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炉端焼きとは?
「炉端焼き」の名前は諸説あるが、仙台が発祥といわれており、炭火で焼いた魚介や野菜をウリにする居酒屋を指す言葉だ。
炉端焼きを楽しめる調理器具「炉端焼き機」は、キャンプはもちろん家でも使えるモデルもある。
炉端焼き機を使えばキャンプ飯をもっと特別にしたい、あるいは普段の夕食をちょっと豪華にしたい、そんな方にぴったりだ。
▼参考記事
炉端焼き機といえば「炉ばた焼器 炙りやII」
面倒な炭おこしが不要なのに、炭火と同じように輻射熱でムラなくこんがり焼きあげる「炉ばた焼器 炙りやII」。カセットガス式でキャンプ場やバーベキュー場に到着してすぐに食べ始められる一台を紹介。
Iwatani(イワタニ) カセットガス 炉ばた焼器 炙りやII
輻射熱の力でムラなく美味しく焼きあがる。網焼き、串焼きどちらもできるのでレパートリーが広がる!
●本体サイズ:40.9×21.4×13.4cm
●重量:約2.4kg
炎ではなく輻射板を通した輻射熱で焼く
カセットガス式のコンロは、ガスの炎で直接鍋やフライパンを熱する。一方この「炙りやⅡ」は、炎で輻射板を熱して、そこから発せられる輻射熱で食材を焼く。ひとことでいえば、ガス式のバーベキューグリルだ。炎で焼くのと違って、炭と同じように輻射熱によって食材にまんべんなく熱を伝えることができる。

輻射板をはずして水洗いできる
炭と違うのはその手軽さだ。燃料のカセットガスはコンビニやスーパーなどで購入できる。カセットをカチッとセットし、底の汁受けトレー(水皿)に水を満たせば準備完了。つまみをひねるだけで点火し、そのつまみで火力も無段階に調節できる。焼き網のほか、串焼きステーが付属しているので、串焼きも楽しめる。使い終わったら網と汁受けトレーをはずして水洗いし、串焼きステーと内側の輻射板を拭き掃除する。念入りに掃除したいときは上部の外枠(ユニット)をはずし、さらに輻射板もはずして水洗いできる。焼け残った炭の処理が不要で、カセットに残ったガスは次の機会や別のカセットコンロで使える。
バーベキューをやりたいけれど、そんなにしょっちゅうやるかはわからない……という人は、まずこれで試してみてはいかがだろうか。もちろん室内でも使用できるから、出番はきっと多いはずだ。





▼参考記事
おうちの庭先でも楽しめるミニマム炉端「ファイヤーボックスグリル チタン」
炭火で食材を香ばしく引き立てる「ファイヤーボックスグリル チタン」。収納ケース付きで驚くほどコンパクトに。耐久性を考慮したステンレス製もあるぞ。
VARGO(バーゴ) チタニウムファイヤーボックスグリル
網から底板、本体まで、すべてが蝶番でつながった一体型。分離パーツがなく広げるだけでOKなシンプル設計で、パーツの紛失も防げる。使用時の高さが8cmと重心が低いので、クッカーを載せたときの安定性がよく、調理もしやすい。編み目の間隔が大きめなので、食材は大きめにカットがコツ。
チタン製の商品を多数展開するアメリカのアウトドアギアブランド「VARGO(バーゴ)」の定番焚火台。編み目の間隔が大きめなので、食材は大きめにカットがコツ。
▼関連記事
超少煙を実現した洋風七輪「超少煙グリル」
BE-PAL編集長がセレクトした2025年最新クッキングツールより、炉端焼きが楽しめるグリルを紹介。
(BE-PAL 2025年6月号より)
GLAMP. 超少煙グリル
熱源に食材が直接当たらないサイドヒーティングシステムを採用。「煙がほとんど出ないから家でも活躍。遠赤外線効果でお肉もジューシー!」
●サイズ:幅41.3×奥行き27.2×高さ12.3cm
●重量:約2.23kg●温度範囲:230度C●消費電力:1200W

トレーに水皿をセットし焼くだけ。「火力調節できたらな〜」

燃焼部が本体の両サイドにあり、七輪のように火が入る構造。

顔を近づけても平気!
撮影/三浦孝明
▼参考記事
















