どんな動物に出あえるかは運次第!? 南アフリカで最古の保護区をめぐる日帰りサファリ体験 | 海外の旅 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

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2026.02.22

どんな動物に出あえるかは運次第!? 南アフリカで最古の保護区をめぐる日帰りサファリ体験

どんな動物に出あえるかは運次第!? 南アフリカで最古の保護区をめぐる日帰りサファリ体験
南アフリカといえば、やはり大自然や動物を想像する方が多いのではないでしょうか?

今回は、南アフリカでも最古の保護区と言われる「Hluhluwe iMfolozi Park(シュシルイ・インフォロジ保護区)」(ズールー語なので、カタカナ表記はさまざまあり)に日帰りで行ってきた体験をまとめました。
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「ビッグ5」が見られる最古の保護区 

南アフリカ東部のクワズール・ナタール州に位置し、キングシャカ国際空港から車で北へ約3時間の場所にあるシュシルイ。ところで、皆さん「ビッグ5」はご存じですか?

ビッグ5とは、「アフリカでの狩猟で最も危険で狙いにくい5種類の動物」のことだそうで、ライオン、サイ、アフリカスイギュウ(バッファロー)、ゾウ、ヒョウのことを指します。アフリカだからといって、どこでもこのビッグ5が見られるというわけではないのです。

シュシルイ・インフォロジ保護区の入り口の看板。

朝6時から14時までの8時間ツアー

サファリは自家用車でまわることも可能ですが、今回ははじめてということもあり、事前に予約したツアーに参加しました。朝6時に集合場所から車に乗って出発。朝食と昼食以外の時間はガイドさんとともに車で園内を走り回り、ひたすら動物を探します。8時間みっちり楽しむというスケジュールです。

今回は12月下旬という夏休みシーズン中にも関わらず、幸運なことに同乗したメンバーは他に1組のみでほぼ貸し切り状態。ガイドさんも20年近くのベテランさんで、運転しながら色々と説明をしてくれます。

集合場所に到着後、この車に乗り換えます。

どんな動物に遭遇するかわからないのがサファリの醍醐味

動物たちは自然と動き回るため、車に揺られながら常に目を凝らして動物を探さなければなりません。ツアーメンバーとのチームワークです。

ビッグ5が見られる保護区とはいえ、どこでどんな動物に遭遇できるかがわからない、また必ずその日にすべての動物が見られるとは限らないのがサファリの醍醐味。

特に、ライオンなどのネコ科の動物を見つけるのは難しいと言われています。私が訪れた4日前に目撃情報があったものの、それ以降見つかっていないとのことで、より一層気合いが入りました。

思っていたよりもかわいいイボイノシシ。
ガタガタな道に揺られること30分。キリンに遭遇!

7時頃にいったん朝食タイム。休憩場所でガイドさんが用意してくれた朝食を、ベンチに座って今回のツアーメンバーと頂きます。キャンプのような感じでワクワクしました。

マフィンとフルーツが特に美味しかった朝食。

なかなか見つからない大型動物たち

朝食後はまた車に乗って動物を探しに行くのですが、これが思ったよりも見つからないのです。出発後すぐキリンを見られたので、他の大型動物たちもすぐ見つかると思いきや、全然いないのです。そして慣れというのは怖いもので、最初の1時間でみかけたイボイノシシたちにはもはや感動しなくなっている自分がいました 笑。 

恐らくこれはインパラ。この子たちはたくさん見かけます。

やっと運が回ってくる

車に揺られ、景色を楽しみながら目を凝らし続けること約1時間。そろそろ疲れてきたかも…(早い)っと思いながらちょっと景色を見るのをやめようと思った瞬間。

茂みに何か動くものが…。

何か見つけた際はガイドさんにストップ!と言って車を止めてもらわなければならないのですが、自分の見間違いで車を止めるのもなんだか申し訳ないと思ってしまい、余計に気合いが入ります。 

あれはライオン?長い尻尾がみえたので、とりあえず「ストップ!ライオンかも!」と伝えて車を止めてもらいました。

なんと、私が発見したのはチーターでした!

尻尾が動いていなければ見つけられませんでした。

大声ではしゃぐと動物たちを怖がらせてしまうため、静かに観察。すると1頭だけでなく、まさかの3頭も同じ場所にいました!ガイドさんにも後で写真を送ってくれと言われたほど、レアだそうです 笑 こんなにも近くて、身体の模様もはっきりと見えた野生のチーターには感動しました。

真ん中の子がカメラ目線!

チーターを見られただけでもラッキー!と思っていたのですが、その後すぐに、私たちがいた場所から約50メートルほど後ろにゾウがいるとの情報をガイドさんが入手。すぐさま私たちも向かい、念願のゾウも近くで見ることができました。

水分補給中?のゾウ。

近くのエンジン音にもあまり気をとめていなさそうで、大きさとかわいさに感動しましたが、油断はできません。ひたすら静かに見守ります。

その後も車を走らせるところ1時間。多くはないですが、念願のアフリカスイギュウやサイも見ることができました。

こっちをじっと見つめるアフリカスイギュウ(バッファロー)。
2頭揃って行動していたサイ。
草を食べるシマウマたち。小柄でかわいいです。

もちろん写真では紹介しきれないほどの動物を発見できましたが、ビッグ5制覇にはならず…。

いよいよ旅の終わり

今回の日帰りツアーは昼食で締めくくられます。12時頃に休憩エリアに到着後、ガイドさんが南アフリカ式BBQ「Braai(ブラーイ)」ランチを用意してくれます。運転も、ガイドも、食事も用意してくれて至れり尽くせりです。

炭火で焼く本格的なブラーイ。
南アフリカ式ソーセージ「boerewors(ブルボス)」、ステーキとサラダ。

炭火で焼いたステーキはやわらかくて絶品でした!

この日の気温は32度。クワズール・ナタール州は湿度も高く、体感はより暑く感じましたが、この晴天下でブラーイランチもできて大満足でした。昼食後は最初の待ち合わせ場所へ戻り、ツアーは終了です。

今回、ビッグ5のライオンとヒョウは残念ながら見つけることができませんでしたが、日帰りでも十分楽しめました。1回きりではなく、次こそは、ビッグ5を制覇したい!と思わず通いたくなる中毒性があるのがサファリの面白さという発見もありました。南アフリカでハマること間違いないアウトドア・アクティビティです!

この絶景をみただけでも来てよかったと思えます!

今回お世話になったツアー会社はこちら:
https://www.heritagetoursandsafaris.com/

伊藤りりかさん

南アフリカ在住ライター

日米で育ち、日本で約10年間の社会人生活を送ったのち、国際結婚を機に再び海外へ。オランダを経て、2025年より南アフリカ・バリートを拠点に活動中。世界100ヵ国以上の現地在住日本人ライターの組織「海外書き人クラブ」会員

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