長年付き合えるタフなウエストバック!Macpacのモジュール
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    2020.09.10

    長年付き合えるタフなウエストバック!Macpacのモジュール

    私が書きました!
    アウトドアライター
    のまどう
    行く先のあてもないバックパッキング、ソロキャンプ、登山が大好物です。とはいえフラフラばかりは出来ず、最近は子供とのキャンプと机に並べたギアを眺めての想像の旅、自宅の改修に夢中です。千葉の最南端在住。田舎暮らし満喫中。

    皆様はちょっとしたお出かけにどんなバックを使っていますか?

    私はウエストバックをずっと愛用しています。携帯や財布などのちょっとしたアイテムを持ち運ぶのにコンパクトで使い勝手が良いからです。

    しかし、今まで使ってきたほぼ全てのウエストバックは、3~4年で素材がボロボロになってしまい、残念な見た目になってしまいました。そこで、耐久性のあるウエストバックを探したところ、ピッタリの商品に巡り合いました!

    タフに扱っても壊れず、シンプルなデザインで飽きがこないので、最近はどこへ行くにも一緒です。

    今回は私が惚れ込んだmacpac(マックパック)社のmodule(以下、モジュールと記載)を紹介いたします。

    macpacとは?

    macpac社はニュージーランドで生まれたアウトドアブランドです。公式サイトに「究極のシンプルなデザインを施した普遍的なギアを追求する」と記載されています。特に同社のバッグは長年使うことのできる製品として、ギアマニアから高く評価されています。

    そんなmacpac社が高品質で耐久性のある製品を作るため、独自に開発した素材が「アズテック」です。

    オンリーワンの素材!アズテック

    頑丈さのヒミツ

    アズテックは摩耗に強いコットンと、腐食に強いポリエステルの糸をおり合わせた生地です。2種類の素材の特性を生かすことにより、耐久性を高め、経年劣化が少ない素材に仕上がっています。

    また、生地を織った後、防水性を高めるワックスに浸すので、繊維の1本1本に防水性があります。

    劣化したバッグの内側

    通常のナイロン生地は防水性を高めるために、表面にポリウレタンのコーティングを施しています。このコーティングは数年間使うと劣化してしまい、ナイロン生地からボロボロと剥げ落ちてしまいます。アズテックにはそもそも表面加工が施されていないので、このような劣化に悩まされることはありません。

    近くで見ると格子状の柄になっています

    モジュールの素材はオーガニックコットンとポリエステルを混合した「アズテックエコ」です。触った感じはゴワゴワとしていて、ナイロンとは違いマットな質感です。ジーンズのような素材で、最初は固くても、徐々にしなやかになります。

    ちなみに私はモジュールを約4年間使用しています。全体的に少しだけ色があせてきました。登山やキャンプにも持ちだして、かなりハードに使っていますが、表面に傷や穴はまったくありません!まだまだ何年も使えそうです。素材の経年変化を楽しんでいる最中です。

    高い防水性

    小雨を再現するために霧吹きを用意しました。

    試しに霧吹きで水をかけてみましょう。表面に5回水を吹きかけました。

    しみ込みが見られる場所もありますが、部分的に良く水を弾いています!

    モジュールの生地に含まれている天然素材のコットンは、濡れると膨張する性質があります。膨張すると素材がより密になるので、縫い穴からの水の侵入を防いでくれます。

    多少の雨では中身が濡れることはありません。大雨の中で使用した時には全体から水がしみ込んだことがあります。ドライパックのように完全防水ではないので、長いあいだ雨にさらす場合は注意が必要です。

    シンプルなデザインでたくさんの小物が収納できる

    容量があるのでナルゲンの500mlボトルも余裕で入ります

    モジュールの容量は7リットルです。ウエストバックにしては大容量です。

    口を広げたところ

    収納場所は1か所のみ。非常にシンプルなつくりです。外側に荷物を小分けするようなポケットもありません。小物なら何も気にせずにガンガン放り込むことができます。

    ちなみに私が今回紹介している商品は旧型になります。現在販売されているものには、内側に小型のメッシュポケットがあり、キーフックがついているので、より便利にお使いいただけるかと思います。

    実際にどれぐらい収納できるのか?

    左上から:ナルゲンボトル、エコバック、厚めの文庫本、タブレット、携帯電話、財布、鍵の束

    上の写真のこまごまとした物を収納してみます。

    あまり考えずに詰め込みました

    あっさりと入りました。まだまだ何か入れられそうです。

    丁寧に収納すれば、更にもう1本ペットボトルが入りそうです。

    さらに500mlのペットボトルを2本入れてみました。チャックを閉めてみます。

    これだけ荷物が入ってもジッパーがすんなりと閉まりました

    ずいぶん膨らみましたが、まだまだ隙間に小物が入る余裕があります!これだけ物が入ればちょっとしたお出かけで困ることはありませんね。

    お気に入りのバックパックと合体できる

    バックパックの脇に合体!

    moduleという英単語には「宇宙船の中で母船から独立して独自の機能を果たす部分」という意味があります。macpacのモジュールもバックパックという母船にドッキングすることができます。

    裏返すと左右にストラップがあります。本体を下から通して他のバックパックの脇にバックルで固定します。

    バックパッキングや登山をする方には嬉しい機能ですね。さっと取り出したいレインウェアや防寒着を入れておくにも便利です。汚れ物やキャンプ地についた後のリラックスシューズを入れるのもイイですね。7リットルも容量があると、いろいろな用途が思いつくのでワクワクします。

    おわりに

    肩掛けでの使用も便利です

    モジュールは、macpac社のバックの中では比較的安値で、手を出しやすいエントリーモデルです。

    是非!このバックの使いやすさと、アズテックの素晴らしさを感じてくださいね!

    macpac module(モジュール)

    素材:ECO AZTEC®Canvas 
    容量:7L
    仕様:シンプルな1気室/メッシュポケット(キーフック付)/38mmのウエストベルト
    原産国:フィリピン
    サイズ:W 44×D 14×H 17(cm)
    重さ:0.2kg
    メーカー希望小売価格:6,600円(税抜)

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