるという方法もあるね。後は板が入る鉄の箱を作って、おもりで板を沈めてぐつぐつ煮るのもあり。それ以外にも薄いベニヤを接着剤で貼り合わせてから曲げるという簡易的な方法もあって、それはスノートイと呼ばれてるね。
イ:今回は3枚同時進行でしたからね。なかなかハードでしたが、曲がってしまえばこっちのもの。自分の好きなシェイプに切りだしていって仕上げるだけ。そこまで滑りにこだわるものではないと思うので、シェイプの自由度自体は高い印象でした。
真:イノッチのはスケートボードっぽいシェイプだね。シンプルで格好いい。
イ:昔スケートボードにハマっていた時期もあったんですよ。
長:こんど一緒に雪山にいってセッションしましょうよ!
イ:雪板しながらスノーキャンプなんていうのも楽しそう!
今回の材料



本体用の材はイエローポプラの一枚板。広葉樹系がおすすめ。スケートボード用のデッキテープと、流れ留め用のリーシュコードとパラコード。
使った道具


曲げた板を自分好みのシェイプにするためのジグソーと、仕上げのときにはサンディングホルダーを使うと作業がスムーズ。
特製蒸し器に投入!

密閉度がキモ!
1週間浸水させた板を、箱型の蒸し器に。ボックス下部に鍋にフィットする穴を開け、下からストーブで熱して数時間蒸す。
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クランプで反りを出す

木材を噛ませ、クランプでガッチリ締め上げることで、好みの場所に反りを出していく。あらかじめ治具を作ってそこにビス留めする方法もある。

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1週間放置! その結果やいかに?

約1週間置いたら、クランプをはずしていくドキドキタイム。今回は予想どおりの曲げができたようでイノッチも大満足。
1週間後

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自分好みのシェイプに

自分好みの形にカットする。先端のアールはバケツなどを利用して線を引くとラク。その後ジグソーでカットしていく。


エッジ部分は滑らかになるように丁寧にサンディングする。イノッチはまるでプロのシェイパーのような手つき。
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ウレタン塗料を塗る

【サンディングシーラー】

【上塗り用塗料】

まず下塗り用のサンディングシーラーを塗り、目止めする。乾いたら上塗り用塗料を2度塗りして防水性を高め、表面を保護する。
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仕上げにスケートボード用のデッキテープを貼り付ける。形の自由度は高いので個性を出せるポイント。
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完成!

本体に穴を開け、リーシュコードを付けたらシンプルイズベストなイノッチオリジナル雪板の完成。大人から子供まで気軽に雪遊びを楽しめる。次の積雪が楽しみだ!
右:アウトドアプロデューサー
長谷部雅一さん
天然の木目も良い感じ
左:クラフト作家
真島辰也さん
焼き印も入れたいね

長谷部さんは短めツインテールで小回り系のシェイプ。真島さんは大きめで浮力重視のパウダー狙い。それぞれの個性が出せるのも雪板作りの楽しいところ。
次号は、簡単&便利なクーラーボックス台!
※構成/櫻井 卓 撮影/黒石あみ ヘア&メイク/浅野有紀
(BE-PAL 2026年3月号より)





