新型船登場! しまなみ海道がさらなる自転車天国に | 日本の旅 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

日本の旅

2019.04.25

新型船登場! しまなみ海道がさらなる自転車天国に

 多くのサイクリストが訪れるしまなみ海道。自走で駆け抜けるのも楽しいものですが、このエリアに欠かせない楽しみのひとつが「船」です。島から島へ渡るフェリーに自転車を積んで移動する「船輪行」は、瀬戸内の旅情を盛り上げる大きなポイントといえるでしょう。

しまなみ海道のサイクリングルートに新たに就航した「Cycleship Lazuli(サイクルシップ・ラズリ)」は、自転車旅をもっと楽しくする特別な船です。ペルシャ語で「青」を意味するその名前は、しまなみ海道の海や島と、サイクリングロードのブルーラインを船によってつなぐことをイメージしたもの。ボディも鮮やかなブルーに装い、尾道と生口島の瀬戸田を約40分で結びます。

充実の船内設備をチェック

 船内1階には駐輪スペースがあり、シティサイクルや電動アシスト自転車などを止めておくことができます。普通のラックでは愛用のスポーツバイクが心配……という方も安心して2階へどうぞ。階上のデッキには保護シート付きのサイクルスタンドが用意されているので、カーボンバイクなどの高級モデルも安全に駐輪できます。

2階デッキのサイクルスタンド。保護シートが自転車同士の接触を防ぐ。

ナビ代わりのスマートフォンやアクションカメラ、ライトなど、自転車旅では充電しておきたいアイテムが多いもの。ラズリの船内では、すべての窓側客席にコンセントが設置されているのもうれしい点です。無料wi-fiも提供されているので、船内で次の目的地を調べておけば下船後の旅程もスムーズです。さらには自転車整備のための工具の貸し出しも行っているという盤石ぶり。移動の間に、サッと愛車の調整をしておくこともできるのです。

客室の入口と内部座席。客席の窓ガラスはUVカット仕様。

定期航路では一般の船と共同での運行となるため、「絶対にラズリに乗りたい!」という方は、事前にダイヤを確認しておくことをおすすめします。「時間が合わないけれど……それでも絶対にラズリに乗りたい!!」という方は、希望日の7日前までに申し込めば、気の合う仲間と船を丸ごとチャーターして楽しむこともできます。

貸切利用では、通常運行と異なる航路での航行もOK。しまなみ海道以外にも、瀬戸内海の幅広いエリアが航行可能範囲に設定されています。チャーター時や団体での利用時には、船長やクルーズ会社のスタッフによる観光ガイドも行われ、地元ならではの情報を教えてくれます。すでに秋の予約も増え始めているとのことですが、要望に合わせて相談に乗ってもらえるとのこと。

サイクリストにうれしい、サイクリストでなくても楽しい新型船。今年のしまなみ海道旅では、この最新トランスポートを使わない手はありませんね。

旅客運賃(尾道〜瀬戸田間):大人1200円、小人600円、自転車400円

 画像提供・問い合わせ:瀬戸内クルージング
T︎EL 0848-36-6113
http://www.s-cruise.jp/

構成/鈴木絢子

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