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こんろとストーブがひとつのギアに

今回紹介する「イワタニカセットフー こんろ&ストーブ “イザまる”」は、カセットこんろと暖房ストーブがセットになった商品。湯沸かしや調理はこんろ、寒い空間を暖める際にはストーブと、用途に応じて使い分けられる。


使い方は簡単。こんろとして使う際は本体の上に「ごとく付きしる受け」、暖房として使う際は「ストーブユニット」をのせるだけ。溝にはめるだけなので、初めて使う人でも扱いやすい。


商品サイズは216×197×120mm(ごとく付きしる受けを載せた際)とほかのこんろと比べるとコンパクト。一般的な250g缶だと少し飛び出てしまうが、カセットガスは本体にじかに差し込むだけなので設置も簡単だ。

最大発熱量は1,200kcal/h。つまみをONに向かってひねれば、楽に点火する圧電点火方式を採用している。つまみを調整してとろ火にできるのは嬉しい。
屋外でお湯を沸かしてみた結果

試しに、ソロ用のケトルでお湯を沸かしてみた。なお冒頭でもお話ししているが、こちらの商品は屋内向けに開発された商品のため、屋外で使用する際は自己責任で行なおう。
岩谷産業から販売しているアウトドア向けカセットこんろ「タフまる」のような防風機能はなく、風が吹いたらもろに影響を受ける。

加熱を始めてから17分。やっとお湯が沸けた。冬の日中で使用してこの時間なので、風が強い日や寒い日の夜だと、正直沸騰はしないかもしれない。
ちなみに、屋内で1Lの常温水を沸かした場合、同社の実測値は約9分(岩谷産業のYouTubeチャンネル「イワタニまるっとch」より)。
ストーブも風の影響を受けない室内で使おう

ストーブユニットには鉄クロム線を球体状に成形した赤熱部が備えられており、バーナーから出る炎が赤熱部を熱することで遠赤外線を放射して周囲を暖める。
赤熱部が十分に熱せられないと本来の暖房効果が得られないため、不安定な気候の屋外で使うのはあまりよろしくない。

本体とストーブユニットを組み合わせたサイズは216×197×265mm。実際に使ってみると、カセットガス特有の匂いがあまりないため、灯油禁止のマンションやアパートでも問題なさそう。
また、本体には不完全燃焼防止装置がついており、室内の酸素濃度が低くなると自動的にガスがストップしてヒーターが消火される。

暖房の目安は木造戸建住宅だと4畳まで、コンクリ―ト集合住宅だと5畳まで、となっている。ひとり暮らしの部屋などにピッタリだ。
ちなみに、ストーブユニットのトップ部はホーロー素材を使っており、ケトルを上にのせて温めることができる。湯沸かしにはだいぶ時間がかかるが、加湿機能としては十分に使えるだろう。
少人数で使いたい豊富なオプション

「イワタニカセットフー こんろ&ストーブ “イザまる”」の面白いところは、「タフまるJr.」などで使える小型の焼肉プレートやたこ焼きプレートが使えること。調理の幅を広げら、使う楽しみもアップするだろう。
実際に使ってみた総評
アウトドアのメディアで紹介するにあたって、今回の商品は屋内向けということで正直消化不良なところはある。しかし、これを日々使用すればカセットこんろを使いこなす練習になるのと、いざ災害が起きたときに調理と暖房を兼ねたギアがあれば、活躍するに違いないと思う。
余談だが、カセットガスの使用期限の目安は製造から約7年とされている。使用頻度にかかわらず、経年劣化でガス漏れなどが発生する可能性があるため、ローリングストック法(日用品や備蓄品を多めに用意し、期限が切れる前に使って使った分を買い足す方法)で日々使っていくことが大事だ。
「イワタニカセットフー こんろ&ストーブ “イザまる”」は、調理だけでなく暖房器具としても便利な道具。手元に残りがちなカセットガスを使う機会になるだろう。ぜひ参考にしてみてはいかがだろうか。
商品概要
「イワタニカセットフー こんろ&ストーブ “イザまる”」
サイズ:216×197×265mm(本体+ストーブユニット)、216×197×120mm(本体+ごとく付きしる受け)
重量:約1.9kg(本体+ストーブユニット)、約1.4kg(本体+ごとく付きしる受け)
連続燃焼時間:約2時間25分
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