3列シートも選べるVWのミニバン「ID. Buzz」がすごいッ! 電動"ワーゲンバス"は車中泊旅もできる | 試乗記 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

試乗記

2026.03.29

3列シートも選べるVWのミニバン「ID. Buzz」がすごいッ! 電動"ワーゲンバス"は車中泊旅もできる

3列シートも選べるVWのミニバン「ID. Buzz」がすごいッ! 電動"ワーゲンバス"は車中泊旅もできる
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RV GARAGE~Enjoy Your Carlife~

フォルクスワーゲン/ID. Buzz

¥8,889,000~9,979,000
標準ボディーとロングボディーの2種類があり、全長の差は250㎜。グレードは共に「Pro」のみ。高出力モーターで後輪を駆動し、力強く走る。ロングボディー車のCEV補助金額は52万8,000円だ。

問い合わせ先:フォルクスワーゲン TEL:0120-993-199 https://www.volkswagen.co.jp/

テスター 記者・櫻井 編集・早坂

ID.Buzzは「ビーパル アウトドアアワード2025」にもノミネートされた、いま最もアツいミニバン。改めて実車を前にすると大きさを感じます。

早坂

櫻井

試乗したのはロングボディー車ということもあるけど、ルーツの初代タイプ2と比べて全長が約70㎝、全幅は約25㎝大きい。昔とは、衝突安全性をはじめとするクルマ作りの考え方や技術が違うので当然だけど。

それなのに、よほど細い道に行かないかぎり、大きさを意識しなくて済む運転感覚にびっくり!

早坂

櫻井

まず見切りがいい形であること。そして歴代タイプ2にも共通するポイントとして、前後左右のガラス面積が広いことも理由だね。

なるほど! だから後ろの席に座っても開放的なんですね。実際に広いし、内装の色合いも明るいから、気分がアガりますよ~。

早坂

櫻井

しかもシートはがっちりと作られていて、とても座り心地がいいね!

はい。さすがに3列目はクッションが薄めですが、面積は広くてペラペラ感は皆無。しかも、たたむときれいなフルフラットになってしまうというスゴ技に感動しました。

早坂

櫻井

「乗せる」「積む」ことに関してはいうことなし。フルフラットにすれば2人寝られるし、遊び道具を積んで車中泊旅という贅沢な使い方もできちゃうよ。

ID.Buzzはエンジンを搭載しない電気自動車ということで、しずしずと力強く走りますね~。

早坂

櫻井

乗り心地もいいね。柔らかすぎず硬すぎず、路面の衝撃をうまく吸収しながら気持ちよく走る感じ。

気になるのはフル充電で走れる距離ですが、ロングボディー車で554㎞。これなら安心です。

早坂

櫻井

急速充電器を使ったときの回復は早い。ただし車体が重いので、減るのも早いと感じることはあるかもしれないけど。

気軽におすすめできる価格ではありませんが、これほど楽しくて遊べるクルマはそうないっす。

早坂

櫻井

確かに。速さや高級感といった、イマドキの価値観とは一線を画した魅力は、「ワーゲンバスのある暮らし」を楽しませてくれるはず。タイプ2にビンテージコールマンを積んで遊ぶように、最新のキャンプ道具を積んで出かけたいね!

オリジナルの雰囲気を宿したモダンデザイン

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ホイールベース(前後車軸間の距離)を大きくとり、タイヤを四隅に配置。運転時の見切りがよく、安定感のあるプロポーションになっている。2トーンカラーや後部側面のスリットなどで"ワーゲンバス"の雰囲気を現代的に表現。

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座り心地のいいシートをキレイにたためる!

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ロングボディー車の荷室には取りはずしのできるボードが付く。2~3列目をたたむとご覧のようにまっ平ら! 

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2列目はベンチシート(標準ボディー車は2座独立式)。後部側面の窓はスイッチ操作でスライド開閉。

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3列目も快適!

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パノラマガラスルーフは透明と半透明を瞬時に切り替えられる。

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すっきりとした室内空間は表示や操作も明快

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カーナビは手持ちのスマートフォンと接続して使用する方式。画面が大きく、使いやすい。

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前席中央の収納ボックスは着脱可能。取りはずせば後席とのウォークスルーが可能に。

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前面部分はクリーンなデザインでまとめられ、座ったときの見晴らしも抜群。

SPECIFICATIONS(Pro Long Wheelbase)

【ボディー寸法】
全長 4,965㎜
全幅 1,985㎜
全高 1,925㎜
最低地上高 未公表㎜
最小回転半径 6.3m
ホイールベース 3,240㎜
タイヤサイズ 前235/50R20、後265/45R20
車両重量 2,720~2,730kg

【モーター】
最高出力 210kW(286PS)/3,581~6,500rpm
最大トルク 560N・m/0~3,581rpm

【一充電走行距離】
554km(WLTCモード)

【トランスミッション】
1速固定

いまだにファン多し! "ワーゲンバス"は不滅です

T1(右・1950~67年)

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T2 (1967~79年)

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ビートルのメカニズムを流用し、後部エンジン・後輪駆動による広い車室が特徴。世代ごとにT1、T2と呼ばれ、T3は「カラベル」、T4は「ヴァナゴン」の名でも知られる。また、架装メーカーのウェストファリアによるキャンピングカー「カリフォルニア」も有名だ。初期はヤナセが、T3、T4はフォルクスワーゲンの日本法人が輸入。丸みを帯びたT1、T2は今も世界的に人気で、ビートルと並びフォルクスワーゲンのアイコンだ。

※構成/櫻井 香 撮影/見城 了

(BE-PAL 2026年3月号より)

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