工夫次第でさまざまな調理が可能な七輪レシピの中から、今回は身も心も温まる焼き芋レシピをご紹介します。
- Text
七輪はアウトドアの味方!

アウトドアで使う火気は、身体を温めてくれるとともに、心を休めてくれるアイテムです。
現在は多種多様な焚き火台、便利なシングルバーナーなど、どれを使ったら良いか迷ってしまうほど多くのモデルが展開されています。
そのなかで、日本伝統のアイテムが、七輪(しちりん)です。
七輪は、珪藻土(けいそうど)などの断熱性・保温性に優れた素材で作られたコンロで、遠赤外線効果を生かした調理が可能です。
七輪独特のデザインは日本ならではのアウトドア風景を演出し、じんわりと伝わる熱で仕上げた料理は、のんびり過ごすキャンプにピッタリのレシピが豊富にあります。
この記事では、七輪の基本的な使い方から、その機能性を最大限に引き出す定番中の定番レシピ「焼き芋」の作り方までをご紹介します。
七輪の火の起こし方基本
手順①七輪をセッティングする

まずはじめに、七輪本体のセッティングをします。
七輪で火を起こし、安定させるためには空気の流れを確保しておく必要があります。
下部の風口を開けておき、ロストルをセットします。
使用歴のある七輪の場合は、内部の綺麗にしておき、空気が問題なく流れるようにしておきましょう。
手順②炭を入れて着火する

七輪のセッティンができたら、炭を入れて着火します。
使う炭によって配置は異なりますが、前述のセッティングと同様、空気の流れを遮らないようにセットするのがポイント。
またはじめからたくさん入れすぎないように注意しましょう。
炭をセットしたら、着火剤に火をつけて、火が回りやすいところに置いてしばらく待ちます。
手順③火が落ち着いたら準備万端

火が全体に行き渡りしばらく経つと、熱がこもり炭が白くなります。
ここまできたら調理が可能になります。
風口は開閉度で火力が変わり、全開にすると最大になります。調理の内容に合わせて調整しましょう。
七輪の定番レシピは焼き芋!
ジワジワと芯まで加熱する炭火の特長を生かしたレシピは幾つかありますが、シンプルかつ美味しい定番レシピといえば、なんといっても焼き芋です。
七輪の上に置いて待つ時間・熱を加えるほど増していく甘味・開けた瞬間に食欲を刺激する湯気・黄金色のさつまいも。
キャンプや自宅の庭で、焼き芋で至福の時間を味わうのに七輪は最適なアイテムです。
七輪の焼き芋レシピ
材料と道具一覧

焼き芋に必要な道具は、さつまいも・キッチンペーパー・アルミホイル・焼き網・トングです。
さつまいも以外の道具は100均ショップで労せず入手できます。
さつまいもは好みに合わせてお好きなものを選ぶと良いです。
サイズは七輪からはみ出さない程度のものがおすすめで、加熱中のムラを防ぐことができます。
またキッチンペーパーを節約したい場合は、新聞紙を使用しても大丈夫です。
七輪を使った焼き物の作り方
手順①さつまいもを準備する

はじめにさつまいもを準備します。
さつまいもは軽く洗った後、キッチンペーパーで包みます。
ここで1度水を染み込ませておきます。染み込ませた際に垂れるぐらいでも大丈夫です。
これは蒸し焼きのように中にしっかり火を通すために行います。
次にアルミホイルで全体を包みます。加熱中に剥がれないよう、2周程度巻いておくと安心です。
手順②網の上に乗せて加熱する

準備ができたさつまいもを焼き網の上に乗せて加熱します。
じっくり火を通していくので、加熱時間は40分から1時間を見ておくと良いです。
火が一箇所に集中しないように、加熱中は適宜動かしておきましょう。
手順③感触を確かめて完成

目安の時間を過ぎたら、一度さつまいもに触れてみましょう。
加熱前はガッチリと固いさつまいもも、加熱すると柔らかくなっています。
触れて分かるほどに柔らかくなったら火から離しましょう。
アルミホイルを外してパカッと割り、美味しそうな湯気とともに食べれば幸せが全身を駆け巡ります。
七輪レシピの定番“焼き芋”を楽しもう!

焼き芋は、シンプルな道具と工程ながら、奥の深いレシピです。
手順をしっかり守れば失敗する可能性は低いですが、七輪の火力調整、加熱時間によって仕上がりが変わり、甘味を最大限に引き出した焼き芋は、炭火ならではのじんわりとした熱を纏い、アウトドアで楽しめる至高の逸品となります。
ぜひ、七輪で焼き芋を作ってみてください。







