アウトドア情報誌『BE-PAL』(2024年9月~2026年2月号まで)やBE-PAL.NETに掲載された記事から、オン・オフを問わず使えるバックパックやウエストバッグのほか、水没させてしまっても安心な完全防水ポーチや、アクティビティに最適なドライバッグなど、おすすめの防水バッグを種類別に紹介する。おしゃれなデザインのモデルも多いため、用途や好みにあわせて選ぼう。
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防水バッグの選び方
防水バッグを選ぶ際のポイントを確認しよう。アウトドアライター・のまどうさんに解説してもらった。
防水性能
アウトドア用品でいう完全防水は、強い雨や水しぶきでも内部に水が入りにくいレベルを指すことが多い。目安としてよく使われるのがIPコード(IPX4・IPX5・IPX6・IPX7など)で、数字が大きいほど水に対する保護が強くなる。
たとえばIPX4は生活防水レベルの雨に対応、IPX5〜6はあらゆる方向からの噴流水に対応、IPX7は一定時間の水没に耐えられるレベルといったイメージだ。
バックパックの場合、正式なIP等級を明記していない製品も多いものの、「強い雨でも使用可能」「短時間の水没を想定」といった表現がされていることがあり、IPX表記の考え方と対応させると性能のイメージをつかみやすくなる。
このような説明とあわせて、生地の種類や縫い目・開口部の構造を確認すると、防水性能の違いを具体的に比較しやすい。とはいえ、最終的に大事なのは、雨の中でも中身が濡れないかどうか。IP等級や商品説明の記載を手がかりにしつつ、自分が想定している使い方に対して十分な防水性能かどうかを判断しよう。
素材
ターポリンやPVCコーティング生地など、水を通さないシート状の素材を採用したものは、防水性と耐久性に優れ、濡れた地面にそのまま置いたり、車載時にほかの荷物と擦れたりしても、中身を守りやすいのが特徴。
一方、ナイロン生地に防水ラミネートやコーティングを施したタイプは、軽量性と柔らかさに優れ、通勤やタウンユースと兼用しやすくなる。
また、防災バッグ用途も兼ねる場合は、長期間の保管による劣化や加水分解のリスクにも配慮し、信頼性の高い防水素材が使われているかを確認しておくと安心だ。
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水没しても問題なし!防水性バツグンの【防水ポーチ】
防水等級は最高のIPX8を備えた、水没させても水が浸入しない防水パック。ベルトを使用すればボディーバッグとしても使用可能。
araree(アラリー) 防水クロスパック
高品質でスタイリッシュな製品を開発するモバイルアクセサリーブランドが手がける防水パック。防水等級は最高のIPX8で、水没させても水が浸入しない。ベルトが付いているため、ボディーバッグとしても使える。
単なる防水パックではなく、ベルトが付いているのでボディーバッグとして使えるのがありがたい。ベルトは取り外しできないが、かさばらないつくりになっているので、バッグインバッグとしても使いやすい。
止水ファスナーのスライダーがT字型になっている。止水ファスナーは固いものが多いから、これはなかなか助かる仕様だ。

クリアモデルは中が見えて、なおかつ生地越しにタッチパネルを操作できるので、スマホを操作・閲覧したいときに向いている(ただし、指紋認証と水中での操作はできない)。
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あらゆるシーンで活躍する【防水ウエストバッグ・トートバッグ】
キャンプシーンや普段使いなど、さまざまな場面で使える、防水仕様のトート・ウエストバッグをセレクト。ウォーターアクティビティで活躍するモデルも必見だ。
BROOKLYN OUTDOOR COMPANY(ブルックリンアウトドアカンパニー) The Whirlpool Tote
リサイクル100%の素材を採用した大型防水トート。薪や椅子などのキャンプ道具もそのまま放り込んで運べるほか、防水仕様なので濡れたテントや水着、ウエットスーツ、汚れたテントなども気にせず入れられる。
外側はハードなオックスフォード地、内側はTPU加工で防水に仕上げられている。また、外側にファスナーポケットとモールシステム、内側に小物用のオープンポケットと荷物の固定用ストラップを備えている。
濡れた水着やウエットスーツ、汚れたテントや椅子などのキャンプ道具をそのまま放り込めるだけでなく、必要なものをきちんと整理して片付けることもできる。車のトランクで散らかる荷物もこれ一つでスッキリと収納可能。
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asobito(アソビト) ハイドロゴーバッグ
車の鍵や財布など、水辺に持ち込むのをためらいがちな貴重品を肌身離さず持って行くことができるバッグ。ショルダーベルトは取り外し可能。防水ポーチとしても使えるので、シーンに応じた使い方ができるのも魅力だ。
最小限の荷物だけを入れられるコンパクトな設計で、パドリングの動きを妨げないサイズ感。必要なものを常に身につけておける安心感は、水上でこそ頼りになる。
ウォーターアクティビティをサポートし、水辺の時間をもっと快適にしてくれるバッグだ。
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macpac(マックパック) モジュール
シンプルなデザインで、容量は7Lと使いやすい。耐久性の高い「アズテック」素材を採用。繊維一本一本に防水液を浸透させてから生地にしているため、繊維全体に防水ワックスが浸透し、優れた耐水性が実現している。
ウエストバッグ・斜めがけの2WAY。耐久性のあるポリエステルに、オーガニックコットンをブレンドした「アズテック」という素材を採用。防水性も抜群で、出かけた際に雨が降ってきても、中へ水が浸水することなく収納物が濡れることもない。
モジュールの内側にはメッシュポケットを採用し、スマートな収納が可能。
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asobito (アソビト) コンテナトートL
パラフィン加工された防水帆布で作られたトートタイプのバッグ。丈夫で耐久性が高いので、薪や焚き火台などを気兼ねなく入れられる。
使い込むほどに風合いが増す防水帆布製の大型コンテナトートバッグ。薪や焚き火台、ストーブなど重くてかさばるギアも安心して収納できる。
使用しない時は平たくたたんでコンパクトに収納可能。チェアや寝袋など、キャンプ道具一式をまとめて運ぶのにも便利だ。経年変化とともに味を深めてくれる頼れるトートバッグだ。
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アウトドアでも頼れる【防水ダッフルバッグ】
トラベルやアウトドアなどで便利なダッフルバッグ。防水モデルならよりタフに使うことができる。水辺にも最適だ。
(BE-PAL 2026年2月号より)
AIGLE (エーグル) 75L 防水 トラベルドライ ダッフルバッグ
水際でも安心な3ウェイの完全防水バッグ。
防水ジッパーと熱圧着技術により、完璧な防水性を実現。最大1mの水深に30分沈めても浸水しない防水性を誇る。ハンドルは長さ調節ができ手提げ、肩掛けが可能。ショルダーハーネスも付属。
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ORTLIEB (オルトリーブ) ダッフル M
独自開発した防水ジッパーを採用したダッフルバッグ。
最高レベルの防塵性と一時的な水没に耐えるIP67という国際規格に準拠。カヌーやダイビングなど水際のアクティビティーに最適だ。
南京錠でロックするためのワイヤーループも付いている。
撮影/永易量行
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山から街まで使える【防水バックパック】
ハイキングやテント泊にも対応する防水バックパックを紹介。防水性以外にも、山行を快適にしてくれる機能をチェックしよう。都市型スタイルにぴったりなモデルも魅力だ。
(BE-PAL 2025年5月号等より)
| ブランド・商品 | 画像 | 販売サイト | 詳細情報 |
|---|---|---|---|
| 価格 | |||
Klattermusen (クレッタルムーセン) ヴォン ウォータープルーフ 38L | ![]() | ¥63,800 | |
mont-bell (モンベル) アルチプラノ パック 30L | ![]() | ¥17,000 | |
MOUNTAIN HARDWEAR (マウンテンハードウェア) アルパインライトロールトップ30バックパック | ![]() | ¥39,600 | |
NEMO (ニーモ) パーシスト メンズ 30L エンドレス プロミス | ![]() | ¥35,200 | |
Klattermusen (クレッタルムーセン) ブリマー 32L | ![]() | ¥63,800 | |
THULE(スーリー) Thule Paramount Backpack 24L | ![]() | ¥26,950 | |
Klattermusen (クレッタルムーセン) ヴォン ウォータープルーフ 38L
ファストトレッキングのためにデザインされておりメイン生地は200Dリサイクルナイロン。薄いけれども耐久性を落とすことなく快適さを追求している。メインコンパートメントは完全防水。背負い心地のよさにも定評がある。
マルチデイハイキングに適した軽い防水パックで、荷物の量に合わせて調節しやすいロールトップ式。身体の動きにしなやかに追従するV3ピヴォットシステムを採用した高剛性軽量アルミフレームにより重い荷物を背負っても負担が少ない。軽い仕上がりだがボトムはケブラーで補強されているのは心強い。
防寒具の収納に便利なトップのバンジーシステムやフロントのエラスティックコード、ヒップベルトにはアクセサリー取り付け用ウェビングループを備えているのも扱いやすい。
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mont-bell (モンベル) アルチプラノ パック 30L
本体内側に、防水素材を使った着脱可能な内袋を装備した軽量パック。ロールアップ式開口部は、状況や好みに応じてサイドとトップのどちらにも固定できる。

身長177cmの男性が背負った状態。高さ58cm。
ロールアップ式で操作性と防水性に優れた軽量バックパック。軽量かつ強度のある素材を使用し、本体と防水インナーバッグの二重構造で高い防水性を実現。
開口部はサイドと上部どちらのバックルでも固定可能で、収納可能なウエストベルトや着脱式チェストサポート・背面パッドも装備。日帰り登山から山小屋泊、UL装備でのテント泊まで幅広く対応する。
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MOUNTAIN HARDWEAR (マウンテンハードウェア) アルパインライトロールトップ30バックパック
優れた防水性を持ちながら、両サイドにはジッパー開閉ポケットを装備。背面には快適な背負い心地をもたらすクローズドセルフォームが内蔵されている。

高さ54cm。
アルパインクライミング向けに開発された中型バックパック。軽量かつ耐久性に優れた210Dナイロンリップストップ素材を使用し、防水性も強化。ツールキャリーや圧縮自在なロールトップなど山行を快適にする機能が満載だ。脱着式のチェスト・ヒップベルト、環境に配慮した無染色素材も特長。
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NEMO (ニーモ) パーシスト メンズ 30L エンドレス プロミス
丈夫で耐久性に優れた本体素材のほか、リサイクル可能な単一素材(PET素材)をできる限り使用。本体は逆U字型にジッパー開閉し、荷物へのアクセスが容易。
山岳アドベンチャーに最適、タフな環境に対応する30Lの万能モデル。U字型ジッパーで素早いギアアクセスが可能で、拡張性あるラッシングや多機能ポケットも充実。防水・耐久性に優れた独自素材や速乾性の高いクッション素材を採用し、快適な背負い心地だ。
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Klattermusen (クレッタルムーセン) ブリマー 32L
本体に10000㎜もの耐水圧を誇る素材が使われ、レインカバー不要。ボトムはケブラー素材で補強されている。特徴的なループウェビングは小物類の取り付けに便利。
日帰りから山小屋泊まで対応可能な万能モデル。耐水圧10,000mmのオリジナル210デニールリップストップ生地を使用している。
通気性に優れたショルダーストラップとウエストストラップで快適なトレッキングをサポート。背面調整機能により、体格に合わせてフィット感を調整できる。外部ギア収納にも便利なループウェビングシステム付き。
撮影/永易量行
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THULE(スーリー) Thule Paramount Backpack 24L
アクティブでフレキシブルな働き方をする現代人のシティライフに最適なシリーズ。細やかな整理収納でアクセス性の高い設計、PFCフリーの撥水加工など、より都市型スタイルで、サステナブルになった。1日の荷物が余裕で入る24Lモデル。
メイン素材は、環境に有害なフッ素化合物を使わないPFCフリーの撥水加工済み。急な⾬でも安⼼の耐水裏地付き生地、底部に汚れをさっと拭き取れるコーティング素材が使われている。
外観はモダンなデザインで、細やかな整理収納でアクセス性の高い設計。厚⼿のパッドが入っている保護⼒の高い専用ポケットで、ノートPCをしっかり保護してくれる。背⾯には隠しポケットがあり、混雑する都会や旅⾏時の貴重品の収納に最適だ。
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アクティビティのお供に!【防水ドライバッグ】
水遊びに最適なドライバッグも見逃せない。濡れたテントなども気軽に収納できる、キャンプシーンにぴったりなアイテムも。
(BE-PAL 2024年9月号、2025年4月号より)
COGHLAN'S(コフラン) ライトウェイトドライバッグ 25L
ロールトップクロージャーで、確実に水濡れから中身を守ってくれるドライバッグ。濡らしたくないものの保管に便利だ。
撮影/三浦孝明
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SEA TO SUMMIT(シートゥーサミット) ウルトラシルドライバッグセット
荷物を濡れから守ってくれるシルナイロン製の防水スタッフサック。3種の容量別だから整理収納にも便利。
撮影/三浦孝明
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Daytona(デイトナ) ドライバッグ STD
開口部をくるくる回すロールトップタイプのコンプレッションドライバッグ。バルブから空気を抜くことで荷物をコンパクトに圧縮することができる仕様。濡れたテントもコンパクトに収納することができる。
バイクパーツメーカー「デイトナ」が手がける防水バッグのスタンダードモデル。サイズ展開は10Lと25L。
防水性に優れた210DポリエステルTPUコーティング生地を採用し、シートバックにも簡単に入れられるように設計。バルブがあることでアウトドアシーンや災害時など、簡易的な洗濯用としても活用することも可能だ。
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