九州本土最南端に位置する日本百名山の「開聞岳」。別名”薩摩富士”に日帰り登山! | 山・ハイキング・クライミング 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

山・ハイキング・クライミング

2021.04.11

九州本土最南端に位置する日本百名山の「開聞岳」。別名”薩摩富士”に日帰り登山!

私が書きました!
日本山岳協会認定登山ガイド
河野綾子
登山ガイド/山のことライター。福岡県出身、くじゅうネイチャーガイドクラブ所属。2019年秋にくじゅう連山の麓、九重町に移住。九重町地域おこし協力隊としても活動し、くじゅう連山、九重町の情報を「九重町飯田 地域おこし協力隊」(Facebook)で発信中。楽しく学びながらをモットーに、山のガイドや、九州の山雑誌「のぼろ」などに執筆中。

JR日本最南端の、指宿枕崎線・西大山駅より開門岳を望む

開聞岳(かいもんだけ)ってどんな山?

開聞岳は鹿児島県の薩摩半島の最南端に位置し、別名薩摩富士とも呼ばれ、指宿(いぶすき)のシンボル的な山である。日本百名山の一つであり三角錐の形はどこからみても美しく、眺めてよし、登るとさらに好きになるだろう。標高は924mであるが、岩場、梯子もありなかなかの登りごたえがある。頑張って登った山頂からは、絶景のご褒美が待っている。

登山届を出したらいざ出発!

かいもん山麓ふれあい公園。登山届、トイレ、売店、ログハウス、キャンプ場などがある

かいもん山麓ふれあい公園にて登山届を出し、いざ出発。日本百名山の一つとあって、朝早くからたくさんの人で賑っている。ここから見えるどっしりとした開聞岳の山容は美しく、そして富士山のようにそそり立っている。あそこの頂きに本当に立てるのだろうかと少々不安にもなるが、頑張って登ろうと気合が入ることだろう。しばらく舗装路を歩けば、2合目。ここからいよいよ登山開始だ。

海の展望も抜群。標高の割にはきつい登りが続く

標高を上げるにつれ展望がひらける。景色を見ると疲れも吹き飛ぶ

足元は、滑りやすくごろごろした石がある。足元に注意しながら3合目、4合目、そして5合目と案内にそって登っていく。5合目では展望がひらけ、ベンチと展望デッキがある。しばらく景色を眺めながら小休憩しよう。

山頂を目指して慎重に登っていこう!

山頂へ着けば、池田湖をはじめ絶景が待っていた!

山頂に向かうにつれ、岩場、ロープ場、梯子を登る箇所があり、緊張感が続く。時々展望が開け、景色を眺めながら小休憩をしよう。山頂直下の御嶽神社にお参りしたら、山頂はすぐそこ。山頂は北側の展望が開け、眼下には池田湖をはじめブルーの海が見える。美しい景色を楽しみながらのんびりと休憩したら、往路を降りろう。

下山は特に注意。滑りやすい小石がゴロゴロして足を取られる

かいもん山麓ふれあい公園まで降りてくると、再び美しい山容に目を奪われる

往路を戻るが、下りは特に滑りやすくスリップに注意だ。ストックなどを上手に使い慎重に降ろう。下山後、麓からさっき立った山容がまた見え、あそこに立ったんだと嬉しさもひとしおだろう。今回もお疲れ様でした。

プラスで楽しむ­­

かいもん山麓ふれあい公園

開聞岳の山麓にある登山情報発信基地であり、キャンプ場、ログハウスや売店などがある公園。登山前後にここを利用するのもおすすめだ。登山バッジも購入できる。

住所:〒891-0603 鹿児島県指宿市開聞十町2626
電話:0993-32-5566
※駐車場は120台 (無料)

西大山駅 開聞岳を望むJR最南端の駅

JR日本最南端の駅である、指宿枕崎線 西大山駅。駅からは美しい開聞岳が目の前に迫る。駅前にある「幸せを届ける黄色いポスト」や、「幸せの鐘」などがある。西大山駅記念入場券を指宿駅にてゲットしよう。(無人駅)

住所:鹿児島県指宿市山川大山

 アクセス情報

公共交通機関

JR開聞駅から徒歩20

マイカー

指宿スカイライン頴娃IC、県道1728243号を通りかいもん山麓ふれあい公園を目指す。

登山ウェアや持ち物について

暖かな春となりシャツなどの格好で良い時期となるが、休憩中は少し肌寒い事もあるので防寒対策も兼ねて、レインウェア上下は忘れずに。山中にトイレ、水場はない。道中、ザレた箇所があり、山頂付近は、岩場、梯子を登る箇所があるため慎重に歩こう。

開聞岳データ

山頂所在地:鹿児島県
山域:鹿児島県指宿市
標高:924M

今回のコース

コースの距離:約7.6キロ
コース:かいもん山麓ふれあい公園(15分)→2合目(60分)→5合目(90分)→開聞岳山頂(130分)→かいもん山麓ふれあい公園(合計4時間55分 休憩なしの場合)

 <問い合わせ>
かいもん山麓ふれあい公園 0993-32-5566

※地域の新型コロナウイルス状況を必ずご確認ください。

NEW ARTICLES

『 山・ハイキング・クライミング 』新着編集部記事

あらためて「富士さん」|片山恭一の江戸登山「富士講」体験記 第1回

2026.07.16

京都の祇園祭では「キュウリ断ち」。ウリをめぐる瓜生山と桂のハイキング

2026.07.14

暑さに負けない!関東エリアで「夏ハイキング」を楽しめる気持ちいい山8選

2026.07.08

百人一首から京都の自然を訪ねるハイキング。「ならの小川」と詠む歌に縁深い上賀茂神社で涼む

2026.07.05

「アイスエイジ・トレイル」スタートから6日、まだまだ本調子にはなれず…

2026.06.28

日本最古の羽衣伝説の地に、旬の岩牡蠣を求めて。京都府西端の「久美浜」をハイク&ドライブ

2026.06.27

アイスエイジ・トレイル、地元の人が整備する気持ちの良い道を歩く

2026.06.27

アイスエイジ・トレイル3日目。どんな道でも、どんな体調でも、ロングトレイルを歩きます

2026.06.26