ランクル60で水辺を走り、水辺に泊まる !アウトドア達人のクルマ活用術をご紹介 | キャンピングカー・車中泊 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

キャンピングカー・車中泊

2023.10.07

ランクル60で水辺を走り、水辺に泊まる !アウトドア達人のクルマ活用術をご紹介

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アウトドアズマンの愛車には、工夫がいっぱい!
積載テクニックはもちろん、サッと作業場にしたり、ときにはクルマのなかで寝ることも。
それゆえ、快適に過ごす&遊ぶためのアイデアがたくさん詰まっている。達人の愛車をご覧あれ!

一級建築士 イノウエダイスケさん(37歳)

水中写真を独学で習得。自身のサイト「UNDER WATER」(https://daisukeinoue.pb.gallery/)では、写真と魚をモチーフにしたクラフトを発表。

「撮影技術はまったくの独学。機材を水没させたりしながら学びました。京都と琵琶湖周辺の水辺をフィールドにしていますが、このエリアを見るだけでも、一生かかりそうな手応えを感じています」

なんの魚かわかる?

針金から瞬く間に生み出された魚たち。イノウエさんのサイトではマス類を中心に過去の作品を紹介中。

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イノウエさんの愛車

トヨタ/ランドクルーザー60

製造期間は1980〜1990年。イノウエさんのものは3.4ℓのディーゼルエンジンモデル。後継モデルよりひとまわり小さいため、町や林道も走りやすい。

群泳するウグイ、滝壺にひそむビワマス、水底を闊歩するオオサンショウウオ……。琵琶湖周辺の魚と水景色をSNSで発信して、その素晴らしさを伝えているイノウエダイスケさん。休日になればランドクルーザー60に機材を積み、魚を目指して出かけていく。

「少年時代に図鑑で見てから、四駆は憧れのクルマ。大人になったらラーダ・ニーヴァやジムニーのようなクルマに乗りたいと思っていましたが、27歳のときに近所のお店でこのランクルに出会いました」

当時の自分には少し高価な買い物だったが「仕事をがんばるご褒美の前借り」として買った、とイノウエさんは笑う。

「荷物は載るしよく走る。不整地の水辺を遊ぶのにこんなにぴったりのクルマはありません。乗り心地だけは悪いのですが、今ではもう慣れました(笑)」

撮影機材と潜水機材、採集道具、キャンプ道具などを載せてもラゲッジスペースにはまだ余裕がある。トランスポーターとしての汎用性は抜群だ。

「セカンドシートを倒すとフルフラットになります。ひとり身のころはシートを倒して河原で車中泊を楽しんでいました。今では後席を双子のチャイルドシートが占拠していて、以前のようにはいかないのですが……」

気ままな車中泊はできなくなったものの、増えた家族に合わせてリビングを拡張する技を新たに編み出した。

「ルーフキャリアとレールからアンカーを取り、防水シートをカーサイドタープに仕立てます。どんなシートでも簡単に設営できるのは、レールが付いているクルマだからこそですね」

愛してやまないランクル60だが、目下の悩みは交換部品が手に入りづらいことだという。

「どこかが故障するたびに、程度の良い中古パーツを探して交換しています。出回るパーツが先細るなか、トヨタが古いパーツの復刻に取り組みだしたことに希望を抱いています」

トヨタは現在、「GRヘリテージパーツプロジェクト」と冠して、過去の名車のパーツの再製造に取り組んでいる。ランドクルーザーは初代の40系から供給が始まり、次なる復刻は60系だと目されている。

「修理できなくなったときが別れ目、と思っていましたが、パーツの再生産で延命できそう。少しでも長く乗り続けたい!」

POINT 1

「芝シート」で手軽に掃除

大容量スクエア荷室!

荷室は防汚・防振のため、人工芝のシートを装着。「ゲート末端のパーツでシートを固定。掃除のときには、固定部を起点にしてシートを反転させると、荷室のゴミを一掃できます。完全防水ではありませんが、水も通さず載せたものがよく乾きます」

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細かい汚れはバサっとな

POINT 2

レールで技ありタープ術

ブルーシートのオリーブ色版を大小2枚常備。レールに装着したアンカーとルーフキャリアにシートを固定し、屋根を作り出す。「タープの下で楽しむのが、針金でつくる魚のモビール。ペンチで針金を曲げ、魚の輪郭と模様を表現していきます」

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POINT 3

後付け快適装備

「ステレオやクーラーが貧弱なのでケーブルを引き出して音楽プレイヤーを増設しています。後席のために冷気を送る扇風機を回すことも」

 

POINT 4

遊びを広げる牽引&積載パーツ

 

ルーフのレールはキャリアはもちろん、荷物の固定や物干しに大活躍。「テールのヒッチメンバーは前オーナーが付けたもの。重量物の牽引に使っています」

時間のふるいにかかった道具を愛用

 

今では珍しいロック付きの水筒。「時間を経たものだけがもつ風合いがいい」

愛されてウン十年!

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アウトドア用品の多くは、登山者だった父親から引き継いだもの。「昔の道具も機能面で侮れない。今も現役です」

ストーブはEPIガスの往年の名機PSSAⅡ。英国から日本へと製造拠点が移ってからのもの。

 

イノウエさんのクルマ選びの3か条

1 四角く無骨な「四駆」らしい見た目

2 河原や未舗装路を越えられる走破性

3 高い積載能力と汎用性

※構成/藤原祥弘 撮影/奥田高文、イノウエダイスケ(魚) 協力/笠置キャンプ場

(BE-PAL 2022年4月号より)

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