純白の雷鳥、そしてデナリ。冬のアラスカに別れを告げて | 海外の旅 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

海外の旅

2018.04.04

純白の雷鳥、そしてデナリ。冬のアラスカに別れを告げて

Text

アラスカ 冬の旅5

カリブー・ロッジ滞在、3日目の朝。東の山の端から、まだ昇る前の太陽が、鮮やかな茜色の光を雲に反射させていました。

この日もスノーシューを履いて、ジョーとハウィーと一緒に、ロッジの南にあるベアー・ポイントという小高い山の上まで歩いて行くことにしました。ふと足元を見ると、秋に実ったベリーの実が、ほんのわずか、雪に埋もれて残っていました。食べてみると、さすがに冷たく凍っていましたが、ほんのりと甘い味がしました。

「ハウィー、待て。ほら、あそこにライチョウがいるよ」とジョー。見ると、黒い岩の上に、何羽かのライチョウがうずくまっていました。ハウィーはよく躾けられていて、ジョーが命じると、ほかの動物がいても吠えも動きもせず、じっと後ろで待ち続けてくれます。

ライチョウたちは夏と違って、純白の冬羽をまとっていました。遠目には完全に雪と同化して見えてしまうので、僕の目だけでは見つけることもままならなかったでしょう。凛とした、美しい姿でした。

NEW ARTICLES

『 海外の旅 』新着編集部記事

湖を望む断崖の伝説的スポット!滝がとどろくスイスの「ベアトゥス洞窟」で“涼”を感じる秘境探索

2026.09.14

ロサンゼルス国際空港からわずか10分の場所にある穴場ビーチ。そのすぐ近くに今も砂丘が残されているワケ

2026.09.13

カイトサーフィン、食事、家族…エーゲ海を望むトルコのサーフハウスでの充実した日常

2026.09.11

【地球を走る】ランナー飯野航さんが続ける前人未到の挑戦「トランス アトラス ランニング」とは!?

2026.09.10

200㎞以上続く砂利道をさすらう!アラスカの「デナリ・ハイウェイ」をドライブ

2026.08.22

遙かなるデナリを眺めて―――アラスカにある北米最高峰を前に、植村直己さんを偲ぶ

2026.08.20

極北の森を走り抜け!ユーコン川トレイルマラソンに参戦

2026.08.20

まるで折り紙!グアムの先住民が受け継いできた伝統技術「葉編み」を体験しました

2026.08.19