ゴムノキの林を抜けて。ラオスの村の小学校訪問記

2018.06.20

ラオスの旅7

ラオスと中国の国境付近に点在する村々をつなぐ農道を歩いていると、ほっそりとした木々がほぼ等間隔で生えている林をたびたび通り過ぎます。これはアカ族が植林したゴムノキで、ここで採れるゴムも、バナナやサトウキビと同じく、大半は中国への輸出用だそうです。

ゴムノキは、植えてから最初の6年間は何もせずに育て、その後はこのように樹皮に斜めに傷をつけて、しみ出てくる樹液を採取するのだそうです。

ファバード・ノイと呼ばれる村に着きました。ここの村も、ほとんどの家は木造で高床式の構造です。風通しのいいベランダは、家の人たちにとって憩いの場所のようです。

ベランダの手すりの向こうからこちらをのぞき見ている子供たち。ちょっとおっかなびっくりしなから、手を振ってくれました。

次に訪れたプンシューと呼ばれる村では、ちょっとだけ小学校にお邪魔させてもらいました。ちょうど給食時間だったようで、器を持った子供たちが、菜っ葉の煮たのを先生からよそってもらっていました。

最初は僕のカメラをかなり警戒していた小学校の子供たちも、ちょっと慣れてくると、この通り(笑)

プンシューはさほど大きな村ではないのですが、その規模に比べると子供たちの数が多いなあ、と感じました。ほかの村も同様です。聞くと、アカ族の人々の多くはかなり若いうちから結婚するそうで、子だくさんの家庭が多いのだそうです。

豆を選り分けているアカ族の女性。独特の形の頭飾りをつけています。昔は誰もが民族衣装をまとっていたそうですが、最近は普段からそういう服装をしている人はめっきり減ってしまったとか。

——

◎文/写真=山本高樹 Takaki Yamamoto
著述家・編集者・写真家。インド北部のラダック地方の取材がライフワーク。著書『ラダックの風息 空の果てで暮らした日々[新装版]』(雷鳥社)『ラダック ザンスカール スピティ 北インドのリトル・チベット[増補改訂版]』ほか多数。
http://ymtk.jp/ladakh/

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